平成20年度第2回日進市地域公共交通会議 議事録

ID番号 N3971

更新日:2019年03月01日

1.開催及び閉会に関する事項

平成20年11月4日(火曜日)14時40分から16時50分まで

2.開催場所

市役所南庁舎2階第5会議室

3.出席委員及び欠席委員の氏名

(1)出席委員

浅妻 正美 委員(市民モニター)

石川 和美 委員(市民モニター)

小嶋 求 委員(区長会)

安藤 義昭 委員(老人クラブ連合会)

武田 治敏 委員(子ども会連絡協議会)

余語 節子 委員(地域女性団体連絡協議会)

水野 利子 委員(障害者団体連絡会)

竹下 啓 委員(NPO法人 にっしん市民環境ネット)

松本 幸正 委員(名城大学教授)

都築 基雄 委員(前市内巡回バス検討委員)

仲 龍典 委員(前市内巡回バス検討委員)

長崎 三千男 委員(社団法人愛知県バス協会専務理事)代理出席者:長縄則之(事務局長)

永山 明光 委員(名古屋市タクシー協会)

長瀬 敏裕 委員(名鉄バス株式会社運輸部運輸第2課長)

小林 宏 委員(愛知県交通運輸産業労働組合協議会議長)代理出席者:城坂敏緒(幹事)

多田 直紀 委員(国土交通省中部運輸局愛知運輸支局首席運輸企画専門官輸送担当)

伊神 健 委員(愛知県尾張建設事務所維持管理課長)

平岩 父男 委員(愛知県愛知警察署交通課長)

宮崎 秀嗣 委員(愛知県地域振興部交通対策課長)代理出席者:渡邊重之(主査)

加藤 利秋 委員(日進市総務部長)

堀ノ内 秀紀 委員(日進市建設経済部長)

(2)欠席委員

田口 和美 委員(商工会)

4.説明等のため出席した者

福岡防災安全課長、黒原主幹、渡辺課長補佐、寺田主査

5.挨拶

事務局

 平成20年度第2回日進市地域公共交通会議を始めさせていただきます。
本日の出席者は、委員22名中21人、欠席者1名であります。日進市地域公共交通会議設置要綱第6条に規定する会議の開催に必要な2分の1以上の出席をいただいていることをご報告申し上げます。
会議の公開についてですが、日進市審議会等の会議の公開に関する要綱第3条の規定によりまして原則公開とされておりますが、同第4条に、会議の内容によっては非公開とすることもでき、会議の公開、非公開の決定は、地域公共交通会議の会長が委員の皆さんにお諮りすることとなっております。
また、本日の協議事項の中で、運行事業者から意見を求める機会を設けたいと考えておりますので、その入室についてもお諮りをしたいと思います。

会長

 後ほど議題についてはお話ありますが、多分非公開とすべきような議題ではないかと思いますので、公開としたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」の発言あり〕

会長

 それでは、公開とさせていただきます。
それと、運行事業者からご説明いただく事項がございますので、入室の許可をいただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。

〔「異議なし」の発言あり〕

会長

 それでは、公開及び事業者の入室の許可をお願いします。

事務局

 それでは、公開とさせていただきます。
傍聴人、運行事業者の方におかれましては、会議が公正かつ円滑に行われますよう、会議の秩序、維持に努めていただきますようお願いを申し上げます。
本会議の開催に当たり、会長からごあいさつを賜りたいと思います。

会長

 皆さん、こんにちは。日進市のくるりんばすは、順調に利用者が伸びており、今や年間40万人以上のお客様にご利用いただいているという、非常にいい事例だと思っております。そんな中で、この利用者が伸びているということに甘んじるわけではなく、やはりその都度、利用者の声を聞きながら運行を見直すというのは非常に重要なことだと思っております。時間的に非常にタイトな中で、部会を中心に精力的に見直しを検討いただいております。今日は、その中でパブリックコメントにかける案について、皆さんにご協議いただくことになりますので、忌憚のないご意見をいただければと思っております。
本日会議の議事録署名人は、安藤委員と武田委員にお願いしたいと思います。

6.議事の要旨

(1)見直しの目的と基本方針について

議長

(1)見直しの目的と基本方針について事務局からご説明をお願いします。

事務局

 本日会議は、生活交通部会で検討してきた双方向運行と廃止代替バスの運行に関する見直し案について、市民の皆様からご意見を伺うためのパブリックコメントの内容をお諮りするものです。ただ、詳細なダイヤや時刻表、バス停位置につきましては、現在検討中ですので、次回会議でお諮りする予定です。

