2024年7月13日 「知れば知るほどおもしろい!ティンパニの"本性"に迫る」

ID番号 N16208

更新日:2024年07月29日

ティンパニは、多様な音色が出る楽器

〈市民スタッフ 伊藤茂年>「知れば知るほどおもしろい!ティンパニの"本性"に迫る」と題した市民向け講座が7月13日、市民会館で開催されました。この講座では迫力ある演奏を交えながら、ティンパニの歴史と音色の変化について深堀リし、その魅力的な本性に迫りました。

ティンパニを演奏する講師の写真

迫力ある演奏で参加者からは、盛大な拍手が送られました

この講座は「芸術との出会い~ウインドオーケストラの世界へようこそ~」と題した、愛知県立芸術大学管打楽器コースとの連携講座で、2つの事前講座と大学での授業観覧を通して、ウインドオーケストラ(吹奏楽)の楽しみ方を学ぼうというものです。1つ目の講座は愛知県立芸術大学教授でティンパニ奏者の深町浩司さんが、合奏のハーモニーを支える役割を持つティンパニについて、楽しく解説されました。

参加者に解説を行う講師の写真

ティンパニの魅力を分かりやすく、楽しく解説

深町さんは「そもそもティンパニは、今も昔も変わらず、ずっと太鼓です。ティンパニは、西洋音楽のために発明された楽器ではなく、アラブからやってきた太鼓です」とその歴史を解説されました。また、「ティンパニは、雑音とピッチという、相反する音の世界を自由に行き来できる、とてもユニークな太鼓です」とも説かれました。そして、「ティンパニは、多様な音色が出る楽器なので、いろいろな音色を楽しみましょう」と結ばれました。

学生の参加者に演奏の指導を行う講師の写真

熱心な吹奏楽部の生徒に奏法などを指導

7月27日開講の2つ目の講座は、「キラキラ金管楽器ってどんな音?」と題した金管楽器の音色や役割について、演奏を交えて解説されます。また、7月31日の最終日は愛知県立芸術大学の奏楽堂で、なんとプロの演奏家を目指す学生の授業に潜入し、プロの指揮者による合奏の指導や演奏に向き合う緊張感を奏者と同じように体感できる授業観覧です。授業後にはミニコンサートも鑑賞します。


授業観覧終了後、午後5時30分から開催のミニコンサートは誰でも予約なしで鑑賞することができます。詳しくは、学び支援課 文化芸術係 (電話番号 0561-73-4190)にお問い合わせください。

※学び支援課からのお知らせ

7月27日に予定していた2つ目の講座「キラキラ金管楽器ってどんな音?」は、講師都合により11月10日(日曜日)に振り替えて行います。

この記事に関するお問い合わせ先

情報広報課広報広聴係
電話番号:0561-73-3149  ファクス番号:0561-73-6845

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