第2回生活交通部会
平成20年度第2回日進市地域公共交通会議生活交通部会議事録
1.開催及び閉会に関する事項
平成20年7月11日(金曜日)13時40分から16時30分まで
2.開催場所
図書館3階展示会議室
3.出席委員及び欠席委員の氏名
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(1)出席委員
浅妻 正美 委員(市民モニター)
安藤 義昭 委員(老人クラブ連合会)
水野 利子 委員(障害者団体連絡会)
竹下 啓 委員(NPO法人 にっしん市民環境ネット)
都築 基雄 委員(前市内巡回バス検討委員)
仲 龍典 委員(前市内巡回バス検討委員)
堀ノ内 秀紀 委員(日進市建設経済部長)
(2)欠席委員
石川 和美 委員(市民モニター)
小嶋 求 委員(区長会)
武田 治敏 委員(子ども会連絡協議会)
余語 節子 委員(地域女性団体連絡協議会)
田口 和美 委員(商工会)
松本 幸正 委員(名城大学教授)
加藤 利秋 委員(日進市総務部長)
4.説明等のため出席した者
福岡防災安全課長、黒原主幹、渡辺課長補佐、寺田主査
5.議事の要旨
(1)会議の公開(福岡課長)
開会に先立ちまして、現在、本日の出席者は委員14名中7名、欠席者7名であり、日進市地域公共交通会議設置要綱第6条に規定する、会議の開催に必要な2分の1以上の出席をいただいていることを報告します。傍聴希望者はおりません。
(2)会議の進行について(福岡課長)
開会に先立ちまして、本日の部会の進め方についてご説明します。
この説明後、部会長にあいさつをいただき、議題(1)「見直し目的」について確認いたします。
次に議題(2)につきまして、本日の会議資料の説明後、皆さんで1時間ほどご協議していただくことを予定しております。
最後に廃止代替路線の考え方についてご意見をいただき、16時頃終了としますので、ご協力いただきますようお願いします。
では、平成20年度第2回日進市地域公共交通会議生活交通部会を開会します。
それでは、仲部会長あいさつをお願いいたします。
(3)議事進行について
それでは、議事に入りたいと存じます。
議事進行する議長は設置要綱の第6条で部会長が執り行うこととしておりますので、仲部会長よろしくお願いいたします。
(4)議事録署名人について
部会長
本会議の議事録署名人は、安藤さんと竹下さんにお願いします。
異議なしとの発言により、本会議の議事録署名人が決定した。
6.議題
(1)くるりんばすの見直し目的について
前回の確認も含め意見をいただいた。
資料「平成20年第2回日進市地域公共交通会議(生活交通部会)」で現状の説明
事務局
それでは、議題の(1)の説明をいたします。
見直しの目的につきましては、第1回の部会においてお示しておりますが再度、確認のためにご説明申し上げます。
くるりんばすの見直しにおいては、
- 現状の基本的な考え方は変更しない。
- 他のルートで対応可能なものを除き、既存のバス停は極力廃止しない。
- 運行経費は現予算(1億円)を基本とすること
といたしました。
見直しにあたっては、大きく4項目の検討項目があり、
- ルートについては、
- 公共交通空白地域の改善
- 新設公共施設等の対応
- 福祉会館等公共施設の対応
- 逆ルートへの対応
- バス停については、
- 新設ルートに伴う新設や変更の対応
- 利用者負担については、
- 高齢者の定期券や一般の回数券についての検討
- 利用者増や快適な運行を検討
以上のように項目別に検討するものです。
廃止代替につきましては、
- 市内を南北に横断する公共交通網を確保する。
- 運行経費負担は現予算2,000万円を基本とする。
という基本的な考えの中で、
- その位置づけをどうするか
- 運行形態
- 運行形態を仮に変更した場合の利用者の負担をどうするか
- 大学が運行するバスとの連携
利用者増、快適運行の検討を検討項目に掲げました。
以上で説明を終ります。
部会長
それでは、ご意見はございますか。無いようですので、ご承認いただけたものとして、議事を進めてまいります。
続きまして、『見直しにかかる検討項目』について、事務局から説明してください。
事務局
資料1で、「見直しの課題」とそれを検討する時の基本的な考え方について、「対応方針」の中でお示ししております。
前回の部会で、「検討項目」であります新設公共施設やバス停設置要望の平面図を資料でお付けしましたので、委員の皆様も、案をお持ちのことと思いますので、活発なご意見をいただけたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