事務局

 今回のくるりんばす見通し(利便性の向上)の目的と基本方針についてご説明を申し上げます。
くるりんばすは、当初、公共施設を巡回するバスとしてスタートし、その後、インフラ整備や社会情勢の変化、市民ニーズにこたえる形で改善を重ね、市民の生活交通手段として定着し、平成19年度には年間45万人を超すご利用が見られました。
しかしながら、近年、交通事情を取り巻く環境が著しく変化し、平成20年4月には市内を南北・東西に結んでいた路線バスが廃止され、公共交通の空白地域を補うため、廃止代替路線バスを市が運行経費の一部を補てんする形で運行しています。
こうした中、今回の見直し(利便性の向上)の目的は、新たな市街地整備、道路整備などに伴いバス運行条件の変化に加えるとともに、従来からご要望が多かった双方向運行と既設・新設の公共施設への連絡を検討し、より利便性を高めるものとしています。また、市が運行経費の一部を補てんして暫定的に運行をしている廃止代替バス路線について、利用者のニーズをしっかり把握するとともに、将来のあり方を見据えた方向性を検討することとしています。
見直しの基本方針と検討結果を5項目整理しています。1つ目は、現在のダイヤにおいて遅れが発生しているコースが存在することから、所要時間の定時性の確保に努めるため、1周50分~53分から60分ダイヤで編成するものとしました。
2つ目は、既存のバス停は極力廃止しないことを前提に見直しました。ただし今後は、利用実態を踏まえつつ利用者の少ないバス停につきましては廃止を含めた検討を行うことも視野においています。
3つ目は、公共交通の空白地となっています住宅団地、新設・既設の公共施設へのアクセス利便性の向上を図るため、道路状況や施設立地状況、運行状況、利用者数を踏まえ、コース毎にきめ細かなルートやバス停の位置を見直しました。
4つ目は、ご要望が高かった双方向運行について、利用者アンケート調査で必要性の意向が高い西・南・北・中コースで実施することを検討しています。双方向運行の形態については、今後コース毎に詳細な検討を行います。
5つ目は、廃止代替バス路線について、鉄道駅相互及び市役所等を連絡する南北方向のバス基幹軸として位置づけ、くるりんばすとの相互連絡を可能にすることで、バスネットワークを形成し、公共交通の利用促進を図ります。

議長

 事務局から、今回のくるりんばす見直しの目的、そして見直す際の基本方針についてご説明いただきました。
見直しの目的は、基本的には公共施設の状況が変わったあるいは道路網が変わってきたことを機に、より利便性の高いくるりんばすを目指そうということが一つ。もう一つは、廃止代替路線の将来的な方向性を検討しようというものだと思います。
くるりんばすの運行目的は、基本的には公共施設巡回というのがありまして、さらに交通空白地域を埋める。その後、利用者皆様のニーズに応えるべく、鉄道へのアクセスといった意味合いを持ってきているということです。
基本方針の1つ目に、「遅れが発生しているコースが存在しており、所要時間の定時性を確保するため60分ダイヤで再編する。」ということですが、先日実施した利用実態調査を見ると、かなり遅延が発生していると思います。この60分は妥当な数字でしょうか。

事務局

 運行事業者にご協力いただき検討した結果、概ね60分ダイヤで走行可能かと思いますが、今後、双方向運行やバス停新設等の見直し案を踏まえ、実車による検証をしていきたいと考えています。ただ、安心、安全なコミュニティーバスの運行を確保するためには、もう少し所要時間をもった方が良いかもしれませんが、乗り継ぎ等のいろいろな課題があり、その中で今回の見直し案では60分という設定をしました。

議長

 実際には必ずしも60分でない場合が生じる可能性もあるということで理解したいと思います。

委員

 事務局からご説明のあった60分ダイヤについては、本日ご説明いただくルートをもとに詳細な実証、また実車による運行等で確認をしていきたいと思います。
ただ、一つご留意いただきたいのは、現行のくるりんばすは各ルートの乗り継ぎを図ることになっていますので、仮に時刻表上60分だとしても、特定ルートで遅延が発生した場合、全ルートにその遅れが波及してしまいます。
したがって、現段階では60分ダイヤでの再編ということですが、実際に走行した結果65分要してしまう路線があった場合には、事業者としても非常に大変なことになりますし、また昨今、労働時間の遵守ということで、労働基準監督署の方からも各自治体のコミュニティーバスには非常に関心が寄せられております。
今回見直した後に、また直ぐに見直すことになってしまうと、大変ご迷惑をおかけしますので、できましたら60分ありきではなく、場合によっては65分、70分にした方が安全、安心ではないかという観点でご議論いただけたらと思います。

議長

 コミュニティーバスを考えたときに何が一番求められるかというと、安全安心だという気がします。パターンダイヤは非常に魅力的ですが、それ以上に安全安心であるのが重要だと思いますので、必ずしも60分の枠にとらわれることなく、安全安心なコミュニティーバスを実現するためには多少柔軟に運用していただきたいということだと思います。

委員

 労働組合の立場で少しお伺いしますが、現行60分ダイヤで乗り継ぎが基本ということで、当然遅れが発生した場合に他の路線に波及するということですが、例えば乗り継ぎダイヤではなく、路線毎に完結するという考え方ができなかったのかという点を確認させてください。

