2024年7月27日 にっしんESD講座「親子里山体験~里山ってなに?体験してみよう!!~」

ID番号 N16238

更新日:2024年08月07日

身近な樹木は自然の贈り物

<市民スタッフ 小林>27日、総合運動公園内「四季の森」で里山の散策と竹細工の作製が行われました。夏真っ盛りの暑い日でしたが、森の中へ入ると心地よい風を感じる環境で10世帯31人の参加者が里山体験を楽しみました。

里山の絵を見せながら解説を行うスタッフの写真

里山って何?

スタッフの自己紹介と注意事項の説明の後、手書きで丁寧に描かれた「里山の姿」の絵を見ながら、参加者は里山の役割や、そこに住んでいる動植物の種類などの話に興味深く聞き入っている様子でした。

森の中を進んでいく参加者とスタッフの写真

スタッフと森の中へ

山道が細いため参加者は2班に分かれて森の中へ入りました。途中で出会った、森を住み家にしている昆虫や、街ではあまり見かけない植物について、スタッフが解説を行います。

小川が流れる開けた場所で小休止。最初は昆虫にびっくりしていた子どもたちでしたが、水辺に住むトンボやカエル、トカゲなどを追いかけ、次第に素手で生き物に触れられるようになっていきました。

竹細工の作業を行うスタッフと参加者の写真

スタッフが竹細工作業を実演し、参加者も竹細工作りを行います

竹細工では身近にある竹を切ったり、繋げたりして、自然の素材を笛やゴム鉄砲などのおもちゃへと変身させます。子どもたちは自作の品に満足していました。おもちゃ作りの後は、みんなで協力して大きな竹から流しそうめん用の水路と食器を作りました。

竹で流しそうめんを行う参加者の写真

参加者もスタッフもお待ちかねのお昼ご飯です

自分で作った竹の食器で食べる流しそうめんは、里山体験で空腹となったお腹を満たしてくれた様子でした。

初めて参加されたという折戸町在住の4人の世帯は、「何となく里山のイメージはあったけれど、普段は気にも留めない樹木を利用していろんなことができることを教えて頂きました。自然との共生を親子で学びました」と里山体験の感想を語りました。

参加者たちは今回の体験を通して、普段は立ち入らない里山が、実は昔の生活を支えてくれていた、ということを感じ取られた様子でした。

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