第3回地域公共交通会議平成22年2月8日(月曜日)

ID番号 N3973

更新日:2019年03月01日

平成21年度第3回日進市地域公共交通会議議事録

1.開催及び閉会に関する事項

平成22年2月8日(月曜日)14時20分から16時14分まで

2.開催場所

中央福祉センター多機能室(北)

3.出席委員及び欠席委員の氏名

(1)出席委員

浅妻 正美 委員(市民モニター)

石川 和美 委員(市民モニター)

安藤 義昭 委員(老人クラブ連合会)

松岡 坂重 委員(子ども会連絡協議会)
水野 利子 委員(障害者団体連絡会)

福安 仁司 委員(商工会)

松本 幸正 委員(名城大学教授)

都築 基雄 委員(前市内巡回バス検討委員)

仲 龍典 委員(前市内巡回バス検討委員)

永山 明光 委員(名古屋タクシー協会)

長崎 三千男委員(社団法人愛知県バス協会専務理事)

藤田 信彰 委員(名鉄バス株式会社運輸部運輸第2課長) 

小林 宏 委員(代理:岩沙孝)(愛知県交通運輸産業労働組合協議会議長)

小林 裕之 委員(国土交通省中部運輸局愛知運輸支局首席運輸企画専門官輸送担当)

森 令治 委員(愛知県尾張建設事務所維持管理課長)

小田 聡 委員(愛知県愛知警察署交通課長)

宮崎 秀嗣 委員(代理:井上誠)(愛知県地域振興部交通対策課長)

水野 和秀 委員(日進市市民生活部長)

堀ノ内 秀紀 委員(代理:鈴木正敏)(日進市建設経済部長)

(2)欠席委員

余語 節子 委員(地域女性団体連絡協議会) 

竹下 啓 委員(NPO法人にっしん市民環境ネット)

4.説明等のため出席した者

福岡生活安全課長、渡辺課長補佐、寺田主査

5.挨拶

事務局

本日の出席者は委員21名中19名でございます。欠席者2名であり、日進市地域公共交通会議設置要綱第6条に規定する会議の開催に必要な2分の1以上の出席をいただいていることを御報告申し上げます。
まず、会議の公開について御説明申し上げます。
日進市審議会等の会議の公開に関する要綱第3条の規定により原則公開とされていますが、同第4条に、会議の内容によっては非公開とすることもでき、会議の公開、非公開の決定は、地域公共交通会議の会長が各委員にお諮りして行うことといたしております。会長、お願いします。

会長

今回予定の議題は特に個人情報とか利害に関わる内容は含まれていないと伺っていますので、公開とさせていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

「異議なし」の発言なし

会長

では、公開とさせていただきます。

事務局

傍聴人の皆様におかれましては、会議が公正かつ円滑に行われるよう、会議の秩序維持に努めていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
それでは、会長からご挨拶をお願いいたします。

会長

あいさつ

事務局

ありがとうございました。それでは、議事に入りたいと存じます。議事進行する議長は設置要綱第6条で会長が行うこととしていますので、よろしくお願いいたします。

議長

それでは、お手元も議事次第に従いまして、議事を進めさせていただきたいと思いますが、その前に本日の議事録の署名ということで、本日は松岡委員と福安委員にお願いしたいと思いますのでどうぞよろしくお願いいたします。
では、日進市地域公共交通会議設置要綱の一部を改正する要綱の告示の説明を事務局からお願いいたします。

事務局

それでは、(1))日進市地域公共交通会議設置要綱の一部を改正する要綱の告示についてご説明いたします。資料の1頁をご覧ください。
こちらの要綱につきましては、前回の会議において、協議済事項の軽微な変更等については会議の協議を省略した場合は後日報告することができることとする地域公共交通会議設置要綱についてご協議をいただきました。
告示行為が昨年の12月15日に告示をし、同12月15日から施行されておりますのでご報告いたします。以上です。

議長

ありがとうございました。これは前回皆さんにご協議いただいたことを具体的に書面に表していただいたということですが、何かご意見・ご質問等がありましたら伺いたいと思いますがいかがでしょうか。
よろしかったでしょうか。このように軽微な変更については、会議にかける必要がないとのことですが、前回事務局からご説明がありましたとおり全てを省くといったつもりはないとのことでした。そのようにご認識いただければと思います。
それでは、続きまして(2))中央線のダイヤ改正についてご説明をお願いいたします。