事務局

 くるりんばすは、市役所を起終点に乗り継ぎすることで、100円という料金で日進のどこまででも行けますということを目的とし、現在、利用者の皆様に定着されています。したがって、今回の見直し案では、現行の運行形態を基本として見直しを行っています。

議長

 乗り継ぎを前提にしないとすると、くるりんばすの目的自体から見直す必要があると思います。その場合には、今のくるりんばすとは違うくるりんばすになるのでしょう。
幸い今のところ、ニーズとしては市役所での乗り継ぎが非常に多く、また、それに対しても、決して否定的なご意見をいただいておりませんので、現状はこのままでいいと思います。ただ、運行上の問題はありますので、これからいろいろな方々のご意見をいただきながら調整できればと思います。

(2)生活交通部会の報告について

議長

(2)生活交通部会の報告について、部会長からご報告いただきたいと思います。

部会長

 本年度は、今日までに4回の部会を開催しました。第1回は、くるりんばす及び廃止代替路線の現状と見直しの目的を確認し、スケジュール等の説明、調整をしました。
第2回は、新設バス停の配置について検討しました。
第3回は、利用実態及び利用特性を踏まえ、くるりんばすの見直し案について協議しました。
第4回は、地元説明会を踏まえたくるりんばすの見直し案についてコース毎に協議しました。

事務局

 第4回部会において、協議が整わなかった事項がございます。これにつきましては、後ほどコース毎のご説明を申し上げる中でご協議いただきたいと思います。
また、部会と平行し、今年度は名城大学のご協力をいただき、6月19日にくるりんばす利用者にアンケート調査を実施するとともに、7月17日にバス運行者、バス乗務員のヒアリング調査を実施、9月21日から10月26日までの約一ヶ月間に地域の19行政区延べ247名へ説明会を開催、10月21日、23日、28日に双方向運行の形態を検討するためのアンケート調査を実施してきました。

議長

 部会でご検討いただいた具体的なコースとかバス停の位置等々は後ほど皆さんにご協議いただきますが、ひとまず部会でご検討いただいた大きな流れに関しまして、ご質問等ございますでしょうか。
今回の見直しに当たっては、利用者の意向、満足度とか不満な点も調べております。それから、運転手の方々からも問題点をお聞きしています。それから、廃止代替バスの利用者の方々のご意見もお聞きし、さらに地区の方々のご意見もお聞きし、そして利用実態も調査しているということで、見直しに必要なデータは十分とれていると感じています。
地区説明会をざっと一覧で出していただいていますが、何かポイントあるいは全体的によくいただいた意見で反映可能だったとか、これはちょっと積み残しだとか、その辺で何かございましたらご説明いただければと思います。

事務局

 一番多かったご質問、ご意見につきましては、60分ダイヤについてのご質問がございました。先ほどご説明しましたけれども、現行50分から53分までに対し、今回、少し余裕を持たせた60分ダイヤに編成を行いますというご説明を申し上げています。
双方向運行については、左回り、右回りを、各便で2台が同時発車するというイメージをお持ちいただいたようですが、今回の見直しは、1便1台で左回り、右回りを行う形で実施したいということをご説明しました。
便数については、現行の11便を確保したいというご説明を申し上げました。
その他のご意見では、60分ダイヤの見直しが必要であるということや、市役所同時発着に捉われなくてもよいのではということ、将来的なくるりんばすのあり方などについて出されました。

議長

 ありがとうございました。ただいま地区説明会の内容もご説明いただきましたが、今までの部会のご検討に関しまして、何かございますでしょうか。

委員

 運転手の皆さんにヒアリングを行ったということですが、どんな意見が出されましたか。

事務局

 現行運行に関する問題点として、定時性が保たれないコースやその要因、運行上支障を来たしているルートや交差点などについてお聞きするとともに、双方向運行が効果的なコースなどについて運転手の目から見たご意見をお聞きしました。

議長

 何かの形でまとめてお出しいただければと思います。基本的には聞いた意見を反映して今回のルートの見直し案になっているということだったと思います。

(3)ルート及びダイヤについて

議長

 議題(3)ルート及びダイヤについて、順番にご説明いただきたいと思います。

事務局

 それでは、ルート案について、基本方針に基づきコース別、項目別にご説明を申し上げます。なお、廃止代替バス路線につきましては、今回、くるりんばすの事業として、仮称ですが中央線という名称で提案しています。

