日進市立学校給食センター運営委員会 議事録 平成21年第1回 議事録

ID番号 N4271

更新日:2019年03月01日

概要

日時

平成21年6月23日(火曜日)午後1時30分から午後2時45分

場所

 日進市立学校給食センター2階会議室

議題

  1. 役員の選出について
  2. 平成20年度事業実績について
  3. 平成21年度事業計画について  

出席者

委員7名(順不同)

(会長)近藤勝弘 (副会長)笹本基秀 田中道夫 杉山智司 星野恵美子 鴇田ユミ子 田貫浩之

事務局 宮地所長、藤井係長、松田栄養士

欠席者

委員1名

傍聴者の可否

傍聴者の有無

議事録

議事録

(事務局)「平成21年度第1回 日進市立学校給食センター運営委員会」を開催します。議題1の役員選出までの進行役をさせていただきますので、よろしくお願いします。

議題1

(事務局)役員の選出について

当運営委員会規則の第6条において、役員として会長、副会長を各1名置き、委員の互選により選出することとなっています。はじめに会長ですが、立候補される方はみえますか。

(なし)

それでは、どなたかをご推薦いただける方はみえますか。

(委員)昨年も委員として、ご一緒いただいた近藤様が適任と思います。

(事務局)ただいま、委員より近藤様をご推薦いただきました。他にありますか。

(なし)

(事務局)それでは、会長に近藤様を選任することを拍手によりご承認いただけますか。

(拍手)

ありがとうございました。続いて、副会長でございますが、立候補される方はみえますか。

(なし)

それでは、どなたかをご推薦いただける方はみえますか。

(委員)笹本先生が適任と思います。

(事務局)ただいま、委員より笹本様をご推薦いただきました。他にありますか?

(なし)

それでは、副会長に笹本様を選任することを拍手によりご承認いただけますか。

(拍手)

(事務局)ありがとうございました。それでは、会長と副会長に選任されました近藤様と笹本様に、一言ごあいさつをいただきたいと思います。

(会長 あいさつ)

(副会長 あいさつ)

ありがとうございました。それでは、以後の取り回しにつきまして、近藤会長にお願いをします。

 

議題2 平成20年度事業実績について

(会長)改めて、みなさまよろしくお願いします。以後、会の進行役を執らしていただきます。本会は、学校給食の充実向上を図るために、必要な事項を審議し、市長、教育委員会、所長に報告、助言することが役目となっています。忌憚のないご意見をいただきますようお願いします。

それでは、「平成20年度事業実績について」を議題とします。事業実績でありますので、内容の是非ということではなく、給食センターの実際をご理解いただくということに主眼をおきたいと思います。事務局に説明をしてもらいますが、よく分からない点はご質問くださいますようお願いします。それでは、事務局から説明をお願いします。

(事務局)まず、「給食センターの運営に関する歳入、つまり収入と歳出、つまり支出の決算」を説明します。

はじめに、「歳入」についてです。決算総額となるの収入調定額の合計は、3億4,351万6,296円で、前年度比は978万5,554円増となりました。主な歳入内容は、「(2)の学校給食費徴収金」であります。増加の理由は、児童生徒の増加によるものです。

次に、2頁の歳出についてです。決算総額となる支出額の合計は、7億2,236万5,084円で、前年度比は1億3,812万5,435円増となりました。内訳は表のとおりです。増加の主な理由は、「給食センター施設・設備の維持管理事務費」の増加で、赤池小学校の開校や小学校2年生までの35人学級の実施に伴い、配送コンテナ用消毒保管庫の収納能力を63台から72台となるように設備を改修したことと、「備品購入」により、前年より経費がかかったことによるものです。

続いて、「歳入と歳出の関係」について説明します。歳出「学校給食調理事業5億5,128万9,524円」には、学校給食費徴収金として右の欄の3億4,346万9,100円が充てられています。

この「学校給食調理事業」から「学校給食費徴収金」を差し引いた額と、「人件費」、「給食センター施設・設備維持管理事務」に要した金額の合計は、3億7,889万5,984円となりますが、これらは市税で賄われています。

