第1回地域公共交通会議 平成20年

ID番号 N3972

更新日:2019年03月01日

平成20年度第1回日進市地域公共交通会議議事録

1.開催及び閉会に関する事項

平成20年8月28日(木曜日)15時40分から16時35分まで

2.開催場所

中央福祉センター2階多機能室北

3.出席委員及び欠席委員の氏名

(1)出席委員

浅妻 正美 委員(市民モニター)

石川 和美 委員(市民モニター)

小嶋 求 委員(区長会)

安藤 義昭 委員(老人クラブ連合会)

武田 治敏 委員(子ども会連絡協議会)

水野 利子 委員(障害者団体連絡会)

竹下 啓 委員(NPO法人 にっしん市民環境ネット)

田口 和美 委員(商工会)

松本 幸正 委員(名城大学教授)

都築 基雄 委員(前市内巡回バス検討委員)

仲 龍典 委員(前市内巡回バス検討委員)

長崎 三千男 委員(社団法人愛知県バス協会専務理事)

長瀬 敏裕 委員(名鉄バス株式会社運輸部運輸第2課長)

多田 直紀 委員(国土交通省中部運輸局愛知運輸支局首席運輸企画専門官輸送担当)

伊神 健 委員(愛知県尾張建設事務所維持管理課長)

平岩 父男 委員(代理:山内 和彦)(愛知県愛知警察署交通課長)

宮崎 秀嗣 委員(愛知県地域振興部交通対策課長)

加藤 利秋 委員(日進市総務部長)

堀ノ内 秀紀 委員(日進市建設経済部長)

(2)欠席委員

余語 節子 委員(地域女性団体連絡協議会)

永山 明光 委員(名古屋市タクシー協会)

小林 宏 委員(愛知県交通運輸産業労働組合協議会議長)

4.説明等のため出席した者

福岡防災安全課長、黒原主幹、渡辺課長補佐、寺田主査

5.挨拶

事務局

平成20年度第1回日進市地域公共交通会議を始めさせていただきますが、その前に、日進市の田中副市長より、ごあいさつをさせていただきます。よろしくお願いいたします。

副市長

本日は、平成20年度の第1回目の会議ということでごあいさつをさせていただきます。
日進市は、間もなく人口8万人を突破するということで、一階ロビーでカウントダウンをしてございます。今日は、確かあと96人で8万人を突破するということであります。9月上旬には8万人を突破すると思います。
そういった人口急増地域でありまして、世の中は少子高齢化でございますけれども、日進市は多子高齢化、若い人もお年寄りの人も、働き盛りの人も万遍なく増えている地域でございます。
それで、1日の住民の活動を見ていますと、日進市に住んでみえる8万人のうち、4万人が通勤、通学で名古屋市や豊田市へ出かけておみえになります。4万人の内3万人強が通勤で1万人弱の通学の方がおみえになります。
一方、日進市へ毎日流入してみえる方が4万人弱でございますけれども、そのうちの1万5千人ぐらいは通勤でございますけれども、通学で日進市に入ってみえる方が1万人強ございます。日進市には大学が7校ありまして、2万人の学生さんが勉学に励んでいる。なおかつ、教職員の方が2,000人もおみえになるということで、日進市はベッドタウンと学園都市を兼ねた都市であります。
そういった交通の激しい町でありますけれども、日進市も主な交通の手段はマイカーでありまして、9割ぐらいがマイカーであります。その中でくるりんばすは頑張っておりまして、年間45万人のお客さんを運んでいる現状で、これは愛知県のみならず全国的にもコミュニティーバスとしては成功している地域だと思います。
こういった中で、この建物の反対側に新しい図書館が10月1日に開館いたします。この開館に向けまして、本日、新図書館の開館に伴うルート変更について御協議いただくわけでありますけれども、これにとどまらず、日進市におきましてはくるりんばすの拡充を目指しまして来年の4月からいろいろな施策を展開してまいりたいと思いますので、そういった協議の場として、この会議を設けさせていただいております。
皆様の普段から思われるくるりんばすに対します要望とかお知恵を拝借しながら、一層交通の便利な町にしたいと思っておりますので、御協力のほどよろしくお願い申し上げます。
簡単ではありますけれども、ごあいさつとさせていただきます。

