日進市障害者基本計画等策定・評価委員会 議事録 平成22年度 第1回

ID番号 N4045

更新日:2019年03月01日

平成22年度 第1回日進市障害者基本計画等策定・評価委員会議事録

日時

平成22年7月21日(水曜日) 午前10時~午前12時

場所

日進市役所 4階 第1会議室

出席者

川井 直博(委員長)
加藤 千多香
伊藤 勝也(副委員長)
浅井 康宏
石垣 儀郎
小野田 笑子
神谷 昌典
村瀬 公一
矢崎 利恵子

欠席者

佐野 龍司
石川 博夫
石井 好恵

事務局

福祉部

加藤部長
山中参事

福祉課

松田課長
加藤課長補佐
小出係長

傍聴の可否

傍聴の有無

次第

  1. あいさつ
  2. 議事
    (1)計画の進捗状況にかかる点検と評価について
    1. 障害者基本計画
    2. 障害福祉計画
  3. その他

議事録

議事録全文
発言者 発言内容
事務局 ただいまから、平成22年度第1回日進市障害者基本計画等策定・評価委員会を開催します。
委員長 あいさつ
事務局  会議資料の確認
  • 次第、委員名簿
  • 資料1-1「基本施策別事業評価シートについて」
  • 資料1-2「日進市障害者基本計画 平成21年度基本施策別事業評価シート」
  • 資料2「日進市障害者福祉計画点検・評価シート」
それでは、これからの進行については委員長にお願いいたします。
委員長 傍聴について
  1. 傍聴者数、傍聴手続きについて
  2. 本会議の傍聴許可について説明。
委員長 従来より、傍聴については、先着順で5名程度として実施してまいりましたので、今後についても先着順で5名として行きたいことを提案。
委員 承認
委員長  本日は1名の方が傍聴を希望されていますので入室を許可します。
(傍聴者入室)
委員長 今回変更があった委員及び職員の説明
委員 自己紹介
事務局 自己紹介
委員長  それでは議事に入ります。
 本日の議事は、「計画の進捗状況にかかる点検と評価について」です。評価シートは、事前に事務局が自己評価まで行った上で、評価基準を基に、機械的に委員会評価の素案として記入しております。
 それについて、委員会評価としての是非についての審議や、ご意見をいただきたいと思います。また、評価はそのままでいいが、意見等を付すというような形もあろうかと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、障害者基本計画の評価の説明をお願いします。
事務局 資料説明
委員長 事務局から基本計画の評価について、説明がありました。何か、ご質問ご意見がございましたら発言をお願いします。
委員の皆様は、全ての項目について評価するのは難しいと思います。それぞれ専門分野の立場で評価・発言していただければ結構ですので、よろしくお願いします。
委員  事業所の立場から発言させていただきます。
 事業名:障害福祉計画の策定と推進 の自己評価ですが、今の段階では、国のほうが法律を見直している状況であります。事業所としても情報収集に努めている状況であり、具体的な内容が見えてこない以上、新体系への移行はスムーズに進んでおりません。例えば、今移行したとしても、法が見直されて、もう一度移行しなおさないといけないという懸念も要因の1つに考えられます。
 名古屋市でも50%ほどしか移行していないと聞いています。期限があることですので、今後の状況により、どう変えるかを決める事業所が多いと思われます。
委員長 評価の内容自体はよろしいですか。
委員  平成21年度評価ですから、適当だと思います。
 事業によっては進捗が進んでおりますので、本当ならそういうところの進捗も聞かせていただくと、今後の評価の参考になると思います。
委員長  今回は平成21年度評価になります。継続している事業もあり、評価しにいくとは思いますが、活発な意見をお願いします。
委員  グループホームの体験事業ですが、国等の施策として、自治体によっては公営住宅を高齢者や障害者のために、福祉枠を確保しているところもあります。日進市の場合、公営住宅はありませんが、検討の参考にしていただければと思います。
委員長  2ページの中段にあるような、「一部見直しが必要」という委員会評価は、自己評価のところで記載されている内容について見直しが必要ということでいいですか。
事務局 そのとおりです。
委員  専門部会で話し合われたことを自立支援協議会へ戻すわけですが、その後、どうなったかということがわかりません。
事務局  先回の自立支援協議会のときに専門部会から報告をいただきまして、それを自立支援協議会で、協議をしていただき、それを市のほうが受けとる形になります。その中で、予算を確保する必要があるものは実施計画へ計上し、市内部で協議することになります。予算化できれば、早いものでは翌年度の4月から実施されることになります。