参考までに、学校給食徴収金を100とした場合に、賄材料費として支出した金額が占める割合は、103.77となりました。つまり、材料費にかかった経費の3.77%分は、市税で賄っていることになります。

次に、「事業の概要」です。

「学校給食調理事業」としましては、給食費を1食につき小学校220 円、中学校250 円として、平成21年3月時点で1 日あたり約8,400 食を調理しました。年間の総食数は5頁の右の表のとおり150万4,065食でした。

献立においては、地産地消を取組み、行事食等の取り入れました。

食べ残しの量につきましては、ひとり1日あたりの平均量は小学生では19.0g、中学生では11.7gで、前年度より減っています。

給食センターの見学会につきましては、下段の表のとおり合計463人の児童生徒、保護者等のみなさまに見学していただきました。

学校栄養職員による給食指導・栄養指導は、小学校3年生、5年生、中学校1年生の全学級を対象に行ないました。

最後に関係情報として、「給食への異物混入の実態」と「児童・保護者からの苦情、要望」を記載しました。

(会長)内容について、ご質問はありますか。

(なし)

(会長)特にないようですので、議題2は以上とします。

 

議題3 平成21年度事業計画について

(会長)「平成21年度事業計画について」を議題とします。すでに、本年度の事業は始まっていますが、みなさまから事業を進めるうえで、こんなことを望みたいということがありましたら、ご意見をいただきますようお願いします。それでは、事務局から説明をお願いします。

(事務局)平成21年5月現在の給食の受配校と食数は表のとおりで、昨年と比較して食数は約100食が増えて8,514食となっています。

給食の内容、献立の内容につきましては、栄養改善から食育推進をめざすことにシフトした「学校給食法」の大幅改正を受けて、新たな方針を立てて、資料に記載していることに取り組んでいます。

この中で、これまでと変わった点について説明いたします。

1点目は、「和食に親しもう」をテーマとして、「一汁二菜」を基本とする「和食または和風献立」のバリエーションの展開に努めています。今年度は、洋風、中華風といった献立は2割以内としています。

2点目は、予算が許す限り、「地場産物」、「旬の食材」、また、「郷土料理」をこれまで以上に献立に取り込んでいくつもりです。

3点目は、ご飯は週に4回以上としていますが、思いの基本は毎日ご飯というものであります。ただ、麺も日本の主食として捉えられますので、麺を献立とすることもあるというものです。パンは月に1回程度としております。

4点目は、デザートについてですが、給食のメインは食事ですから、月に2回程度を基本とさせていただき、できる限り果物を中心として、おかずとの組み合わせとしてふさわしいものや、食の話題につながるようなものを考えていきます。

5点目は、最後に、アレルギーの関係でありますが、アレルギーのお子様もみんなと同じものが食べられる日があってもよいように、食物アレルゲンがある児童を含み、より多くの児童生徒が食べられるおかずや行事的なデザート、これはアレルゲンとして多い「卵、牛乳」を抜くものでありますが、これを月に1回以上設けています。そのご案内は献立表に記載しています。ちなみに、6月は3日分を、7月も3日分を予定しています。

アレルギー対応が必要な児童生徒の人数等につきましては、資料のとおりです。

給食のために、物資、食材料を納入する業者は、参考資料のとおり現在35業者を指定しています。昨年来の忌まわしい食品事件や事故等を受けて、何点か注意喚起等の通知を行なっています。

なお、次回のこの運営委員会において、改めて向こう2ヵ年の納入指定業者の審査、選定をしていただくことになります。時期としましては、来年2月を予定しています。

栄養教諭・学校栄養職員による給食指導・栄養指導につきましては、記載するとおり、昨年度同様に、小学校3年生、5年生、中学校1年生の全学級を対象として行うとともに、これまで給食時間を中心として実施していたものから、順次、授業に採り入れてもらえるよう学校にお願いをしているところです。

