第5次日進市総合計画の策定過程
総合計画とは
総合計画とは、地方自治体のすべての施策や計画の基本となる計画です。まちづくりの目標である将来都市像を掲げ、それを実現するための施策を明らかにしたもので、市が体系的、計画的に事業を進めていくための指針となるものです。
総合計画は大きく分けて基本構想、基本計画の二つで構成されています。
基本構想
日進市自治基本条例の理念に基づき策定するとともに、市の将来都市像を示し、目指すべき施策の方向を示したものです。
基本計画
基本構想を実現するため、基本的な施策や事業を体系的に示すとともに、重点的に取り組むべき事業や、施策・事業の推進のための行財政運営のあり方などを示したものです。
第5次日進市総合計画
日進市では、平成23年4月から始まる、第5次日進市総合計画の策定を進めています。
第5次日進市総合計画では、将来都市像のイメージのひとつとして、「10万人都市を見据えたまちづくり」を掲げて行きたいと考えており、それにふさわしいまちづくり、住民福祉向上を目指します。
総合計画は、地方自治体における総合的かつ計画的な行政の運営を図るためのものであること加えて、より豊かな生活を実現するための計画です。日進市では、そのためには、市民、地域、NPO、事業者、行政などの相互の連携が不可欠と考えます。
また、NPMの導入、目標管理の設定を行い、より実行性のある計画を目指します。
第5次日進市総合計画の策定方針は次のとおりです。
第5次日進市総合計画策定方針 (PDFファイル: 136.4KB)
計画策定の体制
策定方針にもあるように、総合計画は、地方自治体における総合的かつ計画的な行政の運営を図るためのものです。その実現には、市民、地縁組織、NPO・ボランティア団体、農工商業関係者、大学、行政などの相互の連携が不可欠と考えます。
そのため、計画の策定段階から、さまざまな立場の方に参加していただきながら、議論を勧めることが大切です。また、総合計画が行政における最上位の計画となることから、市職員の主体的な参加も欠かすことができません。
そこで、次のような組織を設置し、より多くの方の参加による第5次総合計画の策定を進めることにしました。
日進市総合計画審議会
市議会議員や各種団体の代表者、学識経験者等20名で構成。総合計画全体について、市長からの諮問・答申を行います。
日進市総合計画策定市民委員会
公募市民14名で構成。学習期間を長く、学習機会も多く設けることで、目標や課題についての共通認識を深めることから始めます。
市職員とともに基本構想案の検討を行うほか、協働のまちづくりに向けて、市民としての役割やできることの議論を行う。
日進市総合計画策定委員会・策定会議・策定部会
市職員により構成。策定部会は、5つの分野に分かれて、それぞれの分野における課題や基本計画案の検討を行う。
また、市民委員会との合同会議を開催し、日進市の将来都市像について議論します。
第5次日進市総合計画検討体制 (PDFファイル: 106.1KB)
計画策定のスケジュール
第5次総合計画の策定スケジュールは、大きく3つの工程に分かれます。
第1期(平成20年8月から平成21年5月まで)
- 第4次日進市総合計画の総括(実績評価と課題の抽出)
- 主要指標の作成
- 将来都市像、基本構想案の検討
- 中間取りまとめの公表及び意見募集
第2期(平成21年6月から平成22年2月まで)
- 基本計画案の検討
- 重点施策プログラム及び部門別計画案の作成
- 目標指標の設定や計画の進行管理方法の検討
第3期(平成22年3月から平成23年3月まで)
- 総合計画全体の取りまとめ
- 財政予測の検討
- 最終計画案の公表及び意見募集
- 総合計画の進行管理に向けた体制の構築
第5次日進市総合計画策定スケジュール (PDFファイル: 106.9KB)
パブリックコメントを実施しました
平成22年6月7日(月曜日)から平成22年7月6日(火曜日)までの間、パブリックコメントを実施しました。
この記事に関するお問い合わせ先
企画政策課
電話番号:0561-73-3176 ファクス番号:0561-73-6845
更新日:2021年03月04日