自主防災組織の活動について

ID番号 N5205

更新日:2019年03月01日

平成28年度地域防災リーダー研修会を開催しました

平成29年1月22日(日曜日)9時半から、日進市民会館小ホールにおいて日進市地域防災リーダー研修会を開催いたしました。

前半は、地域防災関係者ら83名に参加いただき、認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード 常務理事 浦野 愛 様に、『熊本地震に見る避難所開設及び運営状況と課題 地域主体の避難所運営について~できることからはじめよう!~』をテーマにご講演をいただきました。

現在も熊本地震への復興支援に取り組まれている浦野様ならではの災害現場から見た、避難所の開設、運営状況と課題についての貴重なお話を頂くことができました。

日進市民会館小ホールにて、認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード 常務理事 浦野 愛 様の講演を熱心に聞く地域防災関係者達の写真

後半は、グループワークを行い、概ね1~2つの小学校区で編成された7~8名のグループで、浦野様の災害の現場で実際に起こった事柄からの質問に対して「YES」か「NO」かの意見を出し合い、グループ討論からグループとしての意見をまとめ、グループ発表を行いました。

実際に起きたことを想定し、グループ内で真剣に話合う方々の姿がとても印象的でした。

日進市民会館小ホールにて、グループワークの説明をする浦野 愛 様の写真

幸いにして日進市では大きな災害が起こっていませんが、熊本地震において実際に活動された現場の様子をお聞きすることができ、南海トラフ地震などの大災害にどのように備えたら良いのかを考える良いきっかけになったと思います。

災害時には、行政も「公助」による復旧・復興を進めていきますが、地域の力「共助」も大変に重要な力となります。

避難所の運営が円滑に行われることが、早期の復旧・復興の実現につながります。家庭・地域・行政のそれぞれが、できるところから一歩づつでも構わないので、今日からでも対策を進めていくことが重要であると再認識できた研修会になりました。

平成27年度地域防災リーダー研修会を開催しました

平成28年1月23日土曜日、市民会館小ホールにおいて日進市地域防災リーダー研修会を 開催いたしました。

午前中は、地域防災関係者や一般住民の方144名に参加いただき、名古屋学 芸大学管理栄養学部の田村明教授に、『忘れない!東日本大震災~「あの日から 今」を伝えたい~』をテーマにご講演をいただきました。

『忘れない!東日本大震災~「あの日から今」を伝えたい~』をテーマに、モニターに映された画像を使って講演している様子の写真

また、同大学の学生さんによる、復興支援インターン活動報告や、活動内容をまとめたパネル展示などが行われました。

復興支援インターン活動報告や、活動内容をまとめたパネルが並ぶ会場の写真
舞台上で小山田地区自主防災会が行った活動についての貴重な体験談をする語り部 影山洋二氏さんと耳を傾ける来場者の皆さんの写真

午後からは、総務省消防庁の「災害伝承10年プロジェクト講演会」として、福島県 郡山市より語り部の影山洋二氏にお越しいただき、東日本大震災時に自身が所属する小山田地区自主防災会が行った活動について貴重なお話をいただきました。

東日本大震災において実際に活動された現場の様子を聞く来場者の方々の写真

幸いにして日進市では大きな災害が起こっていませんが、東日本大震災において 実際に活動された現場の様子をお聞きすることができ、南海トラフ巨大地震などの大災害にどのように備えたら良いのかを考える良いきっかけになったと思います。

  また、当日は、愛知県所有の地震体験車「なまず号」を会場に設置し、参加者の 皆様に地震体験をしていただきました。

地震体験車「なまず号」で地震体験をする参加者の写真

防災を担う地域リーダーは、安全安心なまちづくりにおいて大変重要です。 市は今後とも地域防災人材 の育成支援に努めていきます。

平成26年度防災セミナーと地域防災リーダー研修会を実施しました

平成27年1月25日日曜日、地域防災まちづくりを考えるきっかけとして、防災セミナー「男女双方の視点で防災を考える」を愛知県と一般財団法人消防科学総合センターの共催で開催いたしました。

午前中は、地域防災関係者や一般住民の方270名に参加いただき、静岡大学の池田恵子教授に、『男女双方の視点で、災害に強い地域づくりを』をテーマにご講演いただきました。

モニターに映されたグラフを使って行われた防災セミナーの様子の写真

地域防災対策にあたっては、「備え」の段階からさまざまな視点を持って進めて行く必要があり、 特に巨大災害発生時には、男女の考え方やニーズの違いなどから避難支援や避難所運営、生活環境等において配慮が必要な場面があります。性別や立場の違いを理解し、対策に反映することが全体としての被害の軽減につながり、方針決定や意思決定の場面を含めて男女協働参画の視点を取り入れた防災・復興への取組みが重要であることが話され、多様な視点から地域防災まちづくりに取り組む必要性について考えていただくよい機会となりました。 

