2021年5月29日 やさしい陶芸入門

ID番号 N11939

更新日:2021年06月07日

イメージを形にする楽しさ

<市民スタッフ 大岡奈美子>
愛知県は良質な陶土が採れることから日本有数の窯業地域として知られています。そして、日進市にもすてきな陶芸場所があるのをご存じですか。
今回、香炉を作る陶芸初心者向けの講座が5月29日、ふれあい工房で行われ11人が参加しました。同工房では、定期的に市民講座も行われています。
お互いに見つめ合いながら、作り上げます

お互いに見つめ合いながら、作り上げます

陶芸は、まず粘土を成形して、それを乾燥させ素焼きをします。その後、釉薬をかけて本焼きをして出来上がりといういくつものステップを踏んで完成です。この講座は、陶芸初心者向けに成形のところだけを体験できるとても「やさしい」講座で、陶芸の一歩を踏み出したいと思っている人にぴったりです。年に6回ほど開催され、毎回工夫を凝らしたテーマが設定されており、今回は香炉を作りました。
秋山さんの手は魔法のようです

秋山さんの手は魔法のようです

講師はこのふれあい工房で10年以上講師をしている秋山麻枝さん。自身も作品を作り個展を開くなど、作家としての活動の傍ら、講師をしているベテランです。このふれあい工房の奥には秋山さんの試作品もいくつか並べられていました。
まず始めに、秋山さんが実際に猫の形をした香炉を作りながら手順を説明しました。実際に作り上げていく過程を見ながらの説明はとても分かりやすく、参加者はすぐに目の前の作陶作業に集中していきました。中にはあらかじめ自分が作りたいものを決めてきた人もいて、猫だけでなく豚、犬、ウサギなどの動物やお花でいっぱいの作品などさまざまなアイデアが溢れていました。同じ猫でも、作る人によって表情や様子などが全く違い、それぞれがとても愛らしい作品に仕上がっていく様子は見ていてとてもワクワクしました。
自分のイメージを伝えると、丁寧にアドバイスをもらえます

自分のイメージを伝えると、丁寧にアドバイスをもらえます

作成したパーツを本体に付けて仕上げた後は、香炉の本体に穴を開けます。用意された大小さまざまなストローを使って本体に穴を開けていき、底の部分を切り離し、中にお香立てを作って完成です。
自分が思い描いたものを形にするのは意外と難しく、時には手が止まってしまうこともありましたが、「こんなイメージにしていきたい」「こういうパーツを作りたい」と講師に相談すると、的確なアドバイスがもらえたり、パーツのお手本を作って見せてもらえたりするので、作業はスムーズに進んでいきました。参加者はそれぞれの思いとこだわりが詰まったすてきなオリジナル作品を、粘土が乾いてしまう前に完成させていました。
小学4年生以上は子どもだけでも参加可能です

小学4年生以上は子どもだけでも参加可能です

岩崎町から今回初めて参加した人は「近くにこんなところがあるなんて知りませんでした。自分の頭に浮かんだものを形にしていくことができ、とても楽しかったです。満足しました」と話しました。
このやさしい陶芸入門の講座は毎回テーマが違うので、自分の好きなテーマを選んで参加することもできます。また、もう少し踏み込んで陶芸をしてみたいという人は、作陶と釉薬どちらも行える「にっしん陶芸教室」というコースや、ふれあい工房で開催している同好会もあり、自分の興味に合わせてステップアップすることもできます。自分のイメージを形にすることの面白さ、自分だけのオリジナル作品作りにはまり込んでいくのも楽しそうだなと思いました。

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