  1. 東コース
    東コースは、1.図書館バス停に市役所を出て最初に入る形で設定するとともに、地元からご要望の多かった東部福祉会館のバス停を新設する予定です。2.東南コースのルート変更に伴い東南コースで通過できなくなってしまう油田というバス停を東コースに移動させる予定です。3.北コースの往復運行に伴い、五色園から市役所の間における双方向と、東南コースのルート変更に伴い、市役所と日進駅間、名商大と米野木駅間で一部双方向運行の形態が確保されることになります。
  2. 西コース
    西コースは、1.定時性を確保するため、香久山地区内の香久山と門木橋のバス停を移設する予定です。2.公共交通の空白地となっている日生梅森園及び梅森台5丁目に乗り入れる予定です。3.双方向運行を予定しています。時計回りを右回り、時計周りと反対を左回りとしています。右回りについては、門木橋のバス停を現在の反対側に置き、右回りで回ります。
  3. 南コース
    南コースは、1.図書館バス停を新設し、右回りで図書館バス停を最初に通過する予定です。2.左回り時に赤池駅に入る前に駅北側でバス停を新設する予定です。3.右回り時に浅田町平子の交差点を右折することができませんので直進し、名鉄路線バスの美濃輪池、箕ノ手のバス停に停車する予定です。4.双方向運行を予定しております。また、赤池駅前の交差点が時間帯によっては混雑する状況にありますので、定時性を確保するため、バイパスから駅の北側に入り込むルートに変更する予定です。
  4. 北コース
    北コースは、1.本郷バス停と東部福祉会館のバス停を新設する予定です。2.五色園地域とリニモの長久手古戦場駅間の利用が多いこともあり、今回、左回り・右回りという形ではなく、長久手古戦場駅で折り返す1便内で往復運行を予定しています。3.往復コースとすることで停車バス停がかなり多くなっていますので、定時性を確保するために、長久手古戦場駅に向かう往路時は五色園東、五色園南、図書館は停車しないというルートを予定しています。4.長久手古戦場から岩崎地区への運行は、中央線及び中コースで対応する予定です。
    地区説明会や部会では、往復運行とも五色園東及び五色園南バス停への乗り入れをしていただけないかという要望がございました。この件ついては、本会議でご協議をいただきたいと考えていますので、よろしくお願いします。
    まずは、ここまでの東・西・南・北コースの4コースについて、ご協議いただきたいと思います。

議長

 基本的には廃止されるバス停はない。一方で、今まで公共交通の空白地域であった団地にくるりんばすの乗り入れを行う変更となっています。それから、多少コースは異なりますが、他のコースで対応できるということで、北コースに関しては非常に大きな変更の提案がされており、今までのくるりんばすの枠組みを変える運行かと思います。
ただし、北コースに関しては、事務局からの説明にあったように、リニモの活性化、リニモの利用促進というものを日進市として考えていく必要がある。それを支えるための一つの提案である。それから、将来に向けて鉄道駅を拠点とした双方向運行といったものの実証的な意味合いも含めて、検討していきたいといったお話があったかと思います。
以上、東、西、南、北コースに関しましてご意見がございましたらお願いします。

委員

 北コースについては、先ほど意見を申し上げさせていただきましたが、定時性という面では、恐らくいちばん60分の枠におさまらない気がします。現状のルートが、行きは五色園の方にぐるっと入りまして、長久手古戦場駅からは比較的流れのいいバイパスを通り市役所に戻ってきているのですが、これを双方向運行にした場合、現状の50何分のダイヤより若干余裕をいただいたとしても、事務局提案の3.定時性の確保の方策を織り込んでも、60分におさまるのは、恐らく厳しいと思います。
この件については、今後、事務局側と事業者の協議の中ですり合わせをしていく必要があると思いますが、60分プラス10分の70分で乗り継ぐというダイヤですと、恐らく全部の便におくれが波及してくる一番の原因になるのではないかと危惧いたしますので、このあたり実証運行の結果等も見まして、70分ヘッドではなくて、例えば75分ヘッドとか80分ヘッドをご検討いただかないと、走り出してもダイヤどおり走れない状況になる可能性があると思います。

委員

 北コースの五色園の中での往復ということが出ておりますが、これは地区の方でも、このあたりのところを勘案していただくと非常にありがたいとの意見が出されています。五色園の中の実態を申し上げますと、この中へ入れるところの地域はいちばん年寄りが多いところなんです。
この見直し案では、五色園の東地区へは復路では乗り入れされるが、往路では少し歩きなさいという形になっていますが、そこまで言えないような状況の老人の住まいです。福祉会館へ行くのにも、逆のルートになると、なかなか厳しいという意見が出ています。時間的には、この中へ入るのに3分くらいだと思います。その3分の時間を上手に活かしていただけるような方策はないものかご検討いただき、リニモへ行くこともさることながら、福祉会館の行き来にも利用できるような往路、復路をつくっていただくとありがたい。そうすれば、市役所にも、リニモにも、往路、復路を十分使わせていただいて、利用者も多くなると思います。

議長

 ただいま地区のご意見ということで、往復ともに利用したいんだということだったと思います。そういう事情は十分わかります。もし物理的に可能であれば、そういった方向でご検討いただければと思いますが、一方、運行時刻の問題が出てくるということです。そうしますと、今のお話ですと全体に影響が及んでくることですので、その辺の調整がさらに必要になってくると思います。
ただ、くるりんばすの本来の目的から言えば、高齢者の方々は生活の足がない、自動車が使えない方々の生活交通確保というのが大きな目的としてあります。さらに福祉会館は、市としても当然高齢者の方々の利用を想定していると思いますので、何かの形で両方がうまく納得いくようなものが出てくればと思っております。
この件に関して、ご意見や提案があればお聞かせいただきたいと思います。