事務局

ありがとうございました。副市長は、公務のためここで退席させていただきます。よろしくお願いいたします。
開会に先立ちまして、本日の出席者は、委員22名中19名、欠席者3名であり、設置要綱第6条に規定する会議の開催に必要な2分の1以上の出席をいただいていることを御報告申し上げます。
まず、会議の公開について御説明いたします。審議会等の会議の公開に関する要綱第3条の規定により原則公開とされておりますが、同第4条に会議の内容によっては非公開とすることもでき会議の公開非公開の決定は地域公共交通会議会長が委員にお諮りし行うこととしております。よろしくお願いいたします。
2名の傍聴希望者がいらっしゃっています。

会長

特に個人情報に関する条項は今回ないということでよろしかったですよね。
ということで、公開でよろしいでしょうか。

〔「異議なし」の発言あり〕

会長

異議なしということで、公開にさせてもらいたいと思います。

事務局

それでは、公開とさせていただきます。
傍聴人の方にお願いいたします。傍聴人の皆様方におかれましては、会議が公正かつ円滑に行われるよう、会議の秩序、維持に努めていただきたく存じますので、よろしくお願いいたします。
初めに、新たに委員となられました方への委員の委嘱を行います。
委嘱状はお手元にお配りしてありますので、順不同でお名前を紹介させていただきます。
長崎三千男様、長瀬敏裕様、多田直紀様、伊神健様、宮崎秀嗣様。皆様、よろしくお願いいたします。
続きまして、本会議開催にあたり、松本会長からごあいさつを賜りたいと思います。よろしくお願いします。

会長

皆さん、どうもこんにちは。
先ほど副市長からもお話がありましたように、重要なところとして、新図書館開館に伴うルート変更について御協議いただきたいと思っております。バスのいいところは、鉄道と違いましてこのように柔軟に路線の変更ができるというところが一つあると思います。とはいえ、どこのバスも柔軟に変更しているかというとそうではないです。ずっと同じ路線を走っている路線バスもありますが、自治体が運営するコミュニティーバスは、まさに利用者の立場に立って柔軟にコースを変更したり時刻表を変更したりできるところですので、そこが利用者増に結びついていくところだと思っております。
本日は、図書館に乗り入れる、あるいは近づけるルート変更について御提案があるかと思いますから、それぞれ利用者の立場、地域の立場、専門的な立場、あるいは団体の代表として、忌憚のない御意見をいただければと思っております。
今日も協議のほど、よろしくお願いいたします。

事務局

ありがとうございました。
それでは、早速議事に入りたいと存じます。
議事進行する議長は、設置要綱第6条で会長が行うこととなっております。会長、お願いいたします。

議長

それでは、私の方で議事を進行させていただきたいと思います。
まず先立ちまして、本日の議事録署名について、名簿順にお願いしておりましたので、私から御指名させていただきたいと思います。
今回は、浅妻委員と石川委員にお願いしたいと思いますが、よろしかったでしょうか。お願いいたします。

6.議事の要旨

(1)新図書館開館に伴うルート変更について

議長

それでは、お手元の議事次第に従いまして、議事に入っていきたいと思います。
まずは、議題(1)新図書館開館に伴うルート変更について、事務局から説明をお願いいたします。

