平成26年度 第1回委員会 議事録

ID番号 N4426

更新日:2019年03月06日

概要

開催日時

平成26年8月19日火曜日 午前10時30分から午前11時50分

開催場所

日進市役所南庁舎2階 第5会議室

出席者

  • 宮澤明倫委員
  • 福岡克二委員
  • 八田純子委員
  • 川本秀美委員
  • 関根聖美委員
  • 古田田鶴子委員
  • 鬼頭さゑ子委員
  • 松岡坂重委員
  • 松崎貞則委員
  • 伊藤忠委員

欠席者

鈴木宏委員

事務局

  • 教育長
  • 教育部長
  • 生涯学習課長
  • 図書館長
  • 生涯学習課職員5名

傍聴の可否

傍聴の有無

議題

平成26年度社会教育関係事業について(生涯学習課・図書館)(承認)

報告事項

  1. 自主文化事業について
  2. 愛知県社会教育委員連絡協議会関係の実績報告について

議事概要

教育長

あいさつ

会長

あいさつ

事務局

本日の委員会は、日進市社会教育委員会規則第6条により、委員の出席者が半数を超えておりますので、成立ということでよろしくお願いいたします。また、あらかじめ皆様にご了承いただきたい点がございます。議事の記録のために、録音機を使用させていただきますので、よろしくお願いいたします。なお、会議録でございますが「日進市附属機関等の会議の公開に関する要綱」第3条に基づきまして、公表させていただく予定となっております。次に新しい委員の方もお見えになりますので、簡単で結構でございますので、自己紹介をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

委員

自己紹介

事務局

自己紹介

事務局

それでは、規則第4条によりまして、会長は会議を総理することとなっておりますので、会長に議事の取り回しをお願いいたしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

会長

規則の規定により、代わって議事の取り回しをします。議題に入ります。議題について事務局より説明願います。

事務局

-平成26年度事業について説明(生涯学習課分)-
平成26年度基本方針および重点目標の説明。またそれに基づいた生涯学習事業の説明。

会長

それでは、ただ今説明のありました案件についてご意見、ご質問等ありましたらお願いいたします。

委員

市史編さん事業について、発行部数が各1,000部ということですが、これは販売部数ですか。1,000部で足りますか。

事務局

販売用と、近隣市町へ寄贈するもの、市内の小中学校等へ配布するものが含まれます。

委員

おおよそ半分ぐらいが販売用ということですか。

事務局

寄贈用と施設配布用に各300冊程度を予定しております。残りを販売用と考えております。専門的な書物になりますので、どれだけ需要があるのか未知数です。また販売単価も決定しておりません。専門書の価格は高くなってしまう傾向があるので、購入してもらいやすい価格設定を行う予定です。

委員

大学連携講座について、既に完了している講座について参加人数を教えていただけますか。

事務局

定員は30名程度で募集しております。講座の内容によって、人気がある講座もあれば、専門的な内容ですと人数が少ない講座もあります。今年度の春の講座ですと、中部大学連携講座である坂本竜馬に関する講座や名古屋外国語大学連携講座であるフランス語講座は人気があり、定員を超える応募がありました。椙山女学園大学連携講座については、他の講座は市民会館など市の公共施設を使っていますが、こちらは大学のキャンパスを使用して土曜日に開催しておりまして、市民の方々が参加しやすいようにしているのですが、この講座は10名程度の参加がありました。また、子ども向けの講座を夏休みに開催しておりますが、こちらはすべて募集が終わっております。愛知工業大学の講座は毎年人気があり、定員いっぱいの24名の参加予定です。愛知学院大学の講座は既に終了しており、こちらは20名の参加がありました。また中西学園の講座は10名の参加予定となっております。

委員

昨年度と比較して、参加人数は増えていますか。

事務局

講座の内容が毎年異なりますので、それぞれの講座の人数の増減はまちまちですが、全体の参加者を比較すると、ほぼ横ばいという状況です。大学連携講座は内容がやや専門的なものになりがちですので、市民ニーズにあったような、できるだけたくさんの人に参加していただけるような講座内容を生涯学習課として企画していく予定です。

委員

文化に関する事業では著名な方が日進に来るものがたくさんありますが、スポーツに関する事業ではなかなかそういった機会が無いように感じます。今年度の3月にスポーツイベントを企画されると思いますが、現時点で何か企画されていますか。