事務局

それでは中央線のダイヤ改正についてご説明申します。
資料は4頁をご覧ください。
これまでの会議の中でもできることから改善を進めていきたいということでご説明をさせていただいておりました。11月の名城大学の実態調査やアンケート調査結果を踏まえ、今回の見直しをするものです。
この目的として、中央線については他のコースに比べて多くご利用いただいていますが、なお一層利用者の利便性向上を図りまして、さらなる利用者の拡大に繋げたいと思っております。
4頁に現在の中央線の利用状況ですが、赤池駅から古戦場駅ゆきの停留所別の降車割合があり、バス停毎の全体に占める割合が示してあります。
左上については、平日の赤池駅から古戦場駅へのバス停毎のパーセントが示されております。
1月での実績で、愛知学院のバス停降車数が最も多く約41%、続いて農協前約10%、市役所8%で、市役所と農協前を合わせると約18%になっています。
それから、下の表は休日の利用で、平日ほど多く愛知学院で降車しているという状況ではございません。愛知学院につきましては約27%、古戦場駅28%、市役所10%、竹の山中9%、農協前7%というように特に際立ったところはないという状況です。
この二つの表を見比べてみますと、平日については愛知学院で降車数が全体の約半数いるということ。それから休日はそれほどでもないということ、他のバス停でも降りているという状況がわかるかと思います。
先ほど11月に実態調査を行ったと申しましたが、ここではOD調査と申しまして、乗ったところ降りたところを調査いたしております。その結果から言えることは、利用者の大半が赤池駅から農協前、それから愛知学院という結果も出ております。それから、その時にアンケート調査も行っております。アンケート調査は27頁にあります中央線についての満足度というところで表が出ております。このアンケート調査の中で際立ったところを申し上げますと、7番目にバスの平日ダイヤで、やや不満、不満を合わせますと51%で、不満を持っているという状況がわかります。一方、満足、やや満足を合わせたものに比べまして、約4倍となっております。
このように、中央線の平日ダイヤにつきましては、特に愛知学院で降車してみえる方、学生の方や職員の方の利用している状況が多いということを踏まえまして、授業の開始時間や授業を終了した時間からより利用しやすいダイヤを作り上げてはどうかということで、今回のダイヤを編成しました。
変更しようと考えているのは、平日の便についてです。どのようなダイヤを組んだかをご案内します。5頁をご覧ください。
右の方の「参考1」ですが、愛知学院大学バス停時間と大学講義開始時刻、「参考2」の方が終了時間とを見比べたものです。9時30分は講義の開始時刻に対し、新しいダイヤでは9時11分に着くということがここに示してあります。その横に19分と書いてあり、これは講義の開始時刻までの時間で、到着してから講義開始までの時間が19分ということです。
右の4.は、現行ダイヤの時刻、右に、現行との差が示されております。
今回の新しいダイヤ改正では、午前で、1限目に間に合う便、9時30分に着く便で5.の7分に比べると実は伸びておりますけれど、これにつきましては、実は愛知学院のバス停から校舎へ学生の方が歩く場合に10分から15分ほどかかるということを確認しております。
現行ダイヤでは、9時23分で間が7分ですと一番奥の校舎までは間に合わないという状況でしたが、今回19分作成すれば間に合いバスの利用も叶うということで、こういう形でご提案をしております。
さらに、3限目は15分となっております。これは、現行ですと1時間22分となっていたものが、15分になり短縮が図られています。
それから、講義終了時間は参考2ですが、太字の部分が10分、1時間17分と書いてあり、現ダイヤと比べますといずれにおいても短縮が図られたというダイヤになっております。
それから、6頁に土休日のダイヤを載せてあり、お手元にもダイヤ表があるかと思いますが、新たに配布した資料で違っているところが赤池から古戦場へ向かう便で、2番の生涯学習プラザ、それから浅田、マスプロ美術館、それから11の六坊、12の弁天池、竹の山中、14の竹の山、16の山野田、この時分が1分早くなっています。
要は、休日については、たくさん降りてみえる箇所というのが点在しているということで、愛知学院の降車数が特に多いということではないため、現状のダイヤに近いものということで考えております。なぜかと申しますと、6頁参考3に、市役所バス停での中央線とその他7コースの連絡、乗り継ぎをしてみえるという現在の利用状況が見えますので、極力変えない今のダイヤに近い状態でということで考えました。
右側の参考3は乗り継ぎ状況を示したもので、30分以内で中央線から他の7コースへ乗り継ぐというところでは30分以内に乗り継げる便は5便あります。一方、他の7コースから乗り継ぐ便は3便あるというところです。今の説明は古戦場に向かっていく中央線との連絡で、下の赤池駅行での乗り継ぎでは、中央線から他の7コースにつきましては3便、それから7コースから中央線につきましては3便あるという状況です。
こうしたことから、休日のダイヤにつきましては、生涯学習プラザ他で現在の運行実態に合わせバス停とバス停の時間を少し時間の調整し、現行のダイヤに近い状態でダイヤ編成をさせていただくということです。市役所や愛知学院での時刻については現在のダイヤと変わりません。
なお、一つ訂正がございます。6頁上から4番目に名外大と書いてございますが、これは竹の山の間違いですので訂正をお願いします。下半分の方の14番にも名外大とありますが、これも竹の山ということで訂正をお願いします。
以上、平日の中央線については、愛知学院での授業開始に合わせた形で作らせていただいたということと、土休日については市役所での連絡が現状どおりで、運行実態を考えたバス停区間の変更だけに留めたということで中央線のダイヤを変更させていただきたいということの説明を申し上げました。

議長

ありがとうございました。中央線のダイヤ改善ということで提案をいただきました。
ポイントは平日に関しては、一番利用客の多い赤池~愛知学院、ここのダイヤをより利便性の高いものにしたい。それから、授業が終わった後に、やはり同じように愛知学院~赤池が利用しやすいようにということで、それを目的としてダイヤ編成を行ったということです。また、土休日は、実態に合わせて微修正を行ったというものであります。
この案に関しまして、何かご意見・ご質問がありましたら伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員

少し質問させていただきたいのですけれど、平日ダイヤのダイヤ改正案ですが、道路運送法の中での運転者の改善基準がありますが、その中に4時間の連続乗務の条項がございます。1便の6時50分をスタートに致しますと、当然10時50分までの4時間の中に30分の休憩をとりなさいという基準があります。この30分はまとめて採ってもいいし、10分ごとに分けて3回とってもよいということになっています。その中で、1便と2便の間に赤池駅での折り返しが3分あり、これは当然無理だと思いますが、その後、2便から3便の間、この間で8分しかございません。その後、4便から5便の間で25分ありますが、10時50分までで見ますと1回しかなく、25分しかないということになり30分以上の休憩がないということですし、10分以上の3回の休憩があるというわけでもございません。もう一つ言いますと、1便目は長久手古戦場をスタートしていますので、当然事業所からの回送時間も含みますので、これを合わせますともう少し伸びますので、10時50分よりもう少し早くなると思われます。このあたり、いかがでしょうか。