事務局

それでは、議題(1)につきまして御説明を申し上げます。
御存じのように、10月1日から日進市の新図書館がオープンいたします。これにあわせまして、図書館前にバス停を設置し利用者の利便を図りたいと考えております。
つきましては、図書館利用者のための新しいバス停設置にあたりルート変更が必要があり、地域公共交通会議での協議が必要になってきますことから、本会議を開催させていただくものでございます。
現コースにつきまして全便に設定することは可能でありますが、現在のくるりんばすにおきましては、ダイヤ時刻どおりの定時性が確保されていないコースもございます。この点から、今回につきましては定時性を保つことができる西コース、北コース、中コースの3路線を設定させていただいております。
今回の図書館のダイヤにについては、第1便は西コースが8時、北コースが7時57分、中コースが7時57分となります。
バス停位置については、図書館西側道路にバス停を置かせていただく予定にしております。
それから、9月に入りましたら図書館のバス停の御案内を、くるりんばすの車内やホームページ、広報紙等で、御利用の皆様への周知を図ってまいりたいと思っております。

以上で説明を終わります。

議長

ありがとうございました。
以上のように、10月1日の図書館のオープンにあわせまして、くるりんばすの経路を変更したいということであります。幸い今回の変更に伴いまして、『飛ばすようなバス停があるわけでもありませんし、全体の運行時間も変わらない、運行距離自体もあまり変わらない。信号が1個なくなるので多少早くなるのかもしれません』という提案でございますが、何か御質問あるいは御意見がございましたらいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員

先日もちょっとお聞きしたんですが、いずれ全コースが図書館に入るということですけれども、さしあたりこの3コースに決めたのはなぜか。多分尋ねられるかと思いますので、そのところを説明していただけませんか。

事務局

3コースに決めさせていただいた理由ですが、現在のくるりんばすの状況を見てみますと、若干の定時性が保てられていない状況がございます。お示ししましたコースにつきましては定時性が確保されているため、この3コースにつきまして図書館の停留所を設けさせていただいたという経緯がございます。

議長

所要時間が増えるということであれば定時性が確保されているところに導入というのはわかるんですが、今回は変わらないわけですので、あまり合理的な理由にはならないと思いますが、ほかの理由が何かございますでしょうか。

事務局

一番最初に御説明がなく申し訳ありませんでした。最初は小型バスということで考えておりまして、中型バスは東コースと南コースで運行しており、いきなり中型バスを入れますとどの様になるのかわかりませんので、まず一つ目としては、小型バスを入れたいということで考えさせていただきました。
二つ目として、先ほど事務局が説明したとおりです。
三つめとして、原則全便入れていきたいと考えますが、全部最後に入れますと、7便ございますので、この周りで全部留まってしまう可能性もあります。
来年の4月1日に向けて全便最後になるかどうかということではなくて、現在のところはダイヤの中で圧縮して入れていきたいと考えていましたので、まずは3便を、概ね東西南北の違う方向から入ってくる便について入れさせていただいたということでございますので、よろしくお願いいたします。

議長

了解しました。多分今のが一番大きな理由ですかね。
写真を見ますと、確かに中型バスがここにいきなり入ってくると、交通安全面の懸念も生じるかと思いますので、まずは小型バスでということかと思います。よろしいでしょうか。
ちょっと気になるのが右折ですが、浅間下の自動車の渋滞状況といいますか、混雑状況はいかがですか。
それからもう一つ、もし浅間下で東方面へ行く車の交通量が多いとなりますと右折でバスが待つことになると思います。そうすると、東側にも渋滞が延伸していくことになるかと思いますが、この辺の交通処理に関しまして、もし御意見がございましたらお願いしたいと思います。

委員

こちらの方ですけれども、既に道路の協議はなされておりまして、南側の県道、新たに図書館にすりつける部分については、西行きについては正式な右折帯ではないですが広幅帯で処理するという協議ができておりますので、そのとおり道路が完成するならば広幅ですので当然直進車両通行に対しての支障は出ないことになります。東行きの車両の切れ目をとれば、左折については特に支障がないかと思われます。