事務局

今年度も3月に「にっしんスポーツフェスタ」ということで、ウォーキングおよびスポーツイベントを開催する予定です。昨年度はスポーツイベントの中で杉山愛さんの講演会を開催しましたが、今年度はこれから調整に入るところです。生涯学習課としては、講演会よりも市民がスポーツ体験をできるような講師、また多くの市民がスポ-ツを見る機会を作っていきたいと考えています。

事務局

1月に名古屋グランパスエイトの選手やコーチの方々に来ていただいて子ども向けのサッカーの指導や啓発にご尽力いただいています。

委員

放課後子ども教室について、夏休みなどにも開催しているのですか。

事務局

放課後子ども教室は月曜日から金曜日までの平日に開催しておりまして、夏休み等の長期休業期間も開催しております。

委員

今年度より午後6時までの延長利用制度を開始したとのことですが、その点に関して利用者からどのような意見があがっていますか。

事務局

午後6時までの延長利用制度を設けたこと自体、児童クラブの運営時間との関連、また利用者からのニーズも受けて開始したものです。特に赤池小学校は駅に近いということもあり、保護者がお勤めしているお子さんが多いので、延長利用者が多くなっております。

会長

延長利用制度が始まったということで、一歩前進したように感じます。保護者からは様々な意見や要望が出ると思いますので、やれる範囲で改善を進めていただきたい。現在4つの小学校で実施していますが、市内に小学校は9つあり、現在実施していない小学校でもニーズはあると思います。校舎内の余裕教室を活用するということですが、余裕教室が無い学校もあると思いますので、もう一歩踏み込んで別の方法で実施する検討も必要だと思います。

事務局

放課後子ども教室は生涯学習課が実施していますが、児童課が実施している児童クラブおよび学童保育所との住み分けがあります。現在、放課後子ども教室が実施されていない小学校では児童クラブが実施されており、今後は余裕教室または学校内の施設の確保ができた小学校から順次実施して、全小学校に広げていく予定です。しかし、西小学校や東小学校は児童数が増えていくと予測されており、場合によっては、一般教室を利用するのではなく、事業を実施するための施設を学校の中に設ける必要がありますが、どうしても経費がかかってきます。また利用時間に関するニーズですが、終了時間だけでなく朝の開始時間を早めてほしいという要望もあります。これにつきましては、現状の児童クラブの運営時間帯に合わせた形で実施していまして、今後の課題となっています。

会長

今後、就労家庭は増加していくという見通しですので、ニーズの増加に対応した事業を各部署と連携をとりながら進めていただきたいです。

それでは次に図書館に関する事業について、説明をお願いします。

事務局

-平成26年度事業について説明(図書館分)-
平成26年度基本方針および重点目標の説明。またそれに基づいた図書館事業の説明。

会長

それでは、ただ今説明のありました案件についてご意見、ご質問等ありましたらお願いいたします。

委員

本のリサイクル事業について、この事業は既に開始しているのですか。

事務局

まだ開始しておりません。ルール作り等の準備をしている段階です。

委員

図書館ボランティアについて、ボランティアのお力添えなしでは図書館運営が難しい状況でしょうが、ボランティアの人数は増えていますか。

事務局

昨年度、約20名の増加となりました。旧図書館時代から続けている人が多いです。現在は読み聞かせ、本の修理、ポスター貼りや壁面装飾など多岐にわたって活躍していまして、20年近く続けている人もいます。60歳以上の方が多くなっていますので、昨年から若い方々にもボランティアに参加していただいて後継者となってもらうよう働きかけています。その結果約20名の増加ということなので、ある程度の成果はあったものと考えております。

委員

ボランティアの皆さんとのつながりを大切にして、少しでも長く続けていただけるようにしてください。

委員

市内の小中学校に図書館司書がいると思いますが、学校で勤務している図書館司書向けの研修などは実施していますか。たとえば、市図書館で働いている司書の人が講習会を開くことなどはやっていますか。

事務局

実施しておりますが、毎年ではありません。市図書館勤務の司書と学校勤務の司書教諭および司書パートさんで連絡会として、集まって情報交換をしております。学校側から依頼があった場合には、講習会等で図書館を使用していただくこともできます。