議長

ご指摘ありがとうございます。事務局いかがでしょうか。

事務局

ご指摘のように、ガイドラインのようなものはございまして、30分であるとか10分であるとかは承知をしておりますけれど、全体として弾力的な運行ということも含めまして、空いている時間も結構ありまして、30分一気にとらなければならないというところが25分しかないというのもある程度承知をしながら協議を進めさせていただいたというのが本音でございますので、今後、そのあたりをどう加工していくのかということについては、もう少しお時間をいただければありがたいなと思っております。

議長

基本的に、もともと昨年の4月1日改善におきまして、安全性というのが第一優先であったということがありました。その安全性というのは、利用者のもありますが、それを確保するのはやはり運転手ということですので、その運転手の労働基準というか、安全基準を当然守っていただく必要はあると思いますので、そこは見直していただければと思います。
何か補足等ございましたらお願いいたします。単純なミスなのか、どうなのか。

委員

平日の関係で言えば、そういう趣旨でいえば今調整している段階ですので、少々お時間をいただいて調整するということで。休日につきましては、実際に運行上の実態に合わせただけという事ですので特に問題ないかと思いますが、平日については少しお時間をいただきたいと思います。

議長

はい、了解しました。これで決定というわけではなく、さらに労働基準等が満たされるように微修正をしていただくということです。ただし、方向としては愛知学院の学生の利便性を上げるという目的で調整させていただくということになると思います。
その他、ご指摘いただければと思いますが、いかがでしょうか。

委員

アンケートでの不満足というのを踏まえて、1限目で現行は7分を19分に、2限目で現行は22分を26分にされたということですけれども…。
私も80歳になったときに愛知学院大学に公開講座へ行きましたが、1時限の場合、例えば7分の場合、校舎まで行くのは僕自身ちょっと大変で、これが19分あればのんびり行っても10分くらいで行けます。その時、学生さんも非常に多かった、乗られた、利用されたのが多かったと認識していますしので、一応に不満足が改善するであろうと思います。運行してみないと分かりませんが。
それが一点と、労働基準も段々厳しくなってきて、地方公共団体が運行するもので基準法違反がある市町で摘発・注意された経緯があることから、昨年4月のダイヤは非常に変則ダイヤで、伸ばして55分だとか57分になりました。ですから、今回のダイヤではそのようなことが無いよう適性に対応していただきたいと思います。

議長

どうもありがとうございました。事務局に意見ということでした。1点目は不満の大きさですが、これは学生の始業時間に合っていないのが不満の理由だったのかということでした、もし知見がありましたらお答えいただきたいと思います。もう1点は意見だということで、労働基準にかかるご意見でしたが、この辺、いかがでしょうか。

事務局

1点目のアンケート中の不満につきましては、特に何限目に間に合わないとか、そういった具体的な意見はありませんでした。しかしながら、学生の動き、午前中どんな感じで学校にでるのかというところも参考にさせていただきまして、1限目が7分しかないところをもう少し余裕を持たせてはということで19分の間を採ったダイヤ編成をしております。他の部分についても極力、開始までの15分からもう少しの時間で繋げればいいかなということでダイヤ編成をお願いしたという経緯がございます。結果として、1限目、それから3限目というところで到着から授業開始までが利用しやすい状態でダイヤ表が組めたということで考えております。

議長

残念ながら具体的にどのダイヤがというところまではとれておりません。その中でやはり一番利用者の多いところの利便性向上を図ったということだと思っております。これは、今後、機会に応じて、細かなどこのダイヤを合わせる必要があるのかというところも調べていく必要があると考えております。それから、補足ですが、実はこの中央線というのは、先ほどご説明もありましたが、市役所での降車が結構あります。農協前を調べますと、2便の赤池発7時27分で、7時38分着に市役所の方々が乗られているようですが、これは現行が7時41分着で3分ほど早くなってしまいますが、これは許していただこうと。ですから、そこは守りつつ学生の利便性向上を図っているということであります。
事務局と打ち合わせする中で、他のくるりんばすとの乗り換えをスムーズにできるようなダイヤが組めればということで検討したのですが、全てを満たすことは不可能でした。そこで、優先順位としては一番利用者の多い学院の学生の利便性向上を図ろうと。それから市役所の方の利用もありますので、そこを確保することで、できる範囲で乗り継ぎを可能なようにしようということでこのようになっています。この時には、当然に労働基準を守る形でということはやっておりましたが、いろいろやりとりをしている中で不具合がでてきてしまっています。
当然ながら、これは先ほどから何度も申し上げているとおり必ず守るように、そういう時刻に修正させていただきたいと思っております。その中で、2限目授業開始まで26分ということで、多少余裕がありすぎだなぁという気もしますので、調整する中でこの辺もできるだけ短くしていただければと思います。いかがでしょうか、よろしかったでしょうか。それでは、これからの細かな数分の設定、時刻の変更はあるかと思いますが、ここは事務局にご一任いただければと思います。どうもありがとうございました。
それでは、続きまして、3番目と4番目、関連しますので一緒にご説明をお願いしたいと思います。バス停位置の変更等について、個別課題の対応についてです。よろしくお願いします。