午後からは、レスキューストックヤードの浦野愛先生をお招きし、自主防災組織に分かれてグループワークを行ないました。

日頃の自主活動の状況に加えて、付与された災害時想定場面から、組織としての対応方針を話し合う「クロスロードゲーム」により、意思決定に至る経緯についてそれぞれが発表を行うなど、活発な意見交換や議論が展開されました。

活発な意見交換や議論が展開されているグループワークの様子の写真

防災を担う地域リーダー、特に女性リーダー の存在は、安全安心なまちづくりにおいて大変重要です。

市は今後とも多様な視点を持って防災について取り組むことができる地域防災リーダーの育成支援に努めていきたいと考えております。

会場に掲示されたこども防災マップの写真

なお、会場には、市制20周年記念事業「こども防災マップ」の展示が行われました。

通学路を中心として、気をつけるべき箇所や安全が確保できる場所などを大人とは違った目線で確認し、大型マップ上に表現するなど、こどもたちの力作を地域の大人たちが食い入るようにご覧いただく姿もみられました。

市はこのような貴重な情報を整理して、来年度「学区別防災マップ」として印刷し配布する予定としております。

「にっしん子ども防災マップ探検隊」の活動をサポート

子どもたちと地図を囲む自主防災組織の方たちの写真

市内小学校の児童が地域の自主防災組織などの人たちとともに自分の学区の防災マップを作る、「にっしん子ども防災マップ探検隊」が活動しています。

通学路を中心に実際にまちを歩いて得た子どもたちの目線や気づきをもとに、子ども自身の手で防災マップを作ることを目指し、日進市市制20周年記念事業のひとつとして行われています。夏休みを利用して市内9小学校の全ての学区で、地域の自主防災組織のメンバーや防災推進委員らを中心とした各地域の人たちと一緒に防災マップ作りに取り組みます。

「いざというとき自分の身は自分で守る」「安全に移動するために自分たちのまちを知る」ことを目標に、自主防災組織など地域の人たちのアドバイスとサポートのもと、注意すべき箇所や安全地帯、消火栓、防火水槽の位置などを確認、地図に書き込んで、みんなで話しあいながらマップ上での表現方法などについて工夫を凝らし完成を目指しています。

完成した防災マップは、12月に発表会が行われます。子どもたちの自由な発想とアイデアとチームワークによって、どんなマップが出来上がるのでしょうか?

 防災情報ブログにも掲載しています

平成26年度第1回自主防災組織連絡協議会を開催しました

平成26年度第1回自主防災組織連絡協議会の様子の写真

この協議会は、地域防災力の向上を目的として、日進市内の自主防災組織相互の情報交換及び連携を進め、円滑な活動が図られるよう設置されたものです。

会議では、今年度市が行う防災関係行事や、災害時指定避難所の見直しなどについて説明を行いました。  

また、日進市では、市制20周年記念事業として「こども防災マップ作り」を計画しています。たとえば、児童の登下校中に大地震が発生した場合、子どもたちだけで行動している際にどのようにして地震の危険から身を守ったら良いのかなど、大地震が発生した場合に必要な情報、知識を学んでもらおうと、市内の全小学校9校で行います。

作成されたマップの発表は12月頃、市民会館で行われる予定です。 

子どもたちの視点で作る「ぼうさいマップ」は、どんな風に仕上がるのでしょうか。仕上がりが楽しみです。

地域防災リーダー研修会を実施しました

平成25年9月29日(日曜日)、日進市中央福祉センターにて「平成25年度日進市地域防災リーダー研修」を実施いたしました。

この研修は、災害発生時等において地域のリーダー的存在となっていただく地域自主防災組織の幹部の皆様を対象として、地域における日頃の防災意識啓発に役立てていただくととともに、災害時における役割や心構え等について再度認識を深めていただくことを目的として愛知県防災局危機管理課及びあいち防災リーダー会のご協力をいただき、日進市と日進防災推進連絡会の主催で開催いたしました。

平成25年度日進市地域防災リーダー研修の様子の写真

第1部は、名古屋大学大学院環境学研究科地震火山研究センター准教授 田所敬一先生をお迎えし、「地震の基礎知識と地域・家庭で備える防災対策」をテーマにご講演をいただきました。

南海トラフを震源域とする地震発生のメカニズムをはじめとして、日進市に程近い境川断層の地形について、また地域防災のポイントなどにも触れていただきました。

「避難所運営ゲームHUG」及び地域防災力を高めるためのグループワークで活発な議論が行われている様子の写真

第2部は、あいち防災リーダー会の指導により、「避難所運営ゲームHUG」及び地域防災力を高めるためのグループワークを実施し、避難所運営のシュミレーションでは、災害時起こりえるさまざまな事象について考え、どのように対処すべきか意見を出し合うとともに、組織が活動をおこなううえでの課題や今後の決意などについて活発な議論が行なわれました。

日進市では、地域防災計画において「地域防災の中心として情報の収集や伝達・発信を行える、災害に対する知識や防災活動の技術を習得した地域の実践的リーダーの養成に努める」としています。今後とも、地域防災力をより一層高めていくため防災リーダーの育成及び支援に努めて参ります。

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