委員

 三年ほど前に名鉄バスが朝と夕方の数便ですが、五色園から長久手古戦場駅への往復便が廃止されました。それまでは私もそのバスを利用してリニモに乗っていましたが、今のくるりんばすの運行時間だと、朝はいいのですが、帰りは乗ることができません。60分で1便回るということで考えると、どうしても無理があるということですが、恐らく長久手古戦場駅への利用を希望する人は、通勤とか通学に使う朝と夕の時間帯だと思いますので、60分の枠に縛られずに運行してはいかがかと思います。
ここは非常に坂が多い地区ですし、高齢の方も多い、半径300メートルにバス停があるといっても、現実的な利用には困難を有していることから、60分の枠に縛られずに余裕を持たせた所要時間(例えば90分)で設定し、図書館の乗り入れも行えば利用者が増加すると思う。そのような形で検討いただけたらと思います。

議長

 ただいまの話は、60分に縛られることなく、とはいえ、全体に影響を及ぼすことがないように、北コースだけ独立で、要は、同時発着はあきらめるというお話でよろしかったですか。

事務局

 できる限り乗り継ぎをさせていきたいというのが現状ですが、皆さんの意見を伺いますと、極端な話ですけれども、例えば数便をそういう形にするという案もあるかと思います。

議長

 一方で、他のコースから北コースに乗り継ぐ人たちもおみえだと思います。そういうところも踏まえ、果たして北コースを独立させていいのかどうかという検討も今後行う必要があると思います。長久手古戦場駅の南側の整備が進むと数分短縮できるかなと思いますが、この辺は何か計画の予定等々あれば教えていただきたいと思います。

事務局

 長久手町地内になりますが、区画整理事業の話もありますが、まだまだ未確定な部分がございますので、今この場でこうなりますといったお話はできません。

議長

 リニモの活性化というのは、長久手町といいますか、愛知県としても、あるいは周辺市町としても重要な課題だと思います。そのためには駅周辺整備も重要になってきますので、そういったものが進めばいいかなと思っております。

委員

 この見直しをするに当たって、現行の車両数は変えないことを前提にやられているわけですよね。その結果、運転にも無理が生じているため、車両数を増やす気はないということでよろしいですか。

事務局

 ございません。

議長

 予算がもっとたくさんあればということだと思いますが、基本的には現状の予算の中でより利便性を高めるということかなと思います。
北コースについては、この場で結論が出そうにありません。皆さんいろいろご意見がございますが、実証が必要な部分、さらに検討が必要な部分もございますので、この辺に関しましては事務局に一任しておきたいと思います。
ひとまずパブリックコメントにかける案として、東西南北は今の時点ではご了承いただいたことにしたいと思います。
それでは、続いて残りのコースのご説明をお願いします。

事務局

 それでは、残りのコースの見直し案をご説明します。

  1. 中コース
    中コースについては、1.本郷バス停を移設する予定です。2.左回りでは北部保育園バス停を新設、停車した後、香久山福祉会館、岩崎御岳口の交差点を通過し、北部福祉会館バス停を新設、停車する予定です。右回りでは浅間下、北部福祉会館北バス停を新設する予定です。3.市街地整備に対応し、岩崎町竹ノ山方面へルートを延伸するとともに、アオキスーパー前にあった竹の山中バス停を北側に移設、竹の山西バス停を新設する予定です。4.市民会館へのアクセス利便性の向上を図るため、市民会館バス停に停車する予定です。5.北コースの変更に伴い、右回り時に竹の山中バス停停車後、名外大・名学芸大、グリーンハイツ、弁天池バス停へ停車するルートの変更を予定しています。
  2. 東南コース
    東南コースについては、1.市役所から市民会館へのアクセス利便性の向上を図るため、市民会館バス停へ停車する予定です。2.名商大バス停を新設する予定です。3.、4.米野木駅への接続によるルート変更に伴い、愛知牧場西、愛知池、本米野木バス停を新設し、米野木バス停へ停車する予定です。また、東南コースでは停車できなくなる油田バス停は東コースで停車する予定です。5.東コースと一体で、市役所⇔日進駅、名商大⇔米野木駅⇔日進駅といった一部区間で双方向運行の形態が確保できます。6.図書館バス停を新設する予定です。
  3. 南西コース
    南西コースについては、1.定時性を確保するため、国道153号との交差回数を3箇所から2箇所に削減するとともに、平針北バス停停車後の右折を変更する予定です。
    具体的には、現在の浅田交差点から生涯学習プラザを経て赤池駅に至るルートを、浅田交差点を右折(北進)し、浅田北、梅森地区を経て国道153号を横断した後、平針北のバス停に向かうルートに変更する予定です。この変更に伴い、浅田北から上松、梅森、梅森西、平針北、むつみ会館、モチロ、モチロ東バス停を移設する予定です。2.赤池地区において、赤池西、赤池南バス停に停車するとともに、赤池小学校、浅田区民会館バス停を新設する予定です。3.図書館バス停を新設する予定です。
    この中で、東南コースについては、日進団地東側道路を経由するルートへの変更希望のご意見が出ています。このルートについては、運行事業者が実車による検証を実施しておりますので、事業者からご意見をお伺いしたうえで、皆様にご協議いただきたいと思います。