事務局

それでは、3番と4番をまとめて説明します。7ページをご覧ください。バス停位置の変更等についてです。これにつきましては、現在の中コースの岩崎橋東ですが、県道の工事をしておりました関係で休止の状態でしたが、今回新しく道路が開通し、それに伴いバス停を再設置するもので、4月1日に向け準備の方をすすめております。変更後は、左回りで岩藤西と小林の間に岩崎橋東が入ります。右回りは、反対に小林から岩崎橋東、岩藤西となります。ルート自体については、変更はございません。それから、8ページをご覧いただきますと、個別の対応ということで示してありますが、先回までの会議で申し上げておりました分かりにくさの解消とか、安全対策で個別課題については随時対応するという姿勢でやっております。北コースは、早い時期に変更の方をしたいということで申し上げておりましたが、周知等々が少し遅れてしまったということもあり、他と合わせた形で4月1日から古戦場南駅を中央線と同じバス停に設けさせていただくということです。ルートの方も中央線と同じコースを通って、北のロータリーに入るというコースです。中コースは、香久山中というバス停が左回り右回りで別々の場所にあります。香久山小学校の北側にバス停が右回りのバス停、斜め上に左回りの香久山中のバス停があります。このあたりについては、少し分かりにくいというのもあります。それから、右回りの小学校前に置いてあるバス停については、少し坂になっており通行人も少しあります。一方、左上の左回りのバス停は、歩道帯が広くなっており、平坦で待機する場所としては若干の余裕があるというところで、この場所に統一をして左回り右回りも同じ位置のバス停にするということを考えております。
それから、香久山北のバス停につきましては、西コースの香久山北のバス停もあることから、これを西コース側の方に統合するというということを考えております。以上です。

議長

ありがとうございました。今報告がありましたように、バス停の位置変更、それから個別の課題対応ということで対応いただくことについてご報告いただきました。中身に関してご質問・ご意見ございましたら伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
どれも利便性向上に結びつくものだと思っております。それでは皆さんにご確認いただいたということで、ありがとうございました。
それでは5点目のくるりんばすの評価の視点について、ご説明をお願いいたします。

事務局

それでは、見直しに関する評価の視点についてご説明申し上げます。9ページ目からの評価の視点というところですが、評価の視点としましては、目的の達成度はどうであったかというところを捉えております。これにつきましては、バス利用可能カバー率、バスの利用頻度というところです。2点目としましては、利用者の増加数についてはどうであったかという指標の中で、便別の利用者数、バス停別の利用者数、コース別の逸走率というような指標です。このような4点ほどで利用者の増加について評価していこうというものです。
もう一つが、満足度の向上を図っていこうということで、その指標として、コース別に満足度は向上したかということです。それから、コース別の循環形態についてです。21年4月からは双方向運行を実施しておりますが、その形態が変更あったコースについて満足度は向上したかという評価の考え方をつけております。それから、コース別のバスの定時性についての満足は向上したかということを評価として捉えていこうと考えております。それから、乗り継ぎ利用は向上したかどうかという指標です。そして、収益性の向上ということで、収入額が増加したかどうかという考え方に基づきまして、収益率の向上という視点の捉え方をして行こうではないかということで、大きく分けて5項目の視点とした案を示しております。
11頁以降につきましては、目的の達成度について、評価基準というのが4番目に書いてありますが、人口カバー率が変更前以上かどうかということが11、12頁。可住地面積というのは住まいがあるところでの面積のカバー率ということです。それからバス利用圏域のカバー率が15頁から載っております。利用頻度につきましては、17頁からご案内しています。
それでは、順番にご説明をさせていただきます。
11頁をご覧ください。11ページと12ページを対比する形で、20年度と21年度を見比べるという形で示してあります。20年度のバス利用圏域内人口、総人口に対するバス利用圏域内の人口の割合が76.2%となっており、それが21年度に84.2%で約8%向上しているということが見てとれるかと思います。バス利用圏域人口につきましては、バス利用圏域内の人口割合、77.7%が21年度85.7%になったことが分かるかと思います。13ページは、20年度の可住地面積、バス利用圏域に対する可住地面積の割合で62.5%、21年度におきましては、71.7%です。可住地面積に対するバス利用圏域が64.2から73.3%になっております。15ページは、20年度の行政区域面積バス利用圏域に対する割合が62.9、それが21年度は67.1%です。それから市街化区域における同じ割合については、77.3%から85.5%になりました。17ページにはバスの利用頻度ということで、再編前後のくるりんばす利用頻度の比較を示しております。東コースにつきましては5.4%、週1回以上の利用者が増えたということがこの表で見てとれます。
18頁はバス利用者数の推移で、愛知県、それからその下が中部運輸局管内全体で示しております。年間1.3%減少、これは13年度から20年度までの8年間平均で1.3%、愛知県においては減少しているという現実が示してあります。同様に、中部運輸局管内では、年間1.5%の減少です。9頁で20年度、21年度の比較をしておりますが、東コースについて申し上げますと、20年度の実利用者数が60,250人ですが、これに愛知県のバス輸送人員8年平均1.3%の減少率を加味したものを21年度の実利用者数と比べた場合の増減率が9頁に示してございます。東コースの20年度と21年度の対比では増減率が92%でした。他のコースも申し上げますと、最も増減率が低かったのが北コースです。0.81という数字になっております。ちなみに中央線につきましては、1.04です。19頁は、運行方向を変更した便1便あたりの平均利用者数の比較です。双方向を実施した西、南、北、中コースについての比較です。西コースについて申し上げますと、再編前は1便あたりの平均利用者数19.5人が21年は14.4人になっています。北コーは9.9人です。
19頁は逸走率で、コース別のコースを利用しなくなった人の率ですが、これについては、大幅な変更をしなかったコース、双方向運行にする等の変更をしなかった東コース、東南コースについての平均値が6%。変更した西、南、北及び中コースについては、西コースが15%、南コース15%、北コースについては13%、中コースについては7%という数字がでております。南西コースにつきましては、少し順路を変えているところですが15%という数字が出ております。
20頁は、満足度の向上という視点から、満足度について11月のアンケート結果を示しております。特徴的なところを申し上げますと、東コースの21年度アンケート結果では、No10の自宅から最寄りバス停までの距離について満足とやや満足を足すと約80%の方が満足であるという結果が得られています。No2のコースの循環形態については、満足とやや満足が約25%に対して、やや不満と不満を合わせますと、35%で満足よりも不満が高いというのが見てとれます。
21頁の西コースでは、3番の各コースが市役所を帰発着することについては、やや満足までで55%ほどです。過半数以上が帰発着については満足をされている状況が見えます。バスの便数については、やや不満、不満については33%です。7番目の平日ダイヤについては、やや不満、不満については35%という数字になっております。南コースについては、バスの便数について、やや不満、不満が35%ほど。バスが走っている時間帯について、満足、やや満足が約半数の48%です。10番の最寄りバス停までの距離については、やや満足までが70%ほどです。
23頁の北コースにつきましては、2番のコースの循環形態につきまして、33%の方がやや不満までに思っているというところが見てとれます。バスの便数についても同様に33%の不満を持っております。それから、7番のバスの平日ダイヤにつきましては、40%の方が不満に思っている状況がわかります。
24頁の中コースですが、これもバスの便数について43%ほどのやや不満までをもっていることがわかります。7番、8番、平日ダイヤ、休日ダイヤについては35%から34%の方が不満であるという状況です。それから、東南コースでは、これも循環形態について41%ほど不満に思っています。4番の便数ですが、25%の方が不満をお持ちになっているということです。10番の最寄りバス停までの距離については、やや満足までの方が74%みえます。
南西コースについては同じような形です。循環形態につきまして、半数近い48%が不満に思っているというところです。バスの便数についても35%ほどについて不満に思っているというところです。バス停までの距離につきましては、半数以上が満足しているというところがわかります。
27頁の中央線につきましては、4番のバスの便数について約半数の48%ほどが不満に思っているというところです。7番の平日ダイヤについては、51%ほど不満に思っている。休日については、39%です。
それから、乗り継ぎ利用率の比較につきまして、再編前後でどう変わったかというところが示してございます。東コース、中コース、東南コースで増えています。28頁は、再編前後料金の収入額の比較が載せてあります。
以上で評価の視点ということで、目的の達成度、それから利用者の増加、それから満足度の向上、乗り継ぎ利用率の向上、収益性の向上というような視点の捉え方で評価をしていこうではないかということで案をお示ししました。