議長

ありがとうございました。
交差点が多少改良されるということで、右折に伴っての交通混雑は心配ないということですね。
実際は一般車も右折して図書館に来たりすることになりますので、いずれは「ここは止まるな」みたいなのが状況に応じて必要になるのかもしれないですね。
今回の変更に伴って、あるいはこれまでに何か問題等々ございましたらお願いしたいと思います。

委員

このたびの変更につきましては、当初、市から概略でお話をいただいたときは、全コースが入るのだろうかとか、それによって結果的に路線の足が伸びるコースにつきましては現在の運行時間の中で吸収できない可能性があるのではないかと、いろいろ懸念しておりました。
しかし、今回出てまいりました3コースにつきましては、いずれも現行のコースをショートカットする形になるわけでございますので、図書館での乗り降りの時間を確保しても信号待ちあるいは経路が短くなった分で時間短縮ができますので、定時性の確保ということでも事業者にとってはありがたいことでございます。
また、今問題があるかとおっしゃいました右折のところも広幅帯という形で対応していただけるということでございますので、小型の車両で当面は大丈夫ではないかと思っております。
ただ、朝のラッシュの時間帯、どうしても第1便の時間帯は車が多いものですから、運行を10月1日から開始いたしまして、そのあたりで問題がいろいろ出てくるようでございましたら、近いうち、もしくは予定されております来年度の改正等で対応していただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

議長

ありがとうございます。その他いかがでしょうか
最近は施設乗り入れもよくありますが、今回の図書館ついては、案では乗り入れられていないということですが、この辺の将来的あるいは乗り入れができない理由等がございましたら御説明いただければと思いますが、事務局いかがでしょうか。

事務局

今回につきましては暫定的な形ということでお願いするものでございます。先ほど御案内があったように、来年4月に向けまして検討をしております。その中におきまして、図書館への乗り入れも視野にという形で検討をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いします。

議長

わかりました。今回は暫定的ということで、将来的には乗り入れも検討していただけるということです。乗り入れますと所要時間も多少増えることになりますので、今回はそのまま歩道上にということかと思います。
利便性を考えますと、やはり乗り入れが非常に望ましいと思います。ただし、中での交通安全確保等の問題もありますので、その辺も含めて御検討いただければと思っております。
一応資料にはこれまでの経緯ということで載っておりますが、今回の変更にあたり、これまでの運行状況とか苦情その他について、一通り事務局から御説明いただけますか。
今の話ですと、この3つのコースで遅延は多少出ているということですし、その他で全体として苦情が出ているとか、あるいは非常に強い要望がどこかからあるとか、そういうのは全くないとか。要は、ここの変更だけでいいということでしょうか。

事務局

現在部会で検討をさせていただいておりますけれども、このコース以外も含めまして、さまざまな要望等を整理してきております。
その中に、乗り入れするコースの図書館に関するところにつきましては、特に苦情とかはございません。御利用の際には乗り入れで設置をしていただければありがたいというのも要望の中にはございましたので、御報告しておきます。

議長

現状のくるりんばす運行状況では、特に大きな苦情、問題も出ていない。
それから交通事故の発生もないという中で、図書館新設に伴い、利用者の方々が、その暁にはぜひ乗り入れてくださいということで今回乗り入れが提案されております。
幸いにも、所要時間が短くなるといいますか、西コースは経路が短くなる。北、西及び中コースに関しましては、信号が1個回避できることによって多少の時間短縮も期待できるかもしれない。
さらに右折帯の確保もできており、バス停も安全な位置に確保できるということでございます。
それでは、ここで一度皆様から、この案に対しましての議決をいただきたいと思います。
御提案いただいた内容で御承認いただけますでしょうか。よろしいでしょうか。

出席者全員から合意の挙手

ありがとうございます。全員一致で合意ということにさせていただきたいと思います。
このあと、実際の手続等につきまして補足がございましたら、事務局からお願いしたいと思います。