議長

 ただいま残りの中・東南・南西コースについてご説明をいただきました。その中で、東南コースの一部ルートにおいて生活交通部会では協議がまとまらなかったということかと思います。
米野木駅からそのまま北上するのではなく、住宅街に入ってくるコースを運行事業者の方が実車で走行いただいたとのことですので、この辺の状況をまずご説明いただけますでしょうか。

運行事業者

 議題になっていますルートに関して、実際に東南コースを運行する車両で現地での試運転を行いました。実際に運行してみると、日進団地方面から北上し、県道名古屋豊田線の県道に出る交差点の直前部分から交差点までが非常に狭隘でございます。実際に定期的に路線バスの形態でバスを運行することに関しては、特に交差点で県道へ出るときに両方向からの一般車両の交通の状況とかを勘案しますと、定期路線運行は極めて難しいのではないかと考えられます。

議長

 今のお話では、この道路が狭隘であることと、県道の交通量が多い中で、無信号交差点で左折しなければいけないうえ十分な幅員がないため、遅れが発生する可能性が高いということだと思います。

委員

 左折する場合には、一時停止の停止線をもうちょっと下げるといった問題点もあると思う。あと、ここでの交通事故の件数を3,4年間拾ってみた結果、1件あり、その他は特に発生しておりません。1日に11便運行するということですので、午前中、午後がどういう交通状況にあるかをよく検討しないといけないと思います。

議長

 交通事故の実績等に関しては余り問題はないと思いますが、交通状況の把握などいろいろ検討すべき事項はあるということですね。
地元の方はよくご存じかと思います。この辺りの状況をご説明いただけますか。

委員

 左折の場合、朝の7時50分頃は若干渋滞が県道の方にあります。日進団地から出てくる道路については、米野木駅前の道路が開通してから非常に少なくなり、一時停止することによる後続車の渋滞等は考えられません。
実際、僕らも大きなバスを借用し走行させて見た結果、日進団地から県道に出る場合、左にうんと寄っていけば別ですけれども、道路をいっぱい使っていくことにつきましては、県道の反対車線にはみ出るようなことはございません。
ですから、地区住民としては、米野木駅から右へ回り県道を走り米野木の交差点に来る場合、ルート沿道にはほとんど住宅はありません、路線バスが走行しているのに対し、日進団地内はバスが走行していない上、住宅も密集していますので、利便性の向上から見てもくるりんばすを運行していただきたいと思い、提案をさせていただいている次第です。

委員

 県道への出入りについて不便だなということは、今までも感じたことはありません。お互いに気をつければ何の支障もなく通行できるかなと思っております。ですから、予定のコースでは既存の路線バスが走行しているということですし、まだそんなに家も立地していなため、くるりんばすも通す意味があるのかなと私は思います。それよりも団地内を通す方が利便性、利用性は高いと思います。

議長

 このルートに関してご意見等ございましたらお願いしたいと思います。

委員

 東南コースを開設する前に、検討委員会でこのルートを走行したことがありますが、そのときは、支障となる家屋等の立地や道路も入り組んでおり、その当時は見送った経緯がございますけれども、聞くところによると、その後日進団地等の道路が整備され支障となる家屋もなくなったため、地元から再度提案されたものだと思います。ただ、安全が大事ですから、そこのところさえクリアをすれば、これは積年の願いということもございまして、時間がありましたらもう少しご検討いただきたいと思います。

議長

 我々から見ると、地元の方々が通行している範囲では大丈夫だということのご意見だったと思いますが、一方で、事業者の方にとっては非常に危険だということもありました。多分最終的な判断は、やはりプロの方々の判断かなと思います。ただ、危険の度合いがどこまでの度合いなのかといったところも今後検証が必要だろうと思います。県道との交差点での形状や、そこでの交通状況等もさらに詳細に検討していかないといけないと思います。
基本的には利便性を高めたい、中に入れれば地元の方々にとっては非常に利便性が高まるので、そういう方向でいきたいのですが、やはり安全性を犠牲にはできないと思います。ですから、この場では安全性に関しましても写真だけでは判断できませんし、あるいはもっとほかに詰めるべきこともあるかと思いますので、この件に関しましても事務局に一任したいと思いますが、いかがでしょうか。
いずれにしても安全は最優先だと。これはよろしいですよね。場合によっては、安全のために見送りということになるかと思いますが、それはご理解いただければと思います。
幸い米野木は区画整理が進んでおりまして、あそこの交差点に出ずに途中で右に迂回できるような経路も行く行くはできるのかなと思います。そういうのができた暁には、ぜひ途中まで入れて、途中で迂回してというところも考えていきたいと思いますし、是非、市はそういった経路が早目にできるように、可能であれば要望を出していただければと思っております。
では、今の経路のところに関しましては事務局に一任ということにしていきたいと思います。
その他の3コースのご説明をいただきましたが、ご意見等がございましたらお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員