議長

ありがとうございました。これは、積み残しの宿題になっていたものです。くるりんばすの評価ということで、今回新たに目的の達成度等の評価視点を加えていただいております。沢山の資料を説明させていただきましたが、当日配布ということもありまして十分ご理解いただいていないかもしれませんので、ご質問がございましたらいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員

アンケート調査のところで、コースの循環形態について不満が多いのがあちこちのコースで見当たるのですが、具体的には循環形態のどこに不満があるのかどうかというのはアンケートで採ってなくても、感覚的にこのことではないかということで、もし分かれば、この委員の方でも結構ですので教えていただきたいです。

議長

ありがとうございます。まず、事務局からお願いします。

事務局

このアンケートをお願いしたときに、自由記述ということでもご意見を伺っておりまして、その中でありましたのは、双方向運行を行ったコース、西・南・北・中コースですが、便数は増やさなかったものですから、例えば、左回り・右回りの間の時間、同じバス停での間の時間が1時間半ほど空いてしまう。前の一方方向の時には曲がりなりにも1時間に1本あったものが、1時間半に伸びて間延びをしてしまうということで、循環形態に不満があるといったような声を多数いただいております。その他、一方方向は変わらなくても、廻る方向、南西コースについては途中からコースを違うところへ変えさせていただいておりますが、そのことについても不満があるというような声もいただいております。他にもそのような形で不満の声を自由意見としてお聞きしております。

議長

はい、委員の方々で、何か周りから伺っているこのような回り方の不満についてご意見あれば伺いたいと思いますがいかがでしょうか。

委員

何度も同じことを申し上げておりますけれど、東南コースは、市役所を出発しまして油田から右へ回っていただけると南山エピックという団地へ最短距離で入れるのですが、これがまっすぐいきまして北山、三ケ峯までいって帰ってくるというルートとなっているため、南山エピックの場合は相当時間的なロスが大きくかなり不満があるようです。

議長

はい、ありがとうございます。その辺、事務局いかがですか。

事務局

一部ルートを変えたコースですけれど、今までの回り順をあまり基本的には変えないように工夫したということでございますので、委員の言われたように、もともと後から入る路線になっていましたので、それを先に入れると次の方々のことも考えなければなくなることもございます。このようなご意見があるということを認識はしております。