委員

私が勤務していた学校では、ボランティアの皆さんに学校へ来ていただいて、本の修理の方法等を毎年教わっておりました。そういったことができればよいと思います。

事務局

図書館では、一般の方を対象に本の修理ボランティアの皆さんが修理の方法を教えるということもやっております。そういったことも、学校から依頼があれば可能です。

委員

百田尚樹さんの著書について質問です。『永遠の0』という作品がヒットしておりまして、子どもたちに紹介したところ、たくさんの子どもが読んでくれました。しかし、百田さんが書いた他の本を読みますと、描写が大人向きで生々しい部分が多く、感受性の高い中学生に向けてこういった本を紹介してもよいものか、迷っております。現在は紹介していないのですが、おそらく市の図書館もある一定の基準のもとで本の選択をしていると思います。貸し出し年齢の制限はされていないと思いますので、本の選定そのものに問題があると考えています。本の選定基準などがあれば、またそれ以外にもよい方法などありましたら教えていただけますでしょうか。

事務局

市図書館にも『永遠の0』は入っております。年齢制限もつけておりません。描写によって、また本が書かれた年代によって、選別の方法も異なります。実際は、貸し出しができないような本は図書館には置かないということと、また政治的なものや宗教的なものの書籍も図書館に入ってきますが、状況によっては閉架書庫に入れることもあります。その場合、どうしても貸し出してほしいという依頼があれば貸し出しております。差別用語を含む描写や男女平等参画の観点から見て好ましくない描写など、様々な点からよろしくないと言われた本があります。そういった本も閉架書庫に入れて、書籍名を指定して閲覧の依頼があった場合のみ書庫から出しております。基本的に、貸し出しができないということではありませんが、なんらかの形で線引きをしております。

事務局

学校の図書館については、『はだしのゲン』が話題になりました。性描写や残虐な描写を含んでおり、それが子どもたちに悪影響を及ぼすということで規制をした教育委員会がありました。学校としても難しい問題だと思います。政治的要素がなければ、本を見ることができる状況にしても良いと思います。規制することで、かえってマイナスな点が顕在化し議論となるよりも、いろいろな本が世の中にはあるということで、置いてもよいのではとの思いもあります。

委員

子どもたちには、いろいろなものを見ながら、また学びながら成長してほしいと思います。今はインターネット等でどのような方法でも手に入る時代です。重要なのは、情報を選択することだと思います。百田さんの他の作品も、とても良いものでしたので、薦めてもよいかと思います。

委員

(議題承認)

会長

委員の皆様、貴重なご意見等ありがとうございました。では、次に進みます。報告事項(1)「自主文化事業について」を事務局から説明お願いします。

事務局

-説明-
平成26年度開催公演のうち、既に終了した公演の入場者数等の報告。また前回の委員会以降に決定した公演内容の報告。

会長

それでは、ただ今説明のありました案件についてご意見、ご質問等ありましたらお願いいたします。

委員

(質問なし)

会長

では、次に進みます。報告事項(2)「愛知県社会教育委員連絡協議会関係の実績報告について」を事務局から説明お願いします。

事務局

-説明-
委員および生涯学習課職員が出席した愛知県社会教育委員連絡協議会および東尾張支部関係の総会・研修会等の報告

会長

それでは、ただ今説明のありました案件についてご意見、ご質問等ありましたらお願いいたします。

委員

(質問なし)

会長

ありがとうございました。委員の皆様、貴重なご意見等ありがとうございました。最後になりますが、「6.その他」について、委員の皆様、事務局何かありますか。

事務局

特にございません。

会長

これで本日予定されておりました議題につきましては、すべて終了いたしました。委員の皆様には、いろいろ貴重なご意見をいただきありがとうございました。いただきましたご意見、ご要望等につきましては、可能なものから取り組んでいけるよう事務局よろしくお願いします。ここで事務局に返します。

事務局

会長にはスムーズな議事進行をいただきまして誠にありがとうございました。また、本日は、長時間にわたり慎重なご審議、ご意見、ご助言等を賜りありがとうございました。今後も変わらず委員の皆様にはご支援いただきますようよろしくお願いいたします。以上で終了いたします。ありがとうございました。閉会(11時50分)

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