事務局

御承認いただきありがとうございます。
つきましては、こちらの協議が整った書類一式並びにルート変更に伴います事業計画の変更書類一式を、運行事業者であります名鉄バスが中部運輸局愛知運輸支局へ申請いたします。
その他、道路占用許可申請につきましても速やかに行う予定でおりますので、よろしくお願いします。

議長

ありがとうございました。
それでは引き続き、議題(2)市内巡回バスの見直し状況について、説明をお願いいたします。

(2)市内巡回バスの見直し状況について

事務局

それでは、議題(2)市内巡回バスの見直し状況につきまして御説明を申し上げます。
来年21年4月からの見直しに向け、現在、生活交通部会におきまして御協議をいただき作業を進めております。
これまでに3回の会議を開かせていただいております。詳細につきましては事務局から御説明を申し上げる予定ですが、今日、部会長がおみえになりますので、御案内をお願いします。

部会長

それでは、生活交通部会から御説明申し上げます。
くるりんばす見直し案の検討につきましては、第1回生活交通部会を6月13日に開催し、目的・スケジュール等を確認しました。第2回生活交通部会を7月18日に開催し、廃止代替バスの問題・双方向の問題及び各種要望に関する説明を受けました。
そして、第3回生活交通部会を8月26日に開催し、見直し案・双方向の検討案が提示されました。これについていろいろ質疑応答を活発に行いまして、事務局からも御説明がありました。
また、9月に生活交通部会の開催を予定しております。

事務局

ありがとうございました。
重複する部分もありますが、No.2「くるりんばす見直し案の検討-生活交通部会における検討-」を御説明します。
先ほど来申し上げております21年4月からに向けました見直しを、生活交通部会におきまして3回開かせていただきました。
経過概要につきましては、第1回目は6月13日に開催し、くるりんばすと廃止代替バスの利用実態・各種要望を整理するとともに、見直し目的と部会のスケジュールについて協議しました。
第2回目は7月18日に開催し、各種要望からの課題点の整理と対応方針を協議しました。
また、これと並行して、くるりんばす利用者アンケート調査を6月19日に、くるりんばす運転手へのヒアリングを7月17日に、廃止代替バス路線のOD調査を8月7日に実施しました。
第3回目は先日の8月26日に開催し、部会長から御案内がありましたように、見直し素案につきまして協議をしました。
9月に入りますと、地域の皆さんのところにお伺いした後に再度部会の開催を予定しております。
それから、今後の本会議の日程につきまして、少し触れさせていただきます。
部会から御提案される修正見直し案につきまして、10月末ごろに本会議におきましてお諮りをする予定でございます。
その後にパブリックコメントを実施する予定でございまして、その後に部会を経まして最終見直し案につきまして、来年1月ごろに本会議でお諮りする予定をしておりますので、よろしくお願いします。

議長

ありがとうございました。
以上が生活交通部会での見直しの状況ということで御報告をいただいております。
何か御質問等ございますでしょうか。あるいは部会の方で補足等があれば。

委員

くるりんばす利用者アンケート調査の中間報告は、非常にいい報告が出されて参考になったわけですが、最終報告はあるんでしょうか。それはいつ頃になるかとか。

事務局

最終報告につきましては、予定は未定でありますが、報告を考えておりますので、後日何らかの形で御連絡して、まとめ上げをしたいと考えております。

議長

これを見ますと、10月に地域公共交通会議に案が上がってくるかと思いますが、その後すぐにパブコメになっていますが、もしこの地域公共交通会議でいろいろ御意見が出た場合どう対応されるのでしょうか。

事務局

現在のスケジュールでいきますと、10月に地域公共交通会議をやりまして、11月からということですので、この会議もやりながら並行してということになると思います。もちろん御意見は同じようなレベルではございませんので、あくまでも地域公共交通会議を優先させていただきますけれども、地域の方からの声も伺うということでございます。
資料的には同じようなものが出ると理解しておりますが、最終的に1月の段階で皆さんに案をお諮りさせていただいて決定することを考えておりますので、その段階で決定をしていただければと思いますので、よろしくお願いします。