議長

事務局は認識しているということで、今後さらに改善に向けて検討を進めていただきたいと思います。その他、いかがでしょうか。

委員

私は年金者組合というところで皆さんの意見を聞いたりアンケートをとったりしていますが、お年寄り、特に80歳代の方から、バス停が移動したりバス停に掲示された時刻表が変わったり、そういうちょっとしたことが非常に分かりにくいと聞いております。この間も事務局にも来ていただいたのですが、西コースの香久山バス停が右回りと左回りで位置がかなり距離あり、私も歩いてみたのですが、これはちょっと距離があるなと思いました。お年寄りの方がそこで買い物をして、荷物を持ち、ここは左回りのバス停か、右回りのバス停はどこだろうと探そうとする場合探しにくいし、見つけたけれどそこまで行くのが荷物を持った80歳代にとってはちょっときついなという気がします。そういうことで、少しでも見直しをしていけばかなり利用しやすくなると思います。
皆さんが言われるのは、実感としては逆回りというのは、なにか間引きされたような感じだなぁと言われるわけです。実際に家を出てバス停に行くまでに時刻表をよく見て自分の計画と合わせて考えていけばいいのでしょうが、実際に計画を立てて出かけるといったそういう風にはなかなかいかないです。今までは1時間ごとだからよかったのですが、ちょっと複雑になったことが使いにくくなったということで、不満だとか、乗りにくいバスになったねぇといった意見が多いです。時刻表については慣れるかなと思ったのですが、なかなかお年寄りはすぐには慣れないですね。もう少し辛抱すれば慣れるかなぁと思っておりますが、広報等でどこへ行くにはどのコースに乗っていけばいいのか、どこのバス停で乗り換えればいいのか、ここのバス停では右回り・左回りがありますよといったことを本当に細かく教えてあげないと分かり易くはならないのかなぁと思っております。
我々が考えると簡単なようなことなのですが、そういうことを思います。

委員

逸走率というのがありますが、通常の交通機関としては、タクシー業界では、料金の運賃改定をしたときにどれだけお客さんが逃げていったかというのに専門用語で業界用語として使用しています。大幅な変更をしたときに広報等で相当宣伝はしているかと思いますけれど、まだまだ周知しきれていないのかなといった印象を受けます。

議長

ありがとうございます。コースに対しての不満ということで先ほどご意見をいただきましたが、必ずしもこれがベストというものは出てこないのですが、細かい所はいくつかでてきていると思います。それから、総じて言えることは、やはり間引かれたというところが印象としてあると。
1時間ヘッドだったのが場所によっては2時間ヘッドになってしまったと。それから分かりにくくなったという意見。それから、まだまだ浸透が十分ではないのではないかといった意見でした。もう少し周知徹底と分かり易さの徹底をしていくべきとのことでした。
逸走率というのは、一般的には運賃改定のときに使用する指標とのことでした。このことついて、事務局いかがでしょうか。

委員

別にこだわっておりません。

議長

よろしいですか。

委員

不適切だということで申し上げたわけではありません。

議長

わかりました。その他いかがでしょうか。

委員

議長が大多数の皆さんのご意見をということでまとめられたと思います。
私は、当初こうなると思っておりまして、今回の双方向は、利用者の皆さんが間引き感を身をもって体験されたということです。
もうしばらく様子をみて見直しということでまとめられたわけですけど、一方では逆回りだけにしろといった意見も聞いておりますし、要は、もう少し利用者を掘り起こさないといけないということです。
いつも私が心配しているのは、夕張のようになってはいかんと、これは8万市民の人口1人あたりの税金負担率とくるりんばす利用者とのバランス。これをいつ見直すのかということを、私自身は深刻に受け止めております。
先ほども話がありましたけれど、もう少し乗ってくれなければというようなことで、掘り起こし、宣伝方法というものがもう少しあればと思います。色々なデータを見ると、みんな増えています。人口も増えており、可住地も増えている、市街化区域も増えているにもかかわらず、乗客が減ったということです。これは真摯に受け止めなければならない。どこに原因があるのか、乗り方は一定してしまっているではないか、人口が増えているのに乗る人が一定している、しかも減少しているのであれば、それをぐるぐる廻しているだけではいかんだろうということで、総力を結集してどうしたらもう少し乗っていただけるのかといったことを真剣に考えていかなくてはならないだろうと私は深刻に受け止めているわけです。
逆回りで利用しやすいということで増えているわけです。可住地面積にしても利用圏の面積カバー率についてもその率を見ますと、みんな向上してプラスなのです。北コースと中コースに関しては減っていますが、これは要するによかったよかったといいながら乗るのは少ないという現実もあります。
作業部会では、バス停から200メートル範囲内だとか300メートル範囲内だとかで喧喧諤諤とやりカバー率が住民には大体満足されているが、それならばもっと乗っていただいているかというとそうではない状況です。これまでのくるりんばすは、ダイヤ改正をくりかえし行い、地域バスから福祉バスへ、それから都市交通へ色々な政治的なところで増やしましたので、早朝や夜のダイヤを作りましたので、ここらのところが少し問題があるのではないか、いわゆるインフラバス的にそういうことにはちょっと早いのではないかなという印象をもっています。ですから、今後もっと乗っていただくということで掘り起こすにはどうしていったらいいのかということで、この間市長とも少しお話しをしたのですけれど、どうも少ないなぁとということを市長は思っているようです。減るより増える方がいいに決まっていますので。生活交通部会のメンバーも各団体からの代表者がおりますので、色々意見を集約して一生懸命やらせていただきますけれども、各委員の皆さんにおかれましても、このような意見があるけれどもということで、こういうことをやれというようなことがあれば、生活交通部会までご意見をいただければ、非常にありがたい。よろこんで検討させていただこうと思っております。

