2020年7月1日 講演会「思春期の子どもとの関わり方~脳のしくみを知った上でのアプローチ~」

ID番号 N10441

更新日:2020年07月08日

子どもの心の声を聞いて

思春期の子どもたちへの接し方を知り、健全な育成へとつなげていくため、市青少年問題協議会と市家庭教育推進委員会による合同講演会が1日、市民会館で開催されました。思春期の子どもを持つ保護者や教育関係者など、約60人が参加しました。

千田さんの講演を聞く参加者たち

千田さんの講演を聞く参加者たち

講師を務めたコミュニケーションアドバイザーの資格を持つ千田伸子さんは、元アナウンサーで現在は番組構成作家としても活動しており、さまざまな分野で活躍しています。千田さんは、思春期の子どもはどういう状態で、どのように接すれば良いのかについて、脳の仕組みという観点から講演しました。

脳の発達状況から「思春期」を分析

脳の発達状況から「思春期」を分析

思春期の子どもたちの脳は発達途中であり、情動をつかさどる大脳辺縁系が先に発達し、抑制を行う前頭前野の発達が追い付いていないアンバランスな状態であり、自身のコントロールが難しい時期にあります。また、親に認めてもらいたいという気持ちも強くなる時期のため、「手を洗いなさい」のような指示をする言葉に反発することもある、と説明しました。親は配慮したつもりでも、言葉一つで子どもたちの捉え方も変わるため、「手を洗った?」のように確認する程度の言い方にしておくと良い、とアドバイスを付け加えると、参加者たちは熱心にメモを取っていました。

メモを取りながら講演を聞く参加者たち

メモを取りながら講演を聞く参加者たち

千田さんは、「子どもが反抗的な言葉を口にしたと感じても、そのまま受け取らずに心の声を翻訳して聞いてあげることが大切です」と保護者側の捉え方についても語りました。例えば「ウザい」という言葉でも、「ちゃんと分かっているので、言われなくても大丈夫です」という意味合いで言っていると捉えてください、と子どもたちの声を千田さん流に翻訳して解説しました。
この日参加した浅田町在住の3人の子どもを持つ女性は、「一番上は小学2年生で、これから迎える思春期のことを考えて参加しましたが、とても勉強になりました。親が変わることで、子どもたちも変わっていくのかなと思いました」と話しました。(牧)

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