委員長  よろしいですか。
委員  もう1点よろしいですか。成年後見制度利用支援事業についてですが、自己評価のところで利用実績がなかったとなっていますが、本当に利用の必要がなかったのか、制度を知らなかったのか、そのあたりのところをどうのように考えていますか。
委員長  必要性がなかったのか、知らなかったのかということですね。
事務局  要綱を制定し、対象となる方については何らかの形で制度の周知は行っております。まだ、周知が不十分なところもあるかも知れませんので、今後も、必要な方へ確実に届くように、周知に努めてまいります。
委員長  良い制度ができましたので、必要な方に利用していただけるよう十分な周知をお願いします。今のご意見については、評価のところに委員会の意見「制度を周知する」を付すということでいいですか。
委員  承認
委員  3ページ目の情報提供内容・方法の点検について、ケアマネジメント部会でアンケートを作成したということですが、22年度で聞き取り調査を実施していくとなっていますが、調査実施後、今後はどのようにしていくことになりますか。
事務局  ケアマネジメント部会で作成したアンケートについては、現在、障害者相談支援センターで調査に入っております。部会においても1年程度を目安に調査を実施し、ある程度の件数を確保できた段階で、分析し、その結果をまとめていくことになっております。
委員長  現在は調査中ということですね。その結果については、どこかで報告していただけるということですか。
事務局  調査結果については、その内容を分析し、その傾向について今後の対応を検討していくことになります。報告につきましては、先ずは部会へ報告し、その後自立支援協議会へあげていくことになるかと思います。
委員長  4ページの相談支援の充実について、自己評価のところがcになっていますが、委員会評価がAになっているのはなぜですか。
事務局  cという評価は、未実施事業であり、翌年度から実施、又は検討着手した事業の評価になります。検討中の事業ではありますが、機械的に評価をつけるなら、委員会評価はD又はEが記されるべきです。こちらについては、「D評価で早急に検討する必要がある」に訂正させていただきます。
委員長  委員の皆さんよろしいですか。
委員  承認
委員長  5ページのところで何か意見はありませんか。
 特別支援学級の肢体不自由児は、去年は2名いると聞いていますが、今年は何名いるのですか。
事務局  現在、相野山小学校には3名の児童が通っております。その他の学校については、教育委員会のほうで拡大する方向で検討しております。
委員  特別支援学級の設置については、委員会評価は「A評価の継続」になっていますが、単に継続ではなく、内容を充実させるとか、療育を充実させるなど意見を付してはどうですか。
委員長  日進市の場合、肢体不自由児は港養護学校が学区になりますので、市内に設置できてうれしく思っています。先生の配置など問題はあるかと思いますが、委員会評価として、「療育を充実させる」と意見を付すことでよろしいですか。
委員  承認
委員長  6ページのところで何か意見はありますか。
委員  (発言なし)
委員長  7ページのところで何か意見等はありますか。
委員 雇用・就労機会の拡大促進についてですが、こちらは市職員だけを対象にしているのですか
事務局 評価については、市役所内で検討している評価になります。ただ、チャレンジ雇用については、市役所内部で解決できるわけではありませんので、今後は商工会に話をさせていただくことになるかと考えております。
委員  今年、障害者の雇用促進に関する法律に改正がありました。雇用率が達していない事業者は罰則規定もあると聞いております。そういった情報提供を事業者にすることが必要だと思います。
 委員会評価はDでいいですが、関係機関との連携強化とか、意見を付してはどうですか。
委員長  「商工会と連携を深め、普及促進に努める」という意見を付すということでいいですか。
委員  承認
委員長  他はよろしいですか。
 それでは8ページのところで何か意見はございますか。
委員長  9ページのところで何か意見はございますか。
委員  ピアカウンセリングの促進についてですが、検討する必要があるとなっていますが、どこで検討していくことになるのですか。
事務局  ピアカウンセラーについては、当事者間の相談になりますので、相談支援センターと市のほうが協働して検討していくことになります。具体的な事業については、市内の当事者団体の方が中心になって、行っていくことを考えております。平成21年度においては、具体的に行ってはおりませんが、課題として検討する必要があると位置づけております。