議長

ありがとうございました。利用減に関しまして、今委員から心強いお言葉をいただきました。生活交通部会にあげればいろいろ検討していただけるということで、今後、是非そういったことを生活交通部会へ寄せていただきたいと思いますが。
少し議論を戻しますと、評価の視点、今質問ということで一通りお伺いしましたが、ご意見をいただければと思います。今回、目的の達成度、利用者の満足度の向上、乗り継ぎ利便性の向上、収益性の向上の5点の視点ということで評価してはどうかということで提案をいただいております。更にそれらの視点に対しまして項目が上がっております。この内容につきまして、こういう視点が足りないのではないかとか、こういう項目が足りないのではないか、或いは、こういうのは必要ないのではないか、何でも構いませんので忌憚のないご意見をいただければと思いますが、いかがでしょうか。
私は、評価ではないと思っているのです。点検だと思っています。やはり、毎年、或いは2年に1回、或いは大きな改正するときに点検するとかになるかなと思いますが、こういったところを必ず点検しながらということかなと思います。何でも構いません。それぞれのお立場で、こういったことを入れるべきだということがあればお願いしたいと思いますが。

委員

もう一つ、付加していただけたらと思うのがあるのですけれども、要は、住民への意識付けです。先ほどから、生活交通部会もあるわけですけれど、やはり、マイバス意識というものを持ってもらわないと利用は進まないわけです。ですから、表現をどのようにするかということはまた考えなくてはいけませんけれど、住民意識を高めていくために何が必要かといった視点がないのかなといった印象を受けました。少し工夫をしていただけたらと思います。

議長

はい、ありがとうございます。事務局、いかがでしょうか。

事務局

ありがとうございます。是非その視点も設けて考えたいと思っております。

議長

ありがとうございます。実は8月に住民対象のアンケートを実施しておりまして、くるりんばすを知っているかどうか利用したことがあるかどうかについて聞いております。その中でそういった質問をぜひ追加したいと思います。その他、いかがでしょうか。

委員

何回か私が質問しているかもしれませんが、一ヵ月定期とか、例えば三ヵ月定期とかパスポートみたいなものは発行されているのでしょうか。

議長

事務局、お願いいたします。

事務局

高齢者に対しての一ヵ月定期しかございません。

委員

日進は全国的にも人口が発展している都市。しかも年齢層も比較的若い。また大都市とも隣接しているということで通勤通学を皆さんされていると思いますが、くるりんばすに頼っている方というのはなかなか自家用車を自由に使えない方だと思います。あるいは、できるだけ使わないようにしている方もあるかもしれません。コミュニティバスの路線というのは非常にきめ細かく、路地裏まで入って、住民の交通空白地域を無くすように回っているわけです。中央線は別にしましても。そういう路線の性格だと思います。ですから、ダイヤを伸ばして、ちょっと朝晩もと。私も日進の住民ですけれども、香久山区民ですが、朝、通勤らしきというか、学生らしきというか、そういう方が数名乗っているのを毎日見かけるわけですが、そういうことで、旨く自分の生活に取り入れている方も見えると思いますが、基本的には、通勤通学よりも日々の生活の中で買い物なりそういった方が中心ではないかと思います。ですから、路線も非常にきめ細かく路地裏まで回って安全に運行されているのだと思います。そうしますと、人口が増えているという話もあるのですが、基本的には利用者が右肩上がりに増えていくこともないのかなと思うのです。大きな再編成をして中央線を走らせ、住民の知恵を結集して双方向運行を採り入れたわけですが、やはり、路線が分かりづらくなったとか双方向というのは、いい面ばかりでなく悪い面もでてきてしまったのかなという気がしています。先ほどと同じ話をして申し訳ないのですが、もう一度よく考えてみる必要があるのではないかと思います。

議長

はい、ありがとうございます。利用増に向けてさらなる検討が必要だとのご意見でしたが、最初にいわれた定期というのは、例えば指標で定期を入れたらどうかということですか。

委員

そうですね。その都度払うのが大変だという方もみえるのかもしれませんが、今は高齢者です。

議長

今は高齢者向けの定期しかございません。定期を他の層へ拡大するかどうかということはまた別途課題だと思いますが、評価の指標として定期の利用状況というのは確認する必要があると思います。指標として入れ込むというのはどうでしょうか。

事務局

その点についてはご意見として承らせていただきまして検討させていただきます。先ほど議長が言われた8月に実施したアンケートの満足度ですが、状況を知っていますかということに関しては約70%の方が状況は知ってみえます。ただ、再編について知っていますかという問については、よく知っていると大体知っているとを合わせると45%くらいになります。ですから、再編されたこと自体をまだご存知ないという方、知っている方が約5割ということで、くるりんばすは周知されているけれど、再編のことについてはまだまだだということで認識をしております。

議長

はい、ありがとうございます。これも、これからの点検項目として入れていきたいと思います。その他いかがでしょうか。
そうしましたら、今いただきました住民への周知状況ということを含める、あるいは定期の利用状況も必要に応じて入れていくというということを再度事務局の方に検討いただくということにいたします。
ところで、実はいつやるとか、あるいはこれ点検した後にどうするというその辺が具体的に見えておりません。今回は中身だけ、項目だけ上げさせていただいておりますが、その辺も今後さらに事務局にやっていただきたいと思っておりますが、今のうちに、もしご意見ありましたらいただきたいと思います。例えばこの時期にやるべきだとか、どのスパンでやるべきだとか、あるいはこの点検項目が必要かどうかということに関して、もしアドバイスいただければと思いますがいかがでしょうか。
多分これは、「事務局でたたき台を作ってこい」ということだと思いますので、それに関しましては事務局の方で、また宿題となってしまいますが、たたき台ということで次回までに何とか作っていただきながら、それに沿ってPDCAを行う仕組みを作っていきたいと思います。
どうもありがとうございました。それでは、いくつか追加もございますが、一応ご承認いただいたということにさせていただきたいと思います。
それでは、4番、その他ということでご報告をお願いいたします。リニモ長久手古戦場駅、愛知学院大学、名古屋外国語大学、名古屋学芸大学シャトルバスということでお願いいたします。

