平成20年度 第4回 日進市障害者基本計画等策定委員会

ID番号 N4048

更新日:2019年03月01日

日時

平成20年11月21日 金曜日 午後1時30分から

会場

日進市中央福祉センター 多機能室(北)

出席者

  • 沖 高司
  • 茅野 好子
  • 堀尾 直樹
  • 立松 文彦
  • 石川 博夫
  • 三輪 喜久男
  • 成田 一春
  • 牧野 与志雄
  • 石垣 儀郎
  • 浅井 康宏
  • 熊谷 豊
  • 小林 千津子
  • 石井 好恵
  • 加藤 統祥
  • 牛田 幸子
  • 山中 和彦

事務局

  • 吉橋生涯支援部長
  • 福祉推進課-野村課長
  • 服部課長補佐
  • 星野係長
  • 安藤主査
  • 福田主任保健師

欠席者

  • 森 茂
  • 伊東 博也
  • 高木 雅康
  • 河上 有子

傍聴の可否

傍聴の有無

有(4名)

議事

  1. 第2次日進市障害者基本計画素案について
    1. 構成について
    2. 第4章 基本施策について
    3. 第5章 推進体制について
    4. 「障害」の表記について
       
  2. 第2期日進市障害福祉計画素案について(案)
    1. 構成について
    2. 計画の概要について
       
  3. パブリックコメントについて

議事録

委員長

定刻になりましたので、第4回日進市障害者基本計画等策定委員会を開催いたします。半年が過ぎ、大詰めの段階に入ったのではないでしょうか。これまで障害のある人たちを中心にたくさんのご意見、ご要望をお聞きしましたが、これをできるだけ反映した計画にすることと、一年一年着実に施策を実行できるような計画作りにしたいと考えております。10年を過ぎた時点で、日進市は福祉にやさしい良いまちになったと思えると良いと思います。それでは議事(1)について事務局からお願いします。

事務局

事前配付資料に加筆・修正いたしました、本日配付の資料にそって説明させていただきますのでお願いいたします。
(資料1、2、3、5により説明)

委員長

基本施策については前回の案と比べて、大きくは変わっていませんか。

事務局

構成は若干変わっておりますが、内容的には変わっておりません。作業部会で検討していく中で、見出しなど一部変えております。

委員長

皆さんの意見にそって変更されたということで、良かったのではないでしょうか。策定委員会の名称について、評価委員会などと変えてはいかがでしょうか。

事務局

障害者基本計画は10年計画ですが、5年後に見直し、障害福祉計画は3年ごとに策定することになりますので、策定という名称をつけさせていただいています。

委員長

毎年1年ごとに進捗状況を確認しつつ、翌年その進捗状況からどのような施策を立てていくか計画していく会ですね。

事務局

そうです。名称については仮称とさせていただき、検討させていただきます。

委員長

他市町の状況として、施策推進協議会というような協議会を作られているところはありますか。

事務局

条例で設置している市町村と、要綱で設置している市町村があり、足並みは揃ってません。名称についても様々ですが、法律で定められた趣旨にのっとった内容で組織が設置されているような状況です。

委員長

日進市の状況はどうなっていますか。

事務局

法律に定められた趣旨にのっとった形で組織されていますが、現在は条例ではなく、要綱で設置された組織になっています。年3回、推進協議会という形で、事務局から今年度の福祉施策についての報告や、委員からのご意見をいただくという内容の運営をしております。新計画を作成するうえで、推進体制を明確にするという反省をふまえ、組織を見直すという作業にはいっております。

委員長

質問やご意見がありましたらお願いいたします。

委員

相談体制の整理や、自立支援協議会については、今までにかなり議論を重ねた結果を示していただいているので疑問などはございません。今回、特に障害児について特記していただいているので、連続性のある支援としてつながっていく計画にしていきたいと思っています。教育、福祉、医療の連携がなかなかスムーズにいかない現状に対し、いかに具体的な単位施策などを盛り込んでいけるかが鍵になると思います。