委員  ピアカウンセラーの人材養成については、相当な時間がかかると思います。長期的な展望を持って、実現していただきたいと思います。
委員長  10ページへ移ります。
委員  行動支援・移動支援の欄ですが、自己評価がbになっていますが、委員会評価がEではおかしくないですか。
事務局 委員会評価をCで一部見直しが必要に訂正をお願いします。
委員 単位施策の欄が違っています。
事務局 「移動・外出支援の促進」に訂正をお願いします。
委員長  他に意見はないですか。
 それでは11ページへ移ります。
委員  自己評価のところで、権利擁護部会を設置し、移動支援について検討したとなっていますが、権利擁護部会と移動支援との繋がりがよくわかりません。
事務局  今回、自立支援協議会から専門部会のほうへ検討していただく課題を出していただきました。権利擁護部会は、主に権利に関することや他の部会にあてはまらないものを検討していただくことになっております。平成21年度につきましては、移動・外出支援の促進という広いテーマで検討していただいた経緯があります。権利擁護部会と移動支援では、少し違和感はありますが、自己評価のところに記載させていただきました。
委員長  誤解がないように、表現を変えてはどうですか。
 例えば「権利擁護部会を設置した。平成21年度は移動支援について検討した。」
事務局 わかりました。
委員長 それでは12ページ、13ぺージをお願いします。
委員長  福祉避難所の指定の欄ですが、自己評価のところで指定に向け検討を開始したとなっていますが、どんな進み具合ですか。
事務局  市役所内部の関係課において、会議を開催して協議している状況です。具体的にどの施設を指定し、どういう人を対象にするかなど細かいところまでは至っておりません。
委員長  自閉症の子どもたちは、災害時などパニックになりやすいので、できるだけ早めに整備していただきたいと思います。
 他はよろしいですか。それでは14ページ、15ページをお願いします。
委員 自己評価のところで、権利擁護部会において、バリアフリー化のためのチェックリストを作成したとなっていますが、要綱の骨子を作成したと聞いていますが、そのあたりのところはどうなっているのですか。
事務局  専門部会のほうで、要綱化がいいのではないかという意見はありましたが、市のほうがそれを受けて要綱を制定するところまでは煮詰まっておりません。検討の中では、チェックリストを作成すると同時に、バリアフリーチェックに関しては、障害当事者同士でも意見が違う部分もありますので、そういう部分を調整していくコーディネイト役が必要だとか、もう少し検討を要する課題があります。要綱化が望ましいという意見はいただいておりますが、今回はチェックリストを作成したという記述にさせていただきました。
委員長  他に意見はございませんか。
委員長  それでは、次の議事に入ります。
 障害福祉計画について説明をお願いします。
事務局  資料説明
 療養介護の欄の評価について、「数値等、目標を達成している」に訂正する。
委員長  説明や記述内容に関して、何かご意見等はありませんか。
委員長  資料の中に評価基準と何パーセントかが記してあるとわかりやすいと思います。
事務局  改善します。
委員長  他はよろしいですか。
委員  (発言なし)
委員長  それでは、
  1. 障害者基本計画
  2. 障害福祉計画の修正箇所等について確認します。
事務局  修正箇所等の確認
委員  障害福祉計画の地域活動支援センターについては、2段書きになっていますが、どちらの数値を基にして評価していますか。
事務局  上段の人数で算定しております。
委員  わかりました。
事務局  次回は、2段書き部分についても、わかりやすい記述をさせていただきます。
委員長  他にはよろしいですか。
委員長  昨年度、扶助費の見直しが提案されましたが、進捗状況について説明してもらえますか。
事務局 進捗状況の説明
委員長  是非とも早い段階で扶助料を見直していただき、障害者にとってより良い施策の展開ができることを期待しております。
事務局 今後のスケジュールについて説明
委員長 以上をもちまして、第1回日進市障害者基本計画等策定・評価委員会を終了します。(午前12時閉会)

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介護福祉課
電話番号:0561-73-1495 ファクス番号:0561-72-4554

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