 ただいまの経路のこととは別でございますけれども、東南コースも、今回の改正におきまして、先ほどの北コース同様距離が伸びるコースになっていますから、こちらのコースにつきましても、若干60分では厳しいと思いますので、事務局側と十分協議したいと思います。

議長

 東南コースもやはり60分は厳しいということでした。先ほど合意いただきましたように、必ずしも60分にとらわれず柔軟に運用していくということですので、この辺も実際に合わせてご検討いただくことになるかと思います。
今の段階では一応ご承認いただいたことにさせていただきながら、最後の中央線ですが、こちらは全く新しい形態になりますが、こちらのご説明をお願いいたします。

事務局

 それでは、最後に中央線についてご説明します。

  1. 中央線
    中央線については、現在、廃止代替バス路線が走行しているコースと基本的に同じコースになります。また、1.北コースのルート変更に伴い、長久手古戦場駅から岩崎地区経由市役所間についての代替機能を一部確保しています。2.長久手町が運行するN-バスの山野田バス停において、中央線でもバス停を新設する予定です。3.他のくるりんばすとの乗り継ぎの利便性向上を図るために、市役所への乗り入れを予定します。4.鉄道駅相互及び市役所といった主要施設を連絡する基幹軸を構築するため、往復コースとして設定する予定です。このように現行のくるりんばすとは運行形態が異なる幹線運行の形態を考えていますので、現行のくるりんばすは100円ですけれども、少し異なる料金体系の設定を考えております。
    具体的な料金につきましては、この後、パブリックコメントもございまして、次回の会議におきましてお諮りをしたいと考えております。

議長

 今回、全く新しい中央線という、今までのくるりんばすとは概念、目的等々も大きく異なる線になります。
一とおりご説明いただきましたが、この中央線に関しまして、ご意見、ご質問等ございましたらいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。

委員

 こちらの中央線につきましては、昨年の地域公共交通会議で、廃止代替バスのご議論をいただいた際にもございましたが、愛知学院大学の学生さんの輸送をどのように対応するかという部分があったかと思います。主に愛知学院大学利用者により赤池駅での積み残しが発生しており、別途、愛知学院大学がバス車両を確保、運行しているとございます。現状で赤池駅から学院までの運賃が320円だったかと思いますが、くるりんばすの運賃を仮に100円、もしくは幹線運行の形態ということで異なる料金として仮に倍の200円としても、現状よりもかなり安い運賃になります。そうした場合、藤が丘から通学している学生が中央線に移行することも十分考えられます。特に藤が丘と愛知学院の間は片道240円でございますので、それより安い運賃ですと、実は名古屋駅から藤が丘と、名古屋駅から赤池駅は、地下鉄でどっちも290円ですから、最悪、現状の藤が丘の学生が大挙して赤池駅に来るという可能性もないわけではない。
今の藤が丘から朝の学生さんの輸送にどれぐらいバスを投入しているかと申しますと、私ども大型バスを11両から13両、毎日投入してございます。そういった学生さんが、仮にくるりんばすの方が安いということで殺到されますと、これはバスのお客さんを増やすという面では非常にいいことかもしれませんが、恐らく市の方もそこまで学生さんのためにバスを運行する、増便をするという考えはなかなか取りづらいと思いますし、あるいは愛知学院大学さんが自前でスクールバスをほかの大学みたいに運行する必要はないのかといったご議論がまた出てくるのではないかと思います。
このあたり、今後事務局といたしまして、愛知学院大学とどのようにご調整をされていくお考えなのかをお伺いしたいと思います。

議長

 貴重なご意見をいただきましたが、愛知学院の学生運搬をどうお考えか、事務局、お答えをお願いいたします。

事務局

 名鉄さんからお話があった件ですけれども、当初どのように廃止代替バスを見直していくかという中で、その問題についても検討せざるを得ない案件だと思っております。今後、愛知学院大学及び名鉄バスと一緒に、日進市の事情を話しながら、協議をさせていただきたいと思っております。

議長

 今後検討するという、今ははっきりしないところですが、時期的に非常に短い間の検討ということで仕方がないかなと思っております。
市民の足の確保という観点では、今回廃止代替にかわるルートということで、いい案ではあるかと思いますが、一方で、時間帯で集中する学生の利用がありますので、それは別途ご検討いただければと思います。
今回逆回りという話もございましたが、まだどの便が逆回りというのもはっきり決まっておりません。同じようにダイヤもはっきり決まっておりませんが、大まかなところが決まっているかと思いますので、その辺のご説明をお願いいたします。