事務局

その件に関しましては、名鉄バス様がおみえですので、お願いいたします。

議長

これは、名鉄のほうからお願いいたします。

委員

愛知学院大学様から藤が丘の方から当社のバスが出ているのですが、これが大変学生数が多く藤が丘のほうが大変な状況だということで、これを少しでも減らしたいので、長久手古戦場駅から愛知学院大学までのスクールバスを運行してほしいとの依頼がありまして、検討した結果、貸し切りバスで、4月1日から、名古屋学芸大学名古屋外国語大学のほうも含めましてこういう路線で運行を開始することになりましたのでご報告ということでさせていただきます。

Aダイヤ、Bダイヤがありまして、学校の授業が多いときはAダイヤ、少ないときはBダイヤという形で運行させていただきます。バスは3台使用いたします。

議長

はい、ありがとうございます。ご報告いただきました。これは、地域公共交通会議の合意事項、議決事項ではございません。これは日進市の公共交通あるいは利用者に関して、何らかの影響があるということでご報告いただいております。意見はお伺いすることができると思いますので、それを反映される、されないという事は別だと思いますが、もしご意見がありましたら伺いしたいと思いますが、いかがでしょうか。今回スクールバスということで学院の学生と外語大学の学生のみが利用できるということですか。一般の人が乗ることはできないということですか。

委員

 補足を担当から説明させます。
名鉄バス株式会社
このAダイヤというのは、もともと藤が丘から学院大へ運行しているAダイヤに合わせたものでございます。3両での運行ということです。Bダイヤというのは1両で運行するということで、基本的にはあくまで学校への来校者を対象にしたもので、貸し切りのスクールバスとして学校が運行されるということでございます。ただ、色々な経緯がございまして、当初は、もし路線という形で運行するのであれば、一般の方にも運賃をいただいて運行することもできたのですが、やはり、まだこれがどの程度ご利用があるかどうか大学の方でも不安に思ってみるということで、あくまで実証運行に近い形でということで貸し切りという形で運行させていただくということになりました。できるだけリニモの本数を受ける形でということで、Aダイヤですと時間6本ということになっているわけですが、最大でリニモが8本くらいのところを6本で受けるということで、あまりお待ち時間のない形でご利用いただけると思います。ただ、これ自体乗り場等が路線バスでない関係で、停留所等を長久手古戦場駅のロータリー内に設けることができないため、主に学校の中での告知をメインにして利用を促進していくという形にせざるを得ないということで、現在、学校の方からは、新入生向けに周知に務められていると聞いております。

議長

はい、ありがとうございます。みなさん、どうですか。

委員

くるりんばすと時刻が似通っているところがあるのですけれど、間違って乗ってしまうとかないでしょうか。8時台とか、他にも近いところがありますが。

議長

はい、ありがとうございます。重要なご指摘をいただきました。利用者が間違えて乗ることはないだろうかということです。その点、いかがでしょうか。

名鉄バス株式会社

貸しきりバスということで、名鉄バスの大型の赤のラインの入ったバスを使用します。一般の通勤の形態のバスとは違う形のバスが入りますし、ましてやくるりんばすとはカラーも車の大きさも異なりますのでお間違えになることはないと思いますし、車体の外側には行き先の表示も致しますので、お間違えになることは多分ないと思います。学校の方からもお話しがございまして、私どもも対応をしておりますのでよろしくお願いします。

議長

はい、ありがとうございます。とにかく間違うことのないようにお願いしたいと思います。中央線もございますし、間違う危険性も無きにしもあらずということで、ぜひお願いしたいと思います。他、何かよろしいでしょうか。よろしかったですか。

事務局

お手元にパンフレットを配布したリニモウォーキングについて、県の交通対策課のほうから説明していただけますか。

委員

リニモ利用促進おため定期的にウォーキングをやっております。ウォーキング以外にも実は3月に別のイベントも計画しております。若干、趣向の変わったものを予定しておりますので、そちらの方もよろしくお願いします。

議長

はい、どうもありがとうございます。コミバスラリーは皆さんへお伝えしていましたでしょうか。もう終りましたか。

委員

コミバスラリーは2月3日をもって終わりまして、何名くらいきたかは分かりませんが、まもなく抽選と聞いております。今後もやるかどうかはまだ不明です。色々ご協力、ありがとうございました。日進にも車内にも貼っていただきありがとうございました。これを機会に、コミバスが色々なところに入っておりますのでそちらの方も乗っていただければと思います。他の地域にも日進のくるりんばすに乗っていただくように話をしております。

議長

はい、どうもありがとうございました。
今日も皆様方のご協力をいただきまして、無事議事を進めることができました。ありがとうございました。それでは、進行を事務局へお返しいたします。

事務局

ありがとうございました。
事務局の方から数点お願いしたいと思います。今年度の地域公共交通会議はこれで終わりといたします。先ほど、中央線のダイヤのことについて、色々ご意見いただいていますので、改定したものはまた後日お渡しをさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
もう一点ですが、日進市も税収が非常に厳しいということで、先ほど委員からお話しがあったように、税の負担と利便性の向上というものを考えながら進めてまいりたいと思っております。
17年度から改善・改善ということでいい方向ばかり見てきました。これからは、今の利用者落ち込みのことも含めまして非常に厳しいこともありますので、ひょっとすると、削減という方向も含めまして来年度に向けて検討せざるを得なくなってきていますので、そのあたりのところでご意見をいただければと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
今日のところはその案については出しておりませんけれども、そういうこともあるということでご報告を申し上げますので、よろしくお願いいたします。以上です。

【16時14分 会議終了】

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