委員

今回の重点施策ともいえる相談支援についてですが、相談を窓口で受けてから、なかなかその後につながらないというケースはたくさんあります。窓口の一本化からつなげていけるよう、まずはその体制を作り、機能させていくことが大切だと思います。相談者がここに行けば良いのだということが分かるような施策になると良いと考えております。場面場面で途切れないように、ライフステージごとに連続して支援していくことができる体制作りが必要です。

委員長

総合的な相談支援センターとして、専任のスタッフを考えているのでしょうか。

事務局

複数の専任のスタッフがいるということを想定しております。

委員

精神の医療分野では、県下で緊急時に対応できるシステムはありますが、遠方の医療機関に受診しなければいけない状況になった場合、付き添いの人の問題などで困るケースがあります。そのような問題について考える必要があります。

委員長

市内で体制が整えば良いですね。

委員

就労関係については、案にあるような形で、状況をみていくことになるかと思います。

委員長

他にご意見がありましたら、事務局までお願いします。

(10分間の休憩)

事務局

(資料4により補足説明)

委員長

議事(2)について、事務局より説明をお願いします。

事務局

(資料6により説明)

委員長

一番の問題はサービスの利用者が少ないということで、障害のある人にサービスについて啓蒙していくことが大切です。団体に対する研修会等も含め、団体を通じて行っていく必要があるのではないでしょうか。今後利用者が増えて予算的に困るということはありますか。

事務局

予算的な面はありますが、利用状況に応じて補正対応していくことは可能です。利用が少ないサービスについては、相談支援窓口や現在実施している個別訪問で周知していき、使い慣れていただくことも大切だと考えております。

委員長

一番大切なことだと思いますのでお願いします。

委員

行動援護や重度障害者等包括支援については、利用希望が障害福祉サービスの利用者のアンケート調査の結果でもなかったということですが、必要なサービスではあると思います。事業者側も専門的な支援の技術がないといけませんが、見込みがゼロではいけないと思います。どのような事業なのかということも含め、周知をしていく必要があります。また、グループホーム、ケアホームについては、事業を始めるにはお金の問題が大きいというのが現状です。建てようと思えば事業主の持ち出しが大きくなり、賃貸物件を借りようとしても大変なことが多いので、その先を見据えたサービスの充実をお願いしたいです。また、相談支援と相談支援事業の違いについても詳しく説明が必要だと思います。サービス利用計画作成については、使いにくい制度ではあると思いますが、広報をしていただき、知らないということはないようにしていただきたい。

委員

実際相談件数は増えています。総合的な相談支援センターについては、もう少し具体的にどのようにすすめていくかみえるとよいのではないでしょうか。現状をもう少し整理し、今後、相談支援事業所にも情報を流して欲しいと思います。

委員

短期入所については、場の確保ができないのが実際のところです。「困った」「緊急事態でどうしようもない」という場合は、サービスを使いきれていません。近隣市町の事業所の情報収集をし、つないでいくことが必要です。障害福祉サービスは、実際は近隣エリアの中で動いているため、周りの市町村とつながって障害福祉サービスを行っていかなければいけないと思います。自立支援法の抜本的な見直しを来年3月に行うと国は言っていますが、事業所が新体系に移行しないのは、経営が成り立たないためです。人材がいないのも現実なので、事業所は見直しを待っているような状況です。数値だけでなく、周りとの連携の中で施策をすすめていくものだと思います。

委員長

周辺市町村との連携、協力関係を作っていく必要がありますね。他にご意見がありましたら、事務局までお願いします。

事務局

委員からのご意見を基に修正後、計画案については12月24日頃委員へ送付いたします。次回の策定委員会で委員の承認をいただきましたら、パブリックコメントで公表する予定です。公表期間は1月中旬から1ヶ月間とします。公表場所は市役所福祉推進課及び情報公開窓口、市公式ホームページです。

委員長

以上をもちまして第4回日進市障害者基本計画等策定委員会を終わります。 

午後3時35分閉会

この記事に関するお問い合わせ先

介護福祉課
電話番号:0561-73-1495 ファクス番号:0561-72-4554

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