スマートインターチェンジ整備事業

ID番号 N3204

更新日:2023年08月24日

日進市では「日進市人口ビジョン・総合戦略」に基づき、東名高速道路の東郷パーキングエリア(東郷PA)にスマートインターチェンジの整備を目指しています。

1.スマートインターチェンジとは

スマートインターチェンジ(スマートIC)は、高速道路の本線やサービスエリア、パーキングエリア、バスストップから乗り降りができるように設置されるインターチェンジであり、通行可能な車両(料金の支払い方法)を、ETCを搭載した車両に限定しているインターチェンジです。利用車両が限定されているため、簡易な料金所の設置で済み、料金徴収員が不要なため、従来のインターチェンジに比べて低コストで導入できるなどのメリットがあります。

2.スマートインターチェンジに関する国土交通省の取り組み

日本の高速道路の平均インターチェンジ間隔は、欧米諸国に比べ約2倍と長く、市町村の中にはインターチェンジが設置されておらず、通過するのみとなっている地域も多数あります。このような状況から、高速道路における「インターチェンジの最適配置」と「アクセス強化」に向け、国土交通省の施策として、スマートインターチェンジの整備が行われています。

3.スマートインターチェンジに関する上位計画の位置づけ

スマートインターチェンジの整備は、平成28年3月に策定した「日進市人口ビジョン・総合戦略」、平成28年3月の「マニフェスト工程表」に記載されています。また、令和3年3月に策定した「第6次日進市総合計画」に記載されています。当計画に基づき、スマートインターチェンジの整備を進めています。

【以前に掲載された計画等】

4.スマートインターチェンジの基本計画について

「日進市の東郷パーキングエリアにおけるスマートインターチェンジ 基本計画」を令和元年5月に策定しました。

基本計画(案)の策定にあたっては、平成31年4月10日から5月9日までの期間にパブリックコメントを、4月26日に地権者および周辺住民を対象とした説明会を、4月27日に市民全体を対象とした説明会を実施しました。

5.スマートインターチェンジ地区協議会について

日進市では東名高速道路の東郷パーキングエリアにスマートインターチェンジを設置するため、令和元年8月19日に、日進市のスマートインターチェンジ地区協議会を設立しました。

6.(仮称)東郷スマートインターチェンジの新規事業化決定及び連結許可について

(仮称)東郷スマートインターチェンジは、令和元年9月27日に事業化が決定され、国土交通大臣より東名高速道路と日進市道の連結が許可されました。

令和元年10月16日に国土交通省名古屋国道事務所において連結許可書伝達式が開催され、名古屋国道事務所長より、近藤市長へ連結許可書が伝達されました。

名古屋国道事務所の五十川所長と連結許可書を受け取った近藤市長

7.スマートインターチェンジに関する期待の声

平成28年3月に「日進市人口ビジョン・総合戦略」を策定して以降、多くのスマートインターチェンジ整備に関する要望が寄せられています。

スマートインターチェンジの要望書(平成30年12月時点。以下の20企業等。敬称略)

(1)尾張陸運有限会社、(2)花王ロジスティクス株式会社 、(3)わらべや日洋株式会社、(4)物産ロジスティクスソリューションズ株式会社 、(5)荒川工業株式会社、(6)株式会社愛知ヤクルト工場、(7)株式会社マキタ、(8)株式会社アーク、(9)株式会社SOKEN (旧 株式会社日本自動車部品総合研究所) 、(10)株式会社デンソー 先端技術研究所(旧 基礎研究所)、(11)三好カントリー倶楽部、(12)愛知牧場、(13)愛知県ボート協会、(14)にっしん観光まちづくり協会、(15)中部電力株式会社 、(16)(一社)愛知県トラック協会、(17)みよし市、(18)東郷町、(19)日進市商工会 、(20)名古屋商科大学

8.「スマートインターチェンジ整備事業の計画の一部見直し案」について

日進市では現行の計画におけるいくつかの課題(懸念事項)について、事業計画への反映をめざし、地元の各地権者等と時間をかけて丁寧に調整を重ねてまいりました。

こうした調整過程を踏まえ作成した「一部計画見直し案」について、地域にお住まいの皆様へお示ししたところ、様々なご意見をいただきました。

今般、これらのご意見に対する市の回答を付した資料を取りまとめましたので、お知らせいたします。

なお、地域にお住まいの皆様とは、米野木区(小原地区を含む)、三本木区(南山エピック自治会含む)にお住まいの約2,100戸を対象にしております。

9.「スマートインターチェンジ整備事業の計画の一部見直しに関する提言書」の提出について

令和4年9月16日に、スマートIC地域まちづくり調整会議より「スマートインターチェンジ整備事業の計画の一部見直しに関する提言書」が日進市長あてに提出されました。

(仮称)東郷スマートインターチェンジ整備事業の計画の一部見直しに関する提言書

「スマートインターチェンジ整備事業の計画の一部見直しに関する提言書」は、(仮称)東郷スマートインターチェンジ整備事業について、現行の計画ではいくつかの課題が懸念されるため、日進市と地元の各地権者等が時間をかけて個別に調整を重ねてきたものです。
スマートIC地域まちづくり調整会議ではその調整結果を受け、日進市に地元の各地権者等の意向を受けた修正内容を重く受け止め、スマートインターチェンジ整備事業の計画に確実に反映してもらうよう、市長あてに提言書を提出されたものです。
 

〇「提言書」を受けて、市長のコメント

本市は、これまでスマートインターチェンジ整備事業について地元の各地権者等の皆様と時間をかけて個別に調整を重ねて参りました。
今回ご提出いただいた提言書の内容、皆様のご意向を重く厳粛に受け止め、早急にかつ確実にスマートインターチェンジ整備事業の計画に反映して参りたい。
 

10.「日進市のスマートインターチェンジの早期整備に関する要望書」の提出について

令和4年9月28日に、日進市議会議員有志13名より「日進市のスマートインターチェンジの早期整備に関する要望書」が日進市長あてに提出されました。

「日進市のスマートインターチェンジの早期整備に関する要望書」の提出について


「日進市のスマートインターチェンジの早期整備に関する要望書」は、令和4年9月16日にスマートIC地域まちづくり調整会議より日進市長あてに提出された「提言書」の内容を真摯に受け止め、早急に計画の一部見直しを図るとともに、事業の早期実現に向けて尽力するよう、市長あてに要望されたものです。

〇「要望書」を受けて、市長のコメント

本市としては、先日ご提出いただいた提言書の内容、地元のご意向を重く受け止め、早急にかつ確実にスマートインターチェンジ整備事業の計画に反映して参りたいと考えている。スマートインターチェンジ整備事業は本市の特に東部地区における利便性の向上のみならず発展の起爆剤となる事業であり、早期実現に向けて注力して参ります。

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基幹施設整備課スマートインターチェンジ整備係
電話番号:0561-75-2706 ファクス番号:0561-73-1871

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