日進市立学校給食センター運営委員会 議事録 平成22年第1回 議事録

ID番号 N4273

更新日:2019年03月01日

概要

日時

 平成22年6月22日(火曜日)午後1時30分から午後2時30分

場所

日進市立学校給食センター2階会議室

議題

  1. 役員の選出
  2. 平成21年度事業実績について
  3. 平成22年度事業計画について
  4. その他  

出席者

 委員8名(順不同)

(会長)出原教示 (副会長)田貫浩之 (委員)箕浦昭博、田中道夫、開発聡子、加茂宣子、永久純子、笹本基秀

事務局

近藤所長、藤井係長、松田栄養士

欠席者

なし

傍聴者の可否

傍聴者の有無

議事録

議事概要

(事務局)「平成22年度第1回 日進市立学校給食センター運営委員会」を開催します。

議題1の役員選出までの進行役をさせていただきますので、よろしくお願いします。 (委員の委嘱状授与 日進市教育長から8名に委嘱状を受与)

(教育長 あいさつ)

(事務局)役員の選出について当運営委員会規則の第6条において、役員として会長、副会長を各1名置き、委員の互選により選出することとなっています。

はじめに会長ですが、立候補される方はみえますか。

(なし)

それでは、どなたかをご推薦いただける方はみえますか。

(委員)一昨年委員としての経験のある出原様が適任と思います。

(事務局)ただいま、委員より出原様をご推薦いただきました。他にありますか。

(なし)

(事務局)それでは、会長に出原様を選任することを拍手によりご承認いただけますか。

(拍手)

ありがとうございました。続いて、副会長でございますが、立候補される方はみえますか。

(なし)

それでは、どなたかをご推薦いただける方はみえますか。

(委員)田貫先生が適任と思います。

(事務局)ただいま、委員より田貫様をご推薦いただきました。他にありますか。

(なし)

それでは、副会長に田貫様を選任することを拍手によりご承認いただけますか。

(拍手)

(事務局)ありがとうございました。それでは、会長と副会長に選任されました出原様と田貫様に、一言ごあいさつをいただきたいと思います。

(会長 あいさつ)

(副会長 あいさつ)

(事務局)ありがとうございました。それでは、以後の取り回しにつきまして、出原会長にお願いをします。

(会長)改めて、みなさまよろしくお願いします。以後、会の進行役を執らしていただきます。

それでは、「平成21年度事業実績について」を議題とします。事務局に説明をしてもらいますが、よく分からない点はご質問くださいますようお願いします。それでは、事務局から説明をお願いします。 (事務局)平成21年度事業実績の内、給食センターの歳入・歳出決算額(案)が2頁以降に詳細に記載してありますので、金額については、概算で説明いたします。

事業の概要(1)人件費市事務局3名内再任用1名の予算です。(2)「学校給食調理事業」としましては、給食費を1食につき小学校220 円、中学校250 円として、平成21年度平均の1 日あたり約7,815 食を調理しました。年間の総食数は2頁の右の表のとおり147万1,682食でした。

毎月の「献立表」を児童生徒に配布したり、家庭での好ましい食事のあり方などを掲載した「給食だより」を年2回発行しました。

地産地消の取組みとしては、国の経済危機施策の1つとして農林水産省が「地産地消・産直緊急推進事業」としてメニュー化した平成21年度から22年度の2ヵ年限定事業の「学校給食地場農畜産物利用拡大事業」を活用して県内産の農畜産物や水産物を積極的に使用しました。特に本市産の農産物の使用向上に努めました。

県内産の農畜産物(野菜、豚肉、卵、大豆製品、牛乳)は、年間11,335キログラム使用しました。平成20年度との重量比は、12倍使用することができました。具体的には、JAあいち尾東管内産の「あいちのかおり」を使用し、さらに10月から3月までは市内産米のコシヒカリ、祭り晴、あいちのかおり、黒米)を53回、合計32,899キログラム内米粉パンとして使用しました。初めて米粉を給食に使用しました。

行事食としましては、4月「赤飯」ですが古代米赤飯を取り入れました。5月「かしわもち」、10月「月見だんご」、12月は、乳、卵抜きの「クリスマスデザート」を使用しました。毎年、学校給食コンクールを実施しており、今年度は、4名の作品を採用しました。