議長

ちょっと手続的によくわかりませんが、そうすると、地域公共交通会議で合意を得ないものをパブコメにかけるということですか。

事務局

素案の段階というよりも、案の段階で出させていただくことを考えており、最終的に決定するのは1月と考えているということでございます。

議長

最終的には、多分運輸局に届けるためには、地域公共交通会議の合意が得られて、それが出ていく必要があると思うのですが、パブコメの段階でもある程度合意が得られるような努力あるいは手続を進めていただければいいかなと思っておりますが、いかがですか。

事務局

わかりました。こちらの方で、今素案という形でもつくらせていただいていますので、現段階の資料を事前に送らせていただくなりして、その中でも御意見をいただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

委員

10月ごろに見直し案の提案をいただけるということですが、こういったものの中をずっと見ていきますと、双方向の検討という形でかなり大幅な修正というか変更が想定される中で、バスの車両数とか、最終的には運行事業者さんとの調整の中で乗務員の確保とか、いろいろな問題が発生してくるかと思います。
当然それだけではないと思いますが、その辺は会議をやってみないとどうなるかはっきりとわからないという進め方ではちょっと先々不安がありますので、今事務局の方から御提案がございましたが、できる限り早い時期に本当の素案の段階でも結構でございますので、一度確認をさせていただきたいと思います。
4月1日の運行開始ということで、1月の段階で恐らく末ごろになるかと思いますが、地域公共交通会議の中で合意決定を図って運行開始に備えるわけでございますが、これよりも後ろへいくと行政手続が必要になってまいりますので、やはり検討の中で1月末をリミットとして考えていただきたいと思います。
それから、どういう見直しになるかわかりませんが、新しい運行の対応ですが、どのような位置づけで行うのか。実証実験的なもので行うのか、ある程度本運行的なものに近い形になるのか。まず市の基本的な考え方をきちっと整理していただく必要があろうかと思います。
国土交通省でも、この20年度から地域の取り組みを支援する支援制度を用意しておりますので、こういったものが活用できるかどうか。恐らく委員の皆様方は、どういう制度の内容なのか御存じでない方が大半でなかろうかと思いますので、そういったことも私どもの方で説明対応はさせていただきますので、そういったものも検討されるようでしたら、どこかのタイミングでそういう時間を頂戴できればと、これは要望でございますが、よろしくお願いしたいと思います。

議長

ありがとうございました。おっしゃるとおりだと思っております。
大幅な変更になりますので、いろいろ山積みの問題が出てくるかと思っていまして、それがいきなりこのテーブルに出てきても非常に厳しいと思っております。かといって、どういう形で事前に情報を提供していくのかというのがあるかと思いますので、その辺ぜひ事務局で御検討いただいて、混乱することのないようにしっかりお進めいただければと思っております。
路線が変わりますし、バス停の配置等々もありますし、警察との協議も必要になってくるかと思いますし、変わった地域への説明等も必要になります。やるべきことは多いと思いますので、頑張ってやっていただくことになるかと思っています。
それから、運輸局の支援制度の活用も、ぜひ日進市としても御活用いただければと思っておりますので、機会があれば御説明いただいて、活用の方向を検討していただければと思っております。
それでは、議題(2)もいろいろ注文がつきましたが、ぜひ事務局の方、間違いのないように、混乱を招くことのないようにお進めいただければと思っております。とはいえ、日進市民にとっては、くるりんばすは非常に期待の大きいところでございますので、その期待にこたえられるように頑張っていただければと思っております。
以上で議題は終わりました。進行を事務局にお返ししたいと思います。

7.事務連絡

事務局

皆さん、いろいろ御協議をいただきまして、ありがとうございました。
これをもちまして、平成20年度第1回地域公共交通会議を終了させていただきます。
会議終了

資料をご覧になりたい方は、防災安全課(市役所3階)にて閲覧できます。

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防災交通課移動政策室
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