最後に、市内小中学生による学校給食献立コンクールにつきましては、過日5月26日から6月12日までを期間として募集したところ、46点の応募がありました。現在、栄養士による審査を行なっており、優秀作品は、8月に実施される愛知県と財団法人 愛知県学校給食会が主催する「平成21年度学校給食調理コンクール」のエントリー案とします。また、給食献立として適当と考えられる作品は、栄養所要量等を整えたうえで実施いたします。

(会長)内容について、ご質問、ご意見はありますか。

(委員)給食を食べて急性アレルギーによりじんま疹になったという調査もしくは報告を受けた事例はありますか。

(委員)当小学校において、えびのアレルギ-の親子が好き嫌いをなくすということで、えびの入った給食を食べたことがありますが、やっぱり口のまわりがかゆくなりました。その時、アレルギ-は怖いと思いました。

(委員)牛乳、卵は、ビスケットにもよく入っており、成長とともに慣れていきますが、そばアレルギ-は、間違えると命をおとすことになりますので学校も家庭からよく情報をいただき対処していただきたいと思います。

(委員)私には中学生2人がいますが、いつも子供が給食の残菜が多くてもったいないと言っています。何か残菜が少なくなる料理の工夫をしていますか。

(事務局)野菜の切り方を細かくしたり、酢の物をやや甘めにするなど、子どもの好む味付けにしたり、ツナやベーコン、コーン、種実類、クルトンなど好まれるものと組み合わせたりして、少しでも食べやすくなるよう工夫しています。また、食欲の出る時期、進まない時期に合わせた配食量を心がけています。子どもたちにとって経験のない料理はどうしても抵抗があるので、家庭と協力して進めていく必要があります。

(委員)給食ばかりにたよっていないで、家庭でも作りたいと思います。

(委員)残菜対策として、野菜を細かくするのは、子ども達に目から訴える食品のおいしさがなくなるので、見栄えのするいろどりのある給食を作ってほしいと思います。また、毎日牛乳がありますが、ご飯と牛乳はあまりあわないと思います。何か変わる物を考えていただけたらと思います。

(事務局)この4月から和風の献立が増えて、水分をあまり取らなくても食べやすくなりました。絶対に牛乳を付けなくてはいけないものではありませんが、栄養価を含めてどのようにしようか考えているところです。

(委員)ご飯は和食が基本だと思っています。和食に変わってきたことはとてもよいことだと思います。和食にしたのは、子供の健康を考えてしたということを学校側も正しく子どもや家庭に伝えていくことが必要だと思います。

(委員)給食が和食になり、先日梅干がでましたが、たくさん残りました。当校は残菜量が中学校で1番でした。昨年給食委員会を通じて残菜ゼロ運動をしたら、すごく残菜が減りました。残菜が多いと言っていても少なくならないので、何かアクションを起こせば残菜は少なくなると思いました。

(委員)残菜が多い原因として給食時間が短いことがあります。小学校45分、中学校40分ですが、配膳と次の移動授業の事を考えると実際食べる時間は、10分たらずになってしまうため、もっとゆとりをもって給食時間をとることができたら、残菜は少なくなると思います。

(委員)食器が割れて、けがをしたという事例はありませんか。

(事務局)食器が原因で、大きな治療をしたという報告はありません。「低学年には重い」ということは聞いたことがあります。

(委員)今後、食器を変えられる考えは、ありますか。

(事務局)

強化磁器食器を選んだ経緯があり、それに伴う洗浄機システムを導入しているため、変えることは考えていません。

(会長)他に、ご質問はありませんか。

(なし)

(会長)特にないようですので、議題3は以上とします。それでは、委員から意見があったことについて、事務局において検討していただき、今年度の事業運営に反映、参考としていただくことをお願いします。

 

議題4 その他

(会長)最後に、その他です。みなさまから何かありますか。

(なし)

(会長)事務局から何かありますか?

(事務局)ありません。

(会長)ないようですので、以上をもちまして、本日の学校給食センター運営委員会を終了します。

 

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