学校給食センター運営委員会は、年2回会議を実施しました。学校給食連絡会は、年11回実施しました。

食べ残しの量につきましては、ひとり1日あたりの平均量は小学生では18.4g、中学生では11.7gで、前年度より減っています。

給食センターの見学会につきましては、下段の表のとおり合計687人の児童生徒、保護者等のみなさまに見学していただきました。

学校栄養職員による給食指導・栄養指導は、小学校3年生、5年生、中学校1年生の全学級を対象に「朝ごはんをたべよう」をテーマに栄養指導を行ないました。

その他関係情報として、「給食への異物混入の実態」と「児童・保護者からの意見」を記載しました。アレルギー対応として、卵、乳抜きの給食献立が多くなり、助かっています。と意見がありました。

(事務局)続きまして、6頁の2「給食センターの運営に関する歳入、支出の決算」を説明します。

はじめに、「歳入」についてです。決算総額(案)となる収入調定額の合計は、3億4,200万円で、前年度比は、143万円の減となりました。主な歳入内容は、「(2)の学校給食費徴収金」約3億3,600万円で前年比700万円の減少であります。減少の理由は、インフルエンザの流行によるものです。「(4)学校給食地場農畜産物利用拡大事業助成金」は、892万円が予算で569万円の助成金でした。この事業は、国の経済危機施策の1つとして農林水産省が「地産地消・産直緊急推進事業」としてメニュー化した平成21年度から22年度の2ヵ年限定事業です。

次に、7頁の歳出についてです。決算総額となる支出額の合計は、5億9,695万円で、前年度比は1億2,540万円の減少となりました。内訳は表のとおりです。減少の主な理由は、人件費と「給食センター施設・設備の維持管理事務費」です。前年度は昇降コンテナイン消毒保管機を増設しました。また、人件費も減少し、前年より経費がかからなかったものです。

続いて、8頁の「歳入と歳出の関係」について説明します。歳出「学校給食調理事業5億4,736万円」には、学校給食費徴収金として右の欄の3億3,633万円が充てられています。この「学校給食調理事業」から「学校給食費徴収金」を差し引いた額と、「人件費」、「給食センター施設・設備維持管理事務」に要した金額の合計は、2億6,062万円となりますが、これらは市税で賄われています。参考までに、学校給食徴収金を100とした場合に、賄材料費として支出した金額が占める割合は、105.24となりました。つまり、材料費にかかった経費の3.77%分は、市税で賄っていることになります。

(会長)内容について、ご質問はありますか。

(なし)

(会長)特にないようですので、議題2は以上とします。

(会長)「平成22年度事業計画について」を議題3資料とします。すでに、本年度の事業は始まっていますが、みなさまから事業を進めるうえで、こんなことを望みたいということがありましたら、ご意見をいただきますようお願いします。それでは、事務局から説明をお願いします。

(事務局)平成22年度事業計画について説明させていただきますが、歳入・歳出予算金額は、平成22年3月議会で承認されたもので説明させていただきます。

平成22年5月現在の給食の受配校と食数は表のとおりで、食数は、8,498食となっています。給食の内容、献立の内容につきましては、栄養改善から食育推進をめざすことにシフトした「学校給食法」の大幅改正を受けて、新たな方針を立てて、資料に記載していることに取り組んでいます。この中で、昨年から行なっている点について説明いたします。

2点目の、「和食に親しもう」をテーマとして、「一汁二菜」を基本とする「和食または和風献立」のバリエーションの展開に努めています。今年度は、洋風、中華風といった献立は2割以内としています。5点目の、「地場産物」、「旬の食材」、また、「郷土料理」をこれまで以上に積極的に献立に取り込んでいきます。2頁1点目の、ご飯は週に4回以上としていますが、思いの基本は毎日ご飯というものであります。ただ、麺も日本の主食として捉えられますので、麺を献立とすることもあるというものです。パンは月に1回程度としております。

3点目の、デザートについてですが、給食のメインは食事ですから、月に2回程度を基本とさせていただき、できる限り果物を中心として、おかずとの組み合わせとしてふさわしいものや、食の話題につながるようなものを考えていきます。3頁中段程にあります、物資、食材料を納入する業者は、本年2月の運営委員会で承認を頂いていますが、再度ご確認ください。参考資料のとおり現在37業者を指定しています。