お手元の資料ですが、先回配布しました新設施設及び要望地の位置図に『バス停』及び経路を落とし、破線で経路の案をお示ししております。既存のバス停には『降車数』を示しておりますので、たたき台として参考にしてください。
資料2は、くるりんばすの利用実態の整理といたしまして、19年度の『降車数』を各コース毎に示したものです。
拠点になるであろう『バス停』は、円が大きい箇所になろうかと思われます。
路線バス停も示しております。
12及び13ページは『逆回り』について17年にまとめた検討書の抜粋をお付けしました。
なお、前回ご案内した調査については、株式会社国際開発コンサルタンツから説明します。
国際開発コンサルタンツより「くるりんばす」利用者アンケート調査(中間報告)の説明
運転手アンケートの予定報告
- 7月8日火曜日から運転手全員にアンケートを実施
- 7月17日木曜日運転手ヒアリング
部会長
ただいまの説明につきまして、ご質問はございますか。
委員
双方向運行については、「今のままでよい」が半数近くあるので、逆まわりしなくてもよいのではないか。
委員
前回の報告書にもありましたが、「たまには早く帰りたいから」とかの意見があり、自分に都合のよいバスでありたい願いがアンケートに反映しているようです。
委員
通勤者にとって、18時で終了は利用しにくいが、「延長したら利用する」という確認はこのアンケートからわかりますか。
事務局
問3-4でお聞きしておりますが、詳細についての分析はまだです。
委員
逆ルートの障害になるような、例えば分離帯を取るようなことは考えていますか。
事務局
今回につきましては、そこまで考えておりません。
委員
スーパー付近のバス停もあることから、協賛金を募ることも考えてはどうか。
休憩5分
部会長
ご質問も無いようですので、(2)「見直しにかかる項目の検討」につきまして、討議をしていただきます。
事務局
ファシリテーターをコンサルの株式会社国際開発コンサルタントにお願いしますのでよろしくお願いします。
グループ討議
- 小学生の利用はあるか。
- 西部福祉会館乗り入れは不可能か。
- 区民会館前に置ければよいか。
- 梅森台五丁目から梅森台西へはダイヤ設定が厳しい。
- 路上駐車があるので、他の送迎バス(例えば幼稚園バス)に確認する
- スーパー右折可能か。7と一体で考える。
- 岩崎橋西を北部福祉会館へ移動してはどうか。
北部福祉会館への乗り入れは可能 - 既存バス停の移設になる。
祭事に通行困難予想 - 中央福祉センターと図書館バス停をまとめたらどうか。
全便通過しなくてもよいのでは。 - 付近住宅地がない。
「栄」バス停が近い - 区画整理未完了につき、次回の検討か。
その他委員からの意見
委員
北部福祉会館を利用する本郷地区のため、北コースに本郷バス停を組み込んだらどうか。(現行は中コースを北コースに変更)
委員
東南コースを油田右折から南山エピックへ日進ニュータウン経由としてはどうか。
委員
中コースは日進駅から市役所の間に市民会館を入れてほしい要望がある。各コースでダブっているバス停を整理してはどうか。
事務局
時間の制限もありますので、委員の皆さんのご意見を、7月22日火曜日まで承りますので、お寄せくださいますようお願いします。
(2)廃止申し出路線について
部会長
廃止代替について、事務局から説明します。
事務局
先回も説明しましたが、利用実態の把握や存否の判断材料となる資料がない中での議論ができない状況ではありますが、委員の皆様のご意見をお聞かせください。
廃止代替路線については、
- 現路線をいかす(市が赤字負担する)
- 廃止して、くるりんばす北コースで振り替える
- 利用者がほとんど学生であるため、学校と相談する
以上のように選択肢があろうかと思いますが、皆さんでご協議いただけますか。
以下、各委員等からの意見の概要
委員
現存バス(くるりんばす)を双方向にしてはどうか。
事務局
逆回りにした場合、通過できないバス停もでてきますので、往路復路で一部ルート変更が出てきます。
それでは、この件につきましては、くるりんばすで振り替えた場合等につきまして、次回にご提案させていただきますのでよろしくお願いします。
部会長
他にご意見はございますか。ないようでしたら、議題についてはこれで終了します。事務局から連絡事項はありますか。
事務局
特にありません。
部会長
では、次回の部会につきましては、8月22日を予定しますのでよろしくお願いします。
会議終了
資料をご覧になりたい方は、防災安全課(市役所3階)にて閲覧できます。
この記事に関するお問い合わせ先
防災交通課移動政策室
電話番号:0561-73-3249 ファクス番号:0561-74-0258
更新日:2019年03月01日