事務局

 60分の所要時間変更に伴うダイヤの見直しについては、案として現行の始発便7時10分発を7時00分発に変更する予定です。また、最終便18時発を19時20分発に変更する予定です。中央線については、現在、平日と休日ダイヤを検討中ですが、始発便は長久手古戦場駅7時15分発を6時50分発に、最終便は長久手古戦場駅20時15分発を19時30分発に変更する予定です。赤池駅始発の場合には、始発便は8時00分発を7時30分発に、最終便は20時50分発を20時5分発に変更する予定です。この件については、今後、運行事業者である名鉄バスとの協議の中で若干の変更があろうかと思いますので、ご了承ください。

議長

 現状ではこういった案を考えているということでございますが、先ほど、一部のコースでは60分でも苦しい、厳しいということでしたので、今後の協議によっては、このダイヤも変更になるかと思います。このダイヤに関しまして、何かご質問、ご意見等ございますでしょうか。

委員

 当然地域の方々が利用しやすいダイヤが一番根底にあるところだと思っています。しかし、昨今、自動車運転士労働に関する改善基準という明確なものが出てまいりまして、その中で、使いやすいダイヤが乗務員の法律に抵触する部分が出てくるところもあるかと思っています。ここにみえる事業者側、名鉄バスさんということになりますと、当然その中には労働組合との労働協約等々もあろうかと思います。
当然それらのいろいろなものの法律、または協約等のコンプライアンス違反を組合の立場として見過ごすわけにはいかないと思っていますので、そこのところを事務局として念頭に置いてダイヤを組んでいただくことをお願いします。

議長

 そういった基準や法令に違反はあってはいけないと思いますので、この辺もしっかり検討していただければと思います。

事務局

 運行本数については、くるりんばすは現行と同様に1日11便の運行を予定しています。中央線については現行の12便から見直し案では10便に変更を予定しています。

委員

 本日の議論は、皆さん方地元の意見をどのようにうまく計画に反映をしていくのか、よりよいものにしていくにはどうしていくのか、その熱意はよく感じられました。私ども行政としては、許認可に関係するわけでございますけれども、地元の皆さん方の意向は最大限尊重していきたい。
ただ、先ほど委員からご指摘がありましたように、安全を抜きにしては語れません。これは労働時間の問題だけではございません。ここの席でお話をするのは不適切かもしれませんが、最近いろいろな新聞記事が出ております。この日進市さんの関係のものも、現実の問題として新聞紙上をにぎあわせているということもございますので、そこはバス事業者としても、また地域公共交通会議の事務局である日進市さんとしても、またこの会議に参加する我々としても、安全というものに対しては最大限の配慮をしていくんだという観点で、行政ないしバス事業者を監視というと変な言葉ですけれども、注視をしていくことが非常に重要かと思います。そういったところからの安全を追求していただくようによろしくお願いしたいと思います。

議長

 運行上の安全だけではなく、委員が言われた業務上の安全管理、さらに車両の完備といったところも含めて、ぜひ安全なくるりんばすを実現していただければと思っております。
本日、くるりんばす全7コースと中央線の見直し案をご提案いただきました。まだ一部変更がございますが、事務局に一任した部分を除きまして、このような形でパブリックコメントにかけたいと思います。
手続としましては、ある程度ここで、もう少し時刻表やバス停の詳細な位置等まで含めて、あるいはどの便を逆回りにするかも含めて、パブリックコメントをかけるということもあったと思いますが、何せ時間が限られており、かつ地元の方々のご意見を反映させるために、このような柔軟なというか、フィックスしていない段階でパブリックコメントをかけることになりますが、この案でご承認いただけますでしょうか。よろしいでしょうか。

参加者全員より「異議なし」の発言あり

議長

 ありがとうございます。
それでは、この形でご承認いただいて、パブリックコメントにかけさせていただきます。そして、一部事務局一任になったところがありますが、そこは私の方でしっかりと確認させていただきたいと思っております。
パブリックコメントに関しまして、事務局から何かございましたらお願いいたします。

事務局

 パブリックコメントにつきましては、11月14日(金曜日)から12月15日(月曜日)までを予定しております。

議長

 パブリックコメントを受け、かつ、利用実態データ等も見ながら、具体的にどの便を逆回りにするか、あるいは料金、残しておりますルートについて決めていくことになるかと思います。
皆様のご協力のおかげで、無事審議を終わることができました。これで進行をお返ししたいと思います。ありがとうございます。

7.事務連絡

事務局

 次回の開催予定につきましては、ご案内のとおりパブリックコメント実施後の12月24日(水曜日)に第5回生活交通部会の開催を予定しております。その協議後の年明け1月9日(金曜日)に第3回地域公共交通会議の開催を予定しておりますので、よろしくお願いします。

事務局

 皆さん、本当にお忙しいところありがとうございました。これにて本日会議を終了させていただきます。
 会議終了

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