4頁の8、市内小中学生による学校給食献立コンクールにつきましては、平成22年5月26日から6月18日までを期間として、テーマを「県内農畜産物の使用及びご飯によく合う和食」として募集しました。現在、栄養士による審査を行なっており、優秀作品は、8月に実施される愛知県と財団法人 愛知県学校給食会が主催する「平成22年度学校給食調理コンクール」への応募作品の原案として予定してます。また、給食献立として適当と考えられる作品は、栄養所要量等を整えたうえで実施いたします。

5頁のその他では、愛知県、尾張地区、愛豊地区の給食連絡協議会に加盟しているため、各種課題についての協議・研究や諸課題の解決及び情報交換の場としています。説明の中で一部抜いた3頁のアレルギー対応状況、4頁の栄養教諭、栄養職員による指導につきまして栄養士から説明します。

(事務局)4頁、アレルギー対応状況について説明します。アレルギーの関係でありますが、アレルゲンの一番多い「乳・卵抜き」の献立を作りアレルギーのお子様もみんなと同じものが食べられる日があってもよいように、食物アレルゲンがある児童を含み、より多くの児童生徒が食べられるおかずをと思いアレルゲンを取り除き易いようにと別容器に卵を付けたりと工夫しています。

「乳・卵抜き」の献立は、最初は1回ぐらいしかできなかったが、現在は、7から8割がアレルゲンとして多い「卵、牛乳」を抜くことができました。また、給食配膳表も配布して、盛り付け方が詳しく説明してあります。アレルギーのものが取り除くように参考にしてください。そのご案内は献立表に記載しています。ちなみに、6月は22食の内19食が乳・卵抜きです。

最後にアレルギーのお子様をお持ちの保護者の方はご負担、不安があるということで、現在4名の保護者の方に毎月献立に関する相談をしています。

続きまして、栄養教諭・学校栄養職員による給食指導・栄養指導につきましては、2年間、「朝ご飯を食べよう」というテーマで小学校3年生、5年生、中学校1年生の全学級で取り組んでいます。

愛知県食育推進計画では、朝ごはんをたべない子0%、中学校3%という目標があり、日進市食育推進計画では、小学生、中学校0%という目標があります。少しでも多くの児童・生徒が朝ごはんを食べてもらえるように授業を進めていきます。 (事務局)続きまして、6頁の平成22年度学校給食センター予算について説明します。予算額歳入3憶5,847万8,000円、歳出は、6憶1,496万4,000円です。

歳入の主なものは、学校給食費徴収金3憶4955万1,000円、小学校6,000人*220円、中学校2,600人*250円で積算しています。地場農畜産物利用拡大事業助成金で8,925,000円です。

7頁の歳出の学校給食調理事業費5億6,462万5,000円の主なものは、賄材料費が3億6,887万4,000円、委託料の主なものは、給食調理委託料1億733万4,000円は、日進アシスト株式会社配送業務委託料40,753,000円は、日本通運株式会社で契約しています。新規で食数管理、ソフト委託を計画しています。

その下の給食センター施設・設備維持管理事務の主なものとしては、調理機器等の修繕費用として4,669,000円、汚水・浄水槽、厨房機器・建物管理等の委託料として18,418,000円、センター敷地の賃借料等として3,052,000円、歳出合計は、6億1,496万4,000円です。

以上で平成22年度事業計画についての説明といたします。

(会長)内容について、ご質問、ご意見はありますか。

(委員)和食風の給食ですが、これからも続けていかれますか。

(事務局)はい、これからも続けていきます。第5次日進市総合計画に載せております。

(委員)先日の給食に「こあゆのあめだき」がでた時、低学年があまり食べないためお聞きしました。

(事務局)今年度からは、月1回は郷土料理を出すようにしているので、ちょうどその時だったと思います。

(委員)魚はどのように給食に出していますか。

(事務所)骨がありますと言うことを周知して出します。

(委員)学校では、骨があると放送をかけます。

(委員)家では、骨を取ってあげています。

(委員)アレルギーの児童の状況はどうですか。

(事務局)お弁当を持参していた子が少しずつ給食を食べようとしています。現在、毎月1回給食の相談に来ている人達も、最初は、弁当でした。給食センターのホームページを見ていただくと、献立の材料と市のアレルギー表がわかるようになっています。一度ご覧ください。

(会長)最後に、その他です。みなさまから何かありますか。

(なし)

(会長)事務局から何かありますか。

(事務局)ありません。

(会長)ないようですので、以上をもちまして、本日の学校給食センター運営委員会を終了します。 

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