2024年6月12日 練り切りを作ろう 和菓子を楽しもう

ID番号 N16150

更新日:2024年06月28日

練り切りを知ろう 楽しもう 深めよう

〈市民スタッフ 伊藤茂年〉「練り切りを作ろう 和菓子を楽しもう」と題した、にっしん市民企画講座が、5月15日・29日、6月12日の3日間、市民会館で開催されました。練り切りは、白あんを主原料に、四季折々の草花や風物をモチーフに、色を付けたり、細工をほどこしたりする和菓子の一種です。受講者は、練り切りを自作することで、その繊細な魅力を一層感じることができました。

美しく出来上がった練り切り

見た目も美しい練り切り

この講座は、JSA認定講師のT.ROSA(ローサ)さんを講師に、全3回の講座のテーマを、それぞれ「練り切りを知ろう」、「練り切りを楽しもう」、「練り切りを深めよう」と設定し、参加者の関心を深めました。最終日は、練り切りの魅力をさらに知るため、「クリスマスリース」、「しめ縄」、「手まり」を作りました。

温めた白あんを受講者に示す講師

電子レンジで白あんを程よい柔らかさに温めます

素材の白あんをきれいに丸めます

きれいに丸めます

白あんを丁寧に裏ごしします

裏ごしを掛けます

白あんに飾りを丁寧に配置します

飾り付けをします

練り切りは、和菓子ですが、ハロウィンのカボチャやクリスマスツリーなどもモチーフにすることができ、和洋を問わず、季節に合わせて楽しむことができます。作り方の説明を聞いてから、受講生は早速、慣れた手つきで「クリスマスリース」作りに取り掛かりました。どの作業も、繊細さが要求されます。

着色してまとめた生地に三角棒で溝を付けます

着色してまとめた生地に三角棒で溝を付けます

色とりどりの作品ができました

色とりどりの作品ができました

講座の最後は、着色した生地をまとめたり、丸めた生地に溝を付けたりして彩りが美しい「手まり」を作り上げました。練り切りは、自然の風物を自分の感性で感じ取り、それを表現する和菓子です。今回の講座では、一人一人が感じた季節の移ろいを、自分の作品に込めることができたのではないでしょうか。講師のT.ROSA(ローサ)さんは、「受講生の皆さんがとても研究熱心で、楽しい講座でした。」と締めくくられました。

できあがった作品を手に記念撮影

できあがった作品を手に記念撮影

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