保健センターにカーポートを設置しました。(平成30年3月)

障害者福祉支援団体ハッピーマップと協働し、車イスユーザーの利用を想定した検討を行いました。
車庫入れを容易にするため、前方はU字型の誘導用ラインとしました。

車椅子ユーザーがサードシート（後部ハッチ）から乗降する場合、駐車位置が通常より前方になります。
この駐車場では、区画線を6.3メートル（通常5メートル）としました。

雨天時に濡れにくいように、2つのカーポートの屋根を重ねてあります。
また、リヤからの乗降用に区画を長くしたことから、正面付近の駐車位置の変更も行いました。

ハッピーマップのメンバーにより、駐車ブロックの位置確認を行いました。特にサードシートから乗降するタイプの福祉車両は、駐車位置が通常より前方になるため、駐車エリアの幅だけでなく長辺方向にも配慮が必要な点や、駐車ブロックの位置を考慮しないとスロープと干渉することが課題として挙げられました。
また、正面玄関付近のため、他車両の通行を阻害しないことも条件として挙げられました。
こうして得られた情報を反映し、駐車場全体計画も考慮した駐車区画や駐車ブロック位置を決定していきます。

障害者福祉支援団体ハッピーマップによるカーポート設置案の現場確認を行いました。角材を用いて柱の位置や高さを確認し、車いすでの利便性を向上することにより、ベビーカー利用時なども配慮できるよう検討しました。