東海地震・東南海地震・南海地震等(南海トラフ)被害予測調査結果について(平成26年5月公表)

ID番号 N5187

更新日:2019年03月01日

平成26年5月30日、愛知県防災会議地震部会による「愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査結果」が公表されました。

日進市については、津波による被害の想定はありませんが 、地震対策を進めるうえで軸となる「過去地震最大モデル」による最大震度は、市のほほ全域で震度6弱と予測されており、避難者数は最大8,300人にのぼるなどと想定されています。

なお、あくまで補足的な想定とされていますが、あらゆる可能性を考慮し、1,000年に一度程度発生するであろうとする「理論上最大想定モデル」のケースによれば、日進市内最大震度6強、揺れや火災によって約900棟の建物が全壊もしくは焼失するなど大きな被害が想定されています。

南海トラフ巨大地震が発生した場合、今までに経験したことのない激しい揺れに見舞われる可能性があります。

お住まいの耐震性の確認や、家具などの配置・転倒防止策など、地震に対する備えを今一度見直しをお願いします。

もし、地震が発生したらまずは身の安全を確保して、揺れが収まるのを待ちましょう。

揺れが収まったら、落ち着いて行動し、火の始末をきちんとするなど火災が発生するのを防ぎましょう。

日進市における地震動予測と液状化危険度

過去地震最大モデル

南海トラフで繰り返し発生している地震・津波のうち、過去において発生したことが明らかで、規模の大きかった宝永、安政東海、安政南海、昭和東南海、昭和南海の5地震の震度記録を再現する強震断層モデルを用いて計算を行ったもので、今後の地震対策を進めるうえで軸となるものとされています。

主な被害想定(最大値)
揺れによる全壊棟数 約100 冬夕18時発災
火災による焼失棟数 約20 冬夕18時発災
死者数 若干名 冬朝5時発災
避難者数 約8,300 冬夕18時発災 一週間後
帰宅困難者数 11,000~13,000 昼12時発災

理論上最大想定モデル

「命を守る」という観点から、起こりうるとされるあらゆる可能性を考慮した最大クラスの地震で、発生頻度は1000年に一度程度とされる震度予測です。平成24年8月に内閣府が公表した最大クラスの地震モデルと同じ震源モデルを用いて計算されています。

主な被害想定(最大値)
揺れによる全壊棟数 約600 冬夕18時発災
火災による焼失棟数 約300 冬夕18時発災
死者数 約30 冬朝5時発災 おもに建物倒壊による

「愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査」の詳しい結果につきましては、下記関連情報をご覧ください。

本予測調査のお問い合わせ先は、愛知県防災危機管理課 電話番号:052-954-6